要約 「ファイバースノウ」を用いた麦茶用大麦生産のためには、止葉展開期追肥の増施、穂揃期追肥あるいは緩効性肥料の利用により子実タンパク含有率を向上できる。作業性、経済性を考慮し、止葉展開期に速効性肥...
要約 糯品種の有色素米玄米を190℃で5分間通風加熱することでポップコーン状に加工することができる。この加工法は、有色素米玄米の含水率に影響されないが、糠層を傷つけ胚乳部が露出するとポップコーン状に加工...
要約 原料米100gで従来の原料米500g規模の試験醸造法で得られる清酒に近い品質にするには、発酵開始温度10℃、昇温1日1℃、目標温度15℃とし、発酵終了時のもろみの減少量を33.5gにすればよい。 キーワード 清酒...
要約 地域在来のツケナである「中島菜」の在来系統から選抜した「晩抽・中島」および「晩抽・西谷内」2系統は、標準JA系統に比べて、2週間程度抽台が遅いために収穫期間が拡大でき、また食味やACE活性阻害に標...
要約 リンゴ中生品種「秋星」の収穫開始日は、満開後121日から150日の平均気温から予測することができる。さらに、得られた予測日の数日前から市販の希ヨードチンキによる染色を行い、専用デンプン指数チャートに...
要約 RAPD-STS化マーカーによりリンゴ新品種「秋星」を中心とした主要19品種を識別できる。 キーワード リンゴ、品種識別、DNAマーカー、RAPD、STS 背景・ねらい 独自品種の開発は地域農業の振興を図る上で極めて...
要約 制限酵素とRAPD(Random Amplified Polymorphic DNA)法を用いるメチル化解析法により個々の胚のメチル化と移植成績を調べてみると、出産まで至った生存性の高い胚のメチル化は変動係数が低く一定のメチル化の...
体細胞クローン受胎牛の末梢血中エストロンサルフェートの濃度推移と妊娠期間
要約 体細胞クローン受胎牛の末梢血中エストロンサルフェート濃度は人工授精受胎牛に比べ低く推移し、妊娠中期以降、濃度上昇が遅れる傾向が認められる。体細胞クローン受胎牛は、胎子の成熟を図ることで分娩後の...
背景・ねらい
通常の培養法で生産されたワムシ類は、海産仔魚の成育に必須であるn-3系高度不飽和脂肪酸(n-3HUFA)が不足しているため、これらの脂肪酸を取り込ませる目的で大量培養後に栄養強化が行われて...
要約 食品残さ堆肥の窒素無機化量(30℃4週間畑培養)は、有機態窒素・無機態窒素・リン酸緩衝液抽出物の吸光度の三者で精度高く推定でき、培養法に比べ測定期間が短縮される。 キーワード 食品残さ堆肥、窒素無...
要約 ダイコンの内部褐変症の発生の品種間差と木部柔細胞の大きさとの間には密接な関係があり、障害が発生しにくい品種は障害が発生しやすい品種に比べて柔細胞の平均最大径が小さく細胞の数が多い。 キーワード ...
漁港施設を利用した中間育成技術の開発 (給餌による港内滞留促進)
背景・ねらい クロダイの中間育成を漁港施設の持つ静穏性、閉鎖性を利用し、漁港内に滞留させることによって栽培漁業を効率的に行う技術を開発する。これにより施設経費の節減と自然海への馴致等を期待する。
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シオミズツボワムシの増殖及び摂餌に及ぼす溶存酸素濃度の急激な低下の影響
背景・ねらい 溶存酸素濃度は,種苗生産に用いられる海産ワムシ類に関しては低酸素にきわめて強いことが経験的に知られており,従来法大量培養技術としては具体的な数値を明示して論じられることはない。L型ワム...
キーワード 食品残さ堆肥、腐熟度指標、抽出性炭素、揮発性有機酸 背景・ねらい 食品残さリサイクルの推進には堆肥化による農地還元が有効な手法であるため、堆肥化の際に尿素等窒素源を添加する場合があるが、そ...
要約 珪酸資材を床土に混和して育苗し、その後本田で栽培したイネにおけるいもち病抵抗性の細胞反応を非切断葉鞘裏面接種法により観察すると、珪酸無施用イネに比べて、菌糸の未侵入、あるいは細胞壊死の感染型が...
要約 キャベツ(夏まき秋冬どり)栽培では、牛ふん堆肥を2t/10a施用し、肥効調節型肥料を慣行施肥の50%量を条施肥することにより、収量を安定的に維持しつつ、暗渠から排出されるT-N量は慣行施肥量に比べ30~60%...
要約 ダイコン「夏つかさ」を粒径2mm以上で種子選別、選別した種子1粒の両サイド2cmの位置に被覆尿素肥料を各2粒封入するテープシーダーを作成し、このテープシーダーをソリ付き播種機を用いて深度2cmに播種する1...
キーワード 小輪系アスター、電照、半促成栽培 背景・ねらい アスターの半促成栽培では、最低15℃に加温することにより6月に出荷できるとされている。しかし、北陸のような冬季の日射量が少ない地域では、加温にか...
要約 肉豚用飼料原料にアマニ油及び大豆レシチンを添加することで、α-リノレン酸はロース、カタ、モモで有意に増加し、対照区と比較して5倍以上含む。 キーワード アマニ油、大豆レシチン、α-リノレン酸、n-6/...
背景・ねらい 急潮予測手法を確立し、定置網漁業経営の健全化を図る。
成果の内容・特徴