要約 給食残さ、魚あら等を主原料とする生ごみ堆肥に希硫酸を加えて抽出される炭素量(希硫酸抽出性炭素量)は、腐熟の進行と共に減少する。また、従来のC/N比やECによる評価よりもコマツナの発芽率との間で相...
要約 エタノール溶液中でオキアミ由来アスタキサンチン赤色天然色素、アミノ酸、澱粉とサイクロデキストリン合成酵素を反応させた後に有機酸を添加して色素沈殿を形成することで、赤色天然色素CDラップが製造で...
要約 越冬夏どりネギ栽培において、晩抽性品種「春扇」を9月下旬に播種し、11月上旬の定植時に被覆尿素肥料を全量基肥条施用する栽培法は、本県の平均的な降雪においては越冬可能で、翌春の抽だいの発生も少なく...
要約 小輪系アスターを1月中旬に播種し、加温電照栽培すると5月中旬から6月に開花する。ステラシリーズでは草丈40cm、ネネシリーズおよびセレネシリーズでは草丈30cmを目安に消灯すると70cm程度の切り花長が確保...
ニホンナシ養液土耕栽培における高糖度果実生産のための養水分管理法
要約 根域制限と養液土耕(点滴灌水施肥)を組み合わせたニホンナシ「幸水」の栽培において、果実肥大期後半(7月上旬~収穫完了)の養分供給を停止して灌水のみとすることにより、気象変動に関わらず13度程度の...
要約 デタージェント分析による堆肥中有機物の分解率は、豚糞・牛糞はNDF-ADFの分解率がもっとも高い。モミガラ分解率は家畜糞よりもかなり低い。リグニン分析の前処理には酸性デタージェント処理より中性...
要約 豚糞モミガラ堆肥は消石灰添加率が高くなるほど、カリウム、リン、マグネシウム、ナトリウムの水への溶出率が低下する。 キーワード 豚糞モミガラ堆肥、消石灰、水溶性ミネラル、溶出率
背景・ねらい 作...
堆肥中硝酸態窒素が乾物中0.3%以上になると有機物分解を抑制する
要約 堆肥の腐熟過程で硝酸態窒素が乾物中0.3%以上になると有機物分解を抑制し、腐熟が進行しにくくなる。 キーワード
背景・ねらい 石川県内の家畜糞堆肥の品質を調べると、アンモニア態窒素の多いもの、...
要約 肉豚用飼料にアマニ油+ビタミンEに併せて大豆レシチン0.5%添加することで、α-リノレン酸含量は5倍程度含み、肉質検査のせん断力価は小さくなり、肉質改善の可能性が示唆された。 キーワード アマニ油...
背景・ねらい ねらい・目的:
近年の日本海系群のマダラ資源状態は低位減少状態にあり,特に北陸地方では需要が高く高価なため,マダラ種苗の量産技術を開発し,栽培漁業の基礎技術をつくる。
成果の特徴:...
Alternaria sp.によるスイゼンジナ(キンジソウ)黒斑病(新称)
要約 スイゼンジナ(キンジソウ)の葉の黒褐色円形壊死症状は糸状菌の一種Alternaria sp.によって発生する。病名としてスイゼンジナ黒斑病を提案する。 キーワード スイゼンジナ、キンジソウ、黒斑病、Alternaria...
要約 イネ種子を浸種・催芽する際に、イネ苗立枯細菌病菌に対して親和性を持つファージを大量に投与することにより、本病の発病を著しく抑制することができる。 キーワード イネ、イネ苗立枯細菌病菌、ファージ、...
要約 臭化メチル代替剤の一つであるクロルピクリンテープ剤は、処理後にガス低透過性フィルムを用いてマルチ被覆することにより、ネコブセンチュウに対して薬量を3割削減しても慣行の農ポリマルチ被覆処理より高...
金時草(きんじそう)に含まれる抗酸化性色素を効率的に抽出するための原料調製法
要約 金時草の葉を約100℃で3~5分間蒸気加熱処理した後、90℃で5~6時間熱風通風乾燥することで得られる乾燥金時草は、長期保存が可能な色素抽出用原料として利用できる。 キーワード 金時草、蒸気加熱、乾燥、色...
要約 エタノール水溶液中でショウガ、糊化澱粉とサイクロデキストリン合成酵素を反応することで、脂溶性成分抽出、サイクロデキストリン生成、脂溶性成分の包接を同時に行え、水溶性粉末が簡易に製造できる。 キ...
要約 エタノール水溶液中でハーブ、糊化澱粉とサイクロデキストリン合成酵素を反応することで、脂溶性ラジカル消去成分抽出、サイクロデキストリン生成、脂溶性ラジカル消去成分の水溶化を同時に行え、ハーブ由来...
要約 根量が少ない台木品種は、地上部と地下部の割合(T/R比)が高い時に生理障害「ガリ症」の発生が高く、株当たりの着果数を制限することで地上部と地下部の割合を改善できる。 キーワード スイカ、台木、品...
夏播きダイコンの1粒播種栽培における斉一性確保のための栽植密度
要約 夏播きダイコンの1粒播種栽培において、ダイコンの生育が揃う栽植密度は品種によって異なる。葉部がコンパクトで根部の肥大が良好な品種は1000株/aの密植で高い斉一性と収量性を確保できるが、葉部の生育が...
要約 着色、食味が優れるリンゴ中生品種「秋映」に発生するつるさび果は、予備摘果時に必ず中心果を残し、本摘果時には前年枝の長さが1.5cm未満でかつ果台の長さが10mm未満の結果枝に着生している果実を優先して...