要約 肥効調節型肥料(被覆窒素肥料)を用い、全量基肥でスーダングラスを栽培すると、慣行施肥と比較して窒素施肥量を40%削減しても同程度の乾物収量が得られる。また、化成肥料由来の施肥窒素利用率が向上し、...
要約 豚ぷん堆肥中の無機成分変動要因を知るには、ケイ酸含量及びケイ酸を除外した灰分中の無機成分組成を調べることが有効である。ケイ酸含量からモミガラの混合割合が、またカリウム含量から尿の混合割合がある...
要約 集落営農のように様々な対立軸がある意思決定の問題を総合的に関連づけて分析する手法として評点法を取り上げ、集落営農体制の再編事例に適用したところ、集落営農の簡易な意向把握法として十分有効であるこ...
要約 集落営農の合意形成を支援する手法として、集落営農の経済的効果をシミュレーションするシステムを開発した。このシステムを活用することにより、集落座談会に参加した農家に対して、集落営農の経済的効果を...
要約 一代雑種品種‘加賀姫青’の採種親‘DH1’と花粉親‘改良CR金沢青’にそれぞれ特異的なバンド(約370bp及び550bp)が得られるプライマーを見つけ、2001、2002年産の‘加賀姫青’各60種子の検定を行ったところ、...
要約 廃食用油を牛糞オガクズ混合物の詰込時に添加して堆肥化すると、廃食用油以外の有機物(無脂有機物)の分解率が低下する。1回目の切返時に廃食用油と窒素源を併せて添加すると、高温発酵しながら無脂有機物...
要約 「リンゴ石川1号」は、「ふじ」の自然交雑実生から育成・選抜したもので、育成地(石川県金沢市)では10月上旬から中旬に成熟する中生品種である。着色のしやすさと甘酸適和した良好な食味が特徴で、着色が困...
要約 生分解性プラスチックを用いて開発したつるまきネットと生分解性マルチの組合せでスイカの後かたづけの省力化が図られ、環境への影響も少ない。後作のダイコンへの影響も深耕により岐根の発生を低減できる。...
要約 10月、11月採花のストックでは200ppmの塩化ベンザルコニウム溶液で4時間水揚げを行うと水の揚がりが十分となる。その後、箱詰めして18時間放置しても切り戻しなしで花を活けることができる。 キーワード 水...
大区画水田の水稲直播を対象とした可変施肥効果のシミュレーション
要約 腐植含量と基肥窒素量を合成した指数値を用いて、精玄米重との回帰分析を行えば収量を最大化する施肥量がわかる。この分析結果をもとに10mメッシュ単位での可変施肥のシミュレーションを行うと、増収及び施...
要約 低コスト化を図るために作業可能面積に応じた利用に配慮すれば、リアルタイム土中光センサーは広域作業主体による導入が望ましい。水稲作における可変施肥の効果に関するシミュレーションと選択型コンジョイ...
要約 稲株引抜き抵抗測定装置による直播水稲における耐倒伏性の簡易診断法として、従来の押倒し抵抗値と引抜き抵抗値との間に1%水準で有意な正の相関を認めた。また、引抜き抵抗値は、倒伏に関連する穂数、地上部...
要約 エタノール溶液中で穀類粉末とサイクロデキストリン合成酵素を反応させることによって、ビタミンE抽出、サイクロデキストリン生成、ビタミンEのサイクロデキストリンによる水溶化を同時に行え、穀類由来ビタ...
要約 産業廃棄物である中和沈殿物はリン酸固定力が大きい。そこで、その特性を活かし、河川水中の低濃度のリンを効率的に吸着除去するため、資材を水路中に埋設した結果、40~46%の浄化率で浄化能が7か月間継続し...
要約 近赤外光を用いたセンシング装置によりほ場内の腐植含量を計測し、得られた施肥マップに基づいて全量基肥肥料を可変施肥機で施用することで、収量ムラのない、省力かつ環境保全型の水稲直播栽培を確立した。...
要約 水蒸気蒸留法による揮発性脂肪酸含有量の簡易測定法を開発した。この方法によると農家豚糞堆肥の一部で高い値が検出され、中には低水分で熟成しているようにみえる性状のものも含まれる。 背景・ねらい 農家...
要約 幼穂形成期の生育量に応じた穂肥施用による適正籾数(24千粒/m 2)への誘導と、晩植による高温登熟回避によって、「五百万石」の高品質生産が可能となる。 キーワード 早生酒米、五百万石、適正籾数、高温登...
要約 「石川43号」は、石川県では早生の粳種である。品質は「能登ひかり」より優れ、食味は「能登ひかり」、「ほほほの穂」並に良い。石川県で奨励品種に採用され、平坦、山間、山麓いずれの地帯でも栽培が可能で...
要約 新規開発した酒米プログラムを用いたラピッドビスコアナライザーの測定で得た糊化開始温度と従来の消化性試験のブリックス値との間に、-0.80以上の負の相関がある。本方法は、迅速かつ簡便な酒米の醸造適性...