微細断型ロールベーラによる長大型作物梱包技術の開発(154)
摘要 10年度までの試作ロールベーラ(呼び直径90cm)に改良を加え、トウモロコシ及びソルガムの収穫試験を行った。その結果、ロスは3%以下と、目標をクリアした。ここで得られた結果等を基に、操作性や作業性を...
トウモロコシ、ソルガム、イタリアンライグラス圃場における無脊椎動物相の解明
摘要 トウモロコシやソルガムは夏作の、イタリアンライグラスは冬作の代表的な飼料作物であり、それらを加害する個々の重要害虫についての試験研究はあるが、無脊椎動物相全体としての構成は不明な点が多い。これ...
長大型飼料作物における微量要素濃度の実態把握と変動要因の解明
摘要 黄熟期におけるトウモロコシの微量要素濃度の実態について調査した結果、Fe、Cu、Mo、Coでは試料間で10倍以上の濃度の差異が認められた。また、トウモロコシとならぶ代表的な長大型飼料作物である...
安定同位体分析を用いた農業生態系におけるCO2動態の解明とモデル化(216)
摘要 作物が光合成に利用する二酸化炭素の供給源は、大気中からの取り込みと土壌から放出されるものがあるが、これまで野外レベルで二酸化炭素の動態は解明されていなかった。しかし、同位体自然存在比(δ13C値...
摘要 遺伝子組み換え技術を用いて作られた作物の安全性や環境への影響を評価するために、トウモロコシ花粉の飛散数や落下数を実際の圃場で観測し、落下数の推定手法を検討した。風向と風速等を変数とする統計的な...
摘要 わが国の食料の安定的供給を図るには、国内と国外の毎年の生産量をできるだけ早い時期に知ることが必要である。そのために、迅速かつ適切な情報収集・分析体制の整備と技術的対応が求められている。本研究で...
肉牛肥育における飼料エネルギーの利用特性と内分泌系による制御機構の解明(136)
摘要 肉用牛飼養においてビタミンAの適切な管理による肉質制御がきわめて重要な研究課題となっている。ビタミンAの最少必要量(臨床的欠乏にならない)と保健量(潜在的欠乏にならない)をもとめ、肉質を重視す...
養鶏における飼料構造等生産様式及び生産物の流通構造に関するファクト情報の収集と解析(142)
摘要 (1)国産ブロイラー製品の主力商品であるもも肉とむね肉および輸入飼料用とうもろこしの年間市場規模は,それぞれ1887億円,848億円,1816億円であった(90-96年).(2)月間処理羽数規模30万羽以上のブロイラ...
ムギダニの作付け体系による防除と加害に強い草種の検索(132)
摘要 イタリアンライグラス圃場におけるムギダニの多発生が報告されている。イタリアンライグラスの代わりに早生や極早生のエンバクを栽培し、年内刈りすることによるムギダニの防除を試みた。エンバクを年内刈り...
低温時における地表被覆資材利用による長大型イネ科飼料作物の生育促進機構の解明(92)
摘要 生産限界地帯での栽培や最近の天候不順に対応するための安定栽培への適用可能性を明らかにするため、飼料用とうもろこしの初期生育時における被覆資材利用による地温等への影響と生育促進効果について検討し...
摘要 夏作物として飼料用とうもろこし98品種とソルガム類81品種、冬作物として飼料用麦類41品種(エンバク26品種、ライコムギ4品種、ライムギ9品種、オオムギ2品種)とイタリアンライグラス36品種を...
天候不順時における大区画圃場での飼料用とうもろこし栽培技術の安定化
摘要 夏作播種時における低温と長雨、収穫時における長雨にみられるように、近年不順な天候のため夏作飼料作物の生産は不安定なものとなっている。これらの影響が強く現れる汎用水田等の大区画圃場での飼料作物栽...
摘要 土壌のNO3-N吸着能は黒ボク土下層土で高く、灰色低地土はほとんどなかった。アンモニア酸化能は黒ボク土で高く、灰色低地土は低かった。地上部重が小さい時のトウモロコシは地上部重から根重の推定が可...
摘要 乾田直播におけるキジバト害を減らすための代替飼料を選択するためにキジバトで餌の選好性を調べた。キジバト6羽を個室に入れ、稲籾と代替餌を与えて選択させ、相対的な選好性を評価した。試験した9種の代...
摘要 飼料作物における多湿ストレス適応機構の草種間差異を明らかにするために、湛水処理に対する根の反応の違いについて検討した。栽培ヒエやオオクサキビの湛水耐性の強い草種は、ギニアグラスやとうもろこし等...
不良環境条件下における不耕起播種が飼料作物の出芽及び初期生育に与える影響の解明
摘要 作物は、一般に、播種前に耕起して土壌を膨軟にさせることで出芽や初期生育が安定する。しかし、耕起した後播種前に降雨が続くと、圃場の過湿状態がいつまでも続き播種作業が困難になり、最悪の場合には適期...
ダイオキシン類の飼料作物への吸収・蓄積機構と調製貯蔵過程における動態の解明
摘要 焼却場等から排出される灰や煙に含まれるダイオキシン類が内分泌かく乱物質として問題化しているが、草地や飼料畑においてもダイオキシン類による汚染が懸念されている。本課題では、飼料作物におけるダイオ...
分散圃場に適応した細切原料の高速収穫作業システムの開発(95)
摘要 トウモロコシ、ソルガム等の長大作物の栽培が中心となる府県の酪農、肉用牛経営を対象とした飼料生産組織(コントラクタ)を念頭において、小区画、分散圃場(中山間地、転換畑を含む)に適合した、わが国独...
利用形態別草地における土壌肥沃度変動のマクロモデルの策定(100)
摘要 わが国における牧草(イネ科、マメ科、混播)および飼料作物(青刈りトウモロコシ、ソルゴー)の一作当たりの土壌表面における養分収支(投入肥料養分-作物吸収養分)を作物統計、日本標準飼料成分表および...
摘要 トウモロコシの微量元素について生育ステージの進行に伴う濃度変化を調べたところ、Fe、Zn、Cu、Moは生殖生長期においても吸収され、特にZnは子実が最大の集積器官であった。As、Cdは子実にほ...