摘要 切り枝の成葉に分生胞子を接種する方法でチャの炭疽病抵抗性を簡易に検定する方法を開発した。検定法は接種源となる炭疽病菌の分生胞子濃度を10000000/mlに調製し、刃幅3mmのプラス型ドライバーに分生胞子...
摘要 11品種の3年生挿し木苗について、根系の形態特性を調査した。特に、挿し木苗における木化根について、直径別発生本数などを詳しく調査し、成木茶樹の木化根との対比可能なデータを収集した。茶樹は品種系...
摘要 10年度には新たにツバキ品種47点、サザンカ品種等9点、その他野生種17点を導入するとともに、ツバキ品種141点、野生種39点を茶栽培部より移管した。評価としては、保存中のツバキ13点、ヤブツ...
摘要 チャの輪班病抵抗性は高度抵抗性遺伝子(Pl1)と中度抵抗性遺伝子(Pl2)によって支配されており、Pl1はPl2に対して上位の関係にある。これによりチャの輪斑病抵抗性に関する遺伝子型は9種類想...
摘要 21品種の成木茶樹について、抜き取り株における根系の形態特性を調査した。茶樹は品種系統による根系の形態特性の差異が大きく、品種の特性の基本的部分は植え付け密度が高くても保持されることを確認した...
摘要 低窒素適応性品種育成のため、窒素吸収特性の品種・系統間差を明らかにする。9年度は主要品種の挿床における施肥量の違いよる各器官の生育量について調査した。7月に挿し木を行い、9月に1株当たり2gの...
摘要 干ばつなどの異常気象や超少肥栽培条件下でも安定した生産を確保する茶樹栽培手法を開発するためには、茶樹根系の構造と機能についての正確な情報に基づいた技術が必要と考えられる。そこで、茶樹の根系構造...
摘要 挿し木2年生苗を用いて行った施肥反応試験では、窒素施肥量が30Kg/10aの場合、‘おくみどり’はアミノ酸含有率、新芽重ともに他の品種より顕著に高かったが、‘さやまかおり’と‘やぶきた’は新芽重が低...
摘要 9年度には新たにツバキ品種20点、ヤブツバキ10点、サザンカ17点、ピタルディ・ピタルディ2点、ナツツバキ1点、計50点を導入し、44点を廃棄した。評価としては、保存中のツバキ品種9点、サザン...
到達エネルギーの制御が挿し木苗の発根および光合成に及ぼす影響(332)
摘要 新品種の速やかな増殖、弱勢化した材料の更新を効率的に行うために挿し木床における最適な光条件について検討する。太陽光の遮断程度と挿し木苗の生育との関係では、根部の生育は遮光の弱い方が良く、新梢の...
摘要 8年度には新たにツバキ品種6点を導入した。評価としては、保存中のツバキ遺伝資源のうち、サザンカ品種30点につき1次特性の調査を、うち20点については2次特性の花粉稔性の調査も、さらに、ツバキ品...
摘要 挿し木繁殖が行われるようになってから茶樹の根系分布が浅くなっていることが指摘され、これが干害発生を助長する一要因となっていると考えられる。本研究では、水ストレス耐性を有するような根系を発達させ...
摘要 12月中旬に1年生挿し木苗を用いて、根重当たり、時間当たりのアンモニア態窒素の吸収量、根のアンモニア初期同化酵素であるグルタミンシンターゼ、グルタミンデヒドロキナーゼ活性を測定した。アンモニア...
摘要 窒素の吸収・同化能力に優れた品種や交配母本の育成を行うことを目的に、アンモニア態窒素および硝酸態窒素の吸収同化特性における品種・系統間変異を明らかにし、それらと関連するRAPDマーカーの探索を...
摘要 7年度は、バラ属は大船フラワーセンターなどから39点の収集、受け入れ、シモツケ属は1点の収集を行った。また、バラ属10点を移管した。特性調査はバラ属40系統について1次特性、約20系統について...
摘要 窒素肥料の大量投入によって茶園土壌の極強酸性化が進み、保肥力の低下や生育障害が懸念されるので、茶園の適正pH範囲を明らかにする必要があり、性質をことにする2種類の土壌を使ってpHと生育の関係を...
チャの根におけるアミノ酸合成酵素活性の検定方法の確立(20)
摘要 "チャ実生苗の根および1年生、2年生挿し木苗の根を用いて、米山の方法に準じてグルタミンシンセターゼ活性を検定するとともに、検定方法の改良を試みた。3種類の根はいずれも酵素活性を示したが、その活...
摘要 "農業生物資源研究所放射線育種場γ線緩照射圃場において6年度に採取した’やぶきた’の枝条から炭そ病抵抗性を示した個体が得られた。7年度は抵抗性を示した枝条の親株3株から97本の枝条を採取し炭そ病の...
摘要 バラ属遺伝資源の栽培による植物体での保存は、広い圃場を必要とすることや、管理に多くの労力がかかるなどの問題があり、省スペース、省力化を図って保存栽培の簡便化が望まれる。そこで、樹高の抑制法のひ...
到達エネルギーの制御が挿し木苗の発根および光合成に及ぼす影響(191)
摘要 Ak272,‘さやまかおり’を供試し、寒冷紗被覆による3段階の光条件(#200・一重、#610・一重、#610・二重)が挿し木苗の生長に及ぼす影響を検討した。新梢長は、Ak272では#610・一...