農産物輸出促進と食料の持続的安定供給を実現する植物保護技術の高度化
摘要 リンゴでは、モモシンクイガを対象とした臭化メチルくん蒸の代替として想定する低温殺虫処理について、国際基準を提案するための効率的な試験方法として、目標(300 個体)を上回る約 450~1,600 個の幼果を...
中山間地域における省力・高収益果樹生産システムの実現に向けた技術体系の確立
摘要 簡易土壌水分計と連動したかん水制御システムを利用することで、かん水関連作業(かん水、施肥)時間は、液肥を利用しないかん水チューブのみの露地栽培に比べ、約 38%短縮できることを実証した。また、こ...
中山間地域における省力・高収益果樹生産システムの実現に向けた技術体系の確立
摘要 中山間地域における中晩生カンキツの高収益果樹生産システムについては、経営体強化プロを核として現地実証を進め、団地型マルドリ方式における共同利用施設運営管理規約汎用化ツールを策定・実証した。あわ...
摘要 農業生産に及ぼす温暖化の影響の評価に向けて、1)温暖化の影響により、盛岡市のイネ紋枯病の被害度が年々増加して2100年には2000年の約2.4倍になると予想した。感染前のイネの生育気温が高いほど、発現す...
高品質カンキツ生産のための養水分管理技術並びに傾斜地園地の省力化と整備技術の体系化
摘要 温州ミカンを中心とする高品質カンキツの連年安定生産のための、より省力・軽労的で低コスト型のマルドリ方式について、品質、安定生産性、環境負荷低減などの効果の実証を進めて体系化し、水分管理に圃場で...
摘要 県内の中山間地に多い、耕作が放棄された荒廃地に和牛を放牧し、牛の蹄耕法によるシバ草地化の実証試験を行い、本県独特の地形、土質、自然環境下における牛の放牧による農地の荒廃防止効果や、草生量や草...
地域特産カンキツ育成のための早期選抜法の開発とその利用による新品種育成
摘要 (目的・背景)佐賀県産カンキツは、西南暖地の特色を生かした有望品種の早急な育成や幼苗期の早期検定で雑種判別、機能性成分の含有の有無を検定し、育種期間の短縮、効率化を図ることが望まれており、消費...
地域特産カンキツ育成のための早期選抜法の開発とその利用による新品種育成
摘要 (目的・背景)佐賀県産カンキツは、西南暖地の特色を生かした有望品種の早急な育成や幼苗期の早期検定で雑種判別、機能性成分の含有の有無を検定し、育種期間の短縮、効率化を図ることが望まれており、消費...
摘要 県内の中山間地に多い、耕作が放棄された荒廃地に和牛を放牧し、牛の蹄耕法によるシバ草地化の実証試験を行い、本県独特の地形、土質、自然環境下における牛の放牧による農地の荒廃防止効果や、草生量や草種...
カンキツの連年安定生産のための養水分管理・制御並びに園地管理技術の開発
摘要 「マルドリ方式」の高度化を図る目的で、施設の適切な設計を支援できるシステムを開発した。また、樹体に応じたかん水が可能となるように水分状態を簡易に把握する手法の開発を進めた。さらに、点滴かん水施...
摘要 目的・背景:本県の花きは、産地間競争の激化や輸入花きの増大等から近年では停滞傾向にあるが、花苗生産など鉢物類では着実な伸びを示しているなかで、 農業現場からは、新産地育成や規模拡大を図る上で本...
摘要 高品質安定生産の水管理を行うために、カンキツの1樹単位の春季から秋季までの年間水分消費量の多雨年としてのデータを収集するとともに、簡易樹体水分計測機を試作した。また、カンキツ園における点滴灌水...
摘要 野菜産地改革計画を策定しているナス産地は、高付加価値化を選択する比率が高い(79%)。花粉媒介昆虫を利用した技術は、複数の産地が採用するが、低コスト化と高付加価値化の双方で用いられる。これは、同じ...
中山間カンキツにおける高品質果実生産技術の体系化と営農システムの確立
摘要 開発した省力的高品質化生産技術の周年マルチ点滴潅水同時施肥法(マルドリ方式)について、果実の品質や秀品率に対する効果、年間の栽培管理法、自動化システム構築、導入コスト指標策定、技術マニュアル作成...
摘要 周年マルチ点滴潅水同時施肥法(マルドリ方式)による普通温州の成木における果実品質向上ならびに収穫前施肥による品質への影響を明らかにした。i)本施肥管理法により、糖度は露地栽培よりも約2度増大した...
摘要 i)平成以降のミカン生産は、前期(平成1~5年)では2,319±148kg/10a、後期(6年~11年)では2,114±266kg/10aと隔年結果の傾向が強まり、それに対応して価格も前期が205±36円/kg、後期が225±64円/kgと変動...
摘要 11年度は作業道整備が土壌流亡に及ぼす影響を調査した。一雨ごとの降雨流出率は作業道整備前後で大きな差異はなかったが、一雨雨量100mm以下の雨量での降雨流出率は、作業道整備後に大きな値を示すことを明...
摘要 中山間カンキツ作の産地活性化にはより収益性の高い新品種等の選択が不可欠であるが、新品種に対する施肥法、栄養生理特性については温州みかん程研究が進んでおらず、経験的な施肥管理に負うところが多い。...
摘要 急峻傾斜地カンキツ園における省力的管理作業化を図るため、片排土ロータリを装備し、低速で造成作業ができる狭幅作業道造成機を開発し、モノレールに接続する作業道の造成方法について検討した。造成機は小...
摘要 本研究では、軽労型高品質果実生産技術、急峻傾斜地における軽労化技術および園地保全技術を導入し、中山間カンキツ地域の活性化に生かすことのできるように、各技術開発を体系化し、営農システムを確立する...