てんさい直播栽培における中苗期土壌病害総合防除技術の開発(124)
摘要 苗立枯病の発生に及ぼす前作の影響として、テンサイ以外の畑作物の跡地における発生の増加が少ないこと、野生エンバクは夏以降に播種し、気温が低下してからすき込む必要があることを明らかにした。資材の影...
摘要 レタスおよびカーネーションの根圏からキングB培地を用いて分離された蛍光性シュードモナス属細菌について、各種植物病原菌に対する抗菌活性を明らかにするため、培地上での抗菌作用ならびにPCR法による...
摘要 9年8月 ~11年 3月に三重県下の育苗施設でキャベツのセル成型苗に立ち枯れを起こした各病原菌の発病適温を明らかにしようとした。Rhizoctonia solani(苗立枯病菌)では、培養型■Bと■Bの両菌が分離された。■...
1998年8月にキャベツのセル成型苗に発生した苗立枯病の新病原
摘要 10年8月に三重県内の育苗施設において、キャベツのセル成型苗の胚軸が褐変腐敗して立ち枯れる病害が発生した。苗立枯れ株から、これまでキャベツの病原菌として報告のない糸状菌が分離された。本分離菌の形...
1999年1~ 3月にキャベツのセル成型苗に発生した苗立枯病
摘要 11年1~3月に三重県内の育苗施設において、キャベツのセル成型育苗中に発生する病害の実態調査をした。その結果、発生した主な病害は、Pythium megalacanthum による苗立枯病であり、発病トレイ率は2%に達...
てんさい直播栽培における中苗期土壌病害総合防除技術の開発(140)
摘要 薬剤粉衣ペレット種子を直播した場合の苗立枯病の発生実態、即効性窒素肥料、拮抗微生物、殺菌剤による防除効果、前作の影響について調査した。5月上旬以降に播種するとAphanomyces菌による苗立枯病の発生...
土壌伝染性糸状菌病に対する菌食性線虫の抑制能力の評価(185)
摘要 菌食性線虫の土壌伝染性病害に対する生物的防除資材としての可能性を検討した。福島県内と青森県内の計4ヶ所の土壌から採集した菌食性線虫のニセネグサレセンチュウは、土壌伝染性糸状菌のフザリウム菌、ピ...
摘要 RLGS(Restriction Landmark Genomic Scanning) は生物ゲノム上の制限酵素認識部位をDNA直接末端標識法と二次元電気泳動法で検出するゲノム解析手法である。...
摘要 葉における誘導抵抗性については多数の報告があるが、胚軸や根については少ない。キュウリつる割病とPythium ultimumによる苗立枯病対する誘導抵抗性の効果を試験した。子葉にウリ類炭そ病菌...
摘要 三重県安濃町で発生したハナスベリヒユの青枯症状とトリトマの苗立枯症状について、その原因を明らかにするため、病原菌の分離、病原性の検討と病原菌の同定を行った。ハナスベリヒユは青枯れ状となった後に...
摘要 現地の野菜育苗施設でキャベツのセル成型苗に発生する病害を2ケ年にわたり調査した。高温期には黒すす病、低温期にはPythium megalacanthumによる苗立枯病の被害が大きかった。黒すす...
摘要 夏秋野菜における病害の発生実態を知るため、野菜茶試(盛岡)の露地圃場で自然発生する病害を調べた。ニンジンでは、苗立ち直後に苗立枯病、生育後期に根腐病が発生した。このほか、生育後期に黒葉枯病、軟...
かんしょ近縁野生植物の立枯病等病虫害抵抗性導入技術の開発(329)
摘要 根の肥大性のある2倍体野生種の系統間交配実生における根の肥大能力とネコブセンチュウ及び立枯病抵抗性に関する検定を行い、根径が2cmを超える個体を見いだした。そこで、根の肥大が優れ、病害虫にも抵...
摘要 環境負荷軽減を図るバイオエネルギーの利用を目指し、てんさいをアルコール原料用に省力・低コストで生産する直播栽培技術の確立を図った。播種深度を1.5cm程度とし、出芽苗の立枯病防除剤5Kg/10...
発病抑止土壌の拮抗作用を利用したテンサイ根腐病抑止技術の開発(121)
摘要 リゾクトニア菌に対する発病抑止土壌から分離された拮抗微生物を利用して、根腐病の防除法の開発を行うことを目的とした。リゾクトニア菌による苗立枯病に対する抑制効果を指標として選抜されたトリコデルマ...
かんしょ近縁野生植物の立枯病等病虫害抵抗性導入技術の開発(324)
摘要 立枯病およびネコブセンチュウに抵抗性で、根の肥大性に優れる2倍体野生種をコルヒチン処理した。腋芽の肥厚は認められたが、植物体全体が活性を失って枯死し、染色体数の倍加個体を得ることが出来なかった...
摘要 キャベツのセル成型苗に発生する病害について調査した。当場で育苗中に立ち枯れ症状を起こしていた苗から、Pythium megalacanthum菌が分離され、病原菌であることが証明された。本菌に...
摘要 キュウリの葉において発現することが明らかにされている全身的な誘導抵抗性が、胚軸や根でも発現され、土壌病害に対しても有効であるか、否かを試験した。キュウリの子葉に炭そ病菌を接種して、病斑が形成さ...
土壌伝染性糸状菌病に対する菌食性線虫の抑制能力の評価(175)
摘要 ニセネグサレセンチュウの1系統について、フザリウム菌によるキュウリつる割病とキャベツ萎黄病及びピシウム菌によるホウレンソウ苗立枯病に対する発病抑制効果を調べた。ポットに病原菌汚染土壌を充填し、...
Rhizoctonia solaniによるブロッコリーの苗立枯病
摘要 6年に野菜・茶試の圃場で、ブロッコリーの苗が立ち枯れを起こす本邦未記載の病害が発生した。その原因を明らかにするために研究した結果、病原菌はRhizoctonia solaniであって、培養型は...