免疫賦活化物質の給与による採卵鶏及びブロイラーの自然免疫機能の向上
摘要 1.背景・目的:鶏卵又は鶏肉を原因とする食中毒は、それぞれの生産農場における鶏のサルモネラ又はカンピロバクターなど危害因子への感染が発端であるとされている。しかし、採卵中の採卵鶏には抗菌性薬剤...
摘要 茶系飲料残渣は蛋白質含量が高く、様々な生理活性物質が含まれているが、腐敗しやすいため産業廃棄物として処理されている。この有効利用を図る目的でサイレージ調製を試みた。茶飲料残渣には付着乳酸菌は検...
近赤外分光法による生体液の連続モニタリング手法の開発(57)
摘要 乳牛の胃液・血液・牛乳・尿などの生体液の有する近赤外スペクトル情報から乳牛の栄養・健康状態を迅速・簡便に把握する技術体系を確立することを目的とする。11年度は,乳牛の分娩後の牛乳成分の変化をモ...
摘要 ウシのミトコンドリア偽遺伝子の塩基配列を約2000bp決定した。しかし、黒毛和種とホルスタイン種は全く等しい配列の偽遺伝子を保持しており、これを基にして品種識別をすることはできなかった。同じく...
放射線照射による粗飼料等の流通化のための品質保持・向上技術の開発(152)
摘要 高い栄養価を有すると予想される細切アルファルファと食品製造粕類との混合サイレージについて、その発酵品質を高めるためにγ線照射が有効な方法であることを、小型(パウチ)サイロによる調製試験および羊...
摘要 飼料品質を決める要因は各成分含量、消化率と共に自由採食量が挙げられる。そこで牧草類の自由採食量に影響を及ぼす要因を抽出し、自由採食量の簡易推定法を開発するために、乾草のめん羊による採食試験、ロ...
生物系等添加物による高採食性ロールベールサイレーシ゛の品質保持技術の開発(124)
摘要 各種添加剤の利用が微酸素条件下でのサイレージ発酵と採食性に及ぼす影響を明らかにして、高採食性ロールベールサイレージの品質保持技術を開発する。そこで、微量酸素条件のモデル発酵系およびロールベール...
摘要 家畜の染色体DNAに存在すると予想されるミトコンドリア由来の偽遺伝子を検索し、その配列から肉種鑑別を行う。9年度はヒツジとヤギの偽遺伝子を検索した。PCRによって増幅された塩基配列646bpは...
摘要 自由採食量の推定式を作成するために、8種類の乾草を用い、牧草中の成分含量及び反芻胃内分解特性とめん羊の採食量との関係を調査した。採食試験の結果、採食量と繊維成分(NDF、ADF、OCW及びOb...
放射線照射による粗飼料等の流通化のための品質保持・向上技術の開発(152)
摘要 小型実験サイロ(パウチサイロ)にアルファルファ予乾細切草とビール粕との混合物を詰めたサイレージに、発酵が始まる前にγ線(16kGy)を照射し、その効果を、2ヶ月間貯蔵した後に化学的ならびに微生...
摘要 飼料作物の特徴的な成分であるリグノセルロースを対象に、より精緻な栄養価評価法を開発するため、反芻家畜消化管内での構造変化等に起因する消化率の誤差を明らかにしようとした。数種牧乾草を給与しためん...
摘要 "緬羊55頭を供試して、食肉の極限pHと軟化速度との関係を2次の回帰曲線(寄与率0.7)で表した。その結果、最も軟化が遅いのはpH=6.07であった。また。また、この式よりpH=5.5と6.7...
摘要 東北ではこれまでオーチャードグラスが基幹イネ科牧草としての地位を占めてきたが、近年ではチモシーも基幹牧草に加わりつつあり、また永続性を付与されたイタリアンライグラスも有望草種に挙げられている。...
草資源の高度利用のための反芻家畜の消化メカニズムに関する研究
摘要 反芻胃における飼料粒子の消化メカニズムを解明するために、牧草を摂取しためん羊の反芻胃内容物を湿式篩別し、各粒度画分の繊維成分組成および繊維構成糖を調べた。300メッシュ粒度画分は他の画分に較べ...
摘要 反芻胃における飼料粒子の分別機構を解明するには、飼料片の微細化過程および微細化粒子の通過過程を動的に解析することが必要である。そこで、めん羊にチモシー乾草と大豆粕を給与し、反芻胃内容物の粒度分...
摘要 第一胃内繊維分解性真菌の生態的挙動を明らかにするため、イネ科牧草の処理方法、放牧形態、並びに動物種が真菌種類構成に及ぼす影響について検討した。6年度までは粗飼料の種類と質が真菌数に及ぼす影響を...
摘要 牧草類の自由採食量の推定法を開発するために、7年度は草種、肥培管理及び成分組成の採食量関係因子への影響を調べた。トールフェスクはイタリアンライグラスに比べて年間を通して常に繊維成分が高く推移し...
摘要 飼料作物の特徴的な成分であるリグノセルロースを対象に、家畜消化管内での形態変化等に起因する消化率の誤差を明らかにするとともに、より精緻な評価法を開発する。6年度は、数草種の乾草についてメン羊を...
摘要 牧草類の自由採食量の推定法を開発するために、6年度は採食量に影響を及ぼすと思われるルーメン内分解特性と牧草の化学成分との関係を明らかにするとともに、めん羊を用いた採食試験を行った。繊維の質がル...
摘要 屠殺前のストレスが肉質に及ぼす影響を調べるために、緬羊8頭に投与量を変えてアドレナリンを皮下注射し屠殺した。この手法によって得たpHの異なる(5.4~6.7)肉と熟成との関係を調べた。この結果...