摘要 家畜の染色体DNAに存在すると予想されるミトコンドリア由来の偽遺伝子を検索し、その配列から肉種鑑別を行う。9年度はヒツジとヤギの偽遺伝子を検索した。PCRによって増幅された塩基配列646bpは...
摘要 反芻動物のモデルとしてシバヤギを供試し、低栄養ストレスを中心に、家畜のストレス状態を客観的に評価する手法の確立をめざす。次に、その評価法を利用して、体内の低栄養状態を脳に伝達するシグナルの種類...
摘要 牧草類の自由採食量に及ぼす要因を解析し、自由採食量の簡易推定法を開発すると共に新品種評価への適用をはかるため属間雑種フェストロリウムのロールベールサイレージを調製し、山羊を用いてその栄養価及び...
摘要 粗飼料の消化性に及ぼす要因を実験室内で検討できるようにするために、消化性をin vitro法で評価するより簡便な方法を確立しようとした。6年度は粗飼料のin vitroでの乾物消化率をガス発生...
摘要 ハナバチ類に関する国内研究報告を通覧し、営巣場所に基づいて営巣習性を整理した結果、営巣場所と造巣習性に基づいて13のタイプに類型化された。自由生活種では地上営巣するもの30種、地表9種、地下45種で...
摘要 熱帯原産の新規導入マメ科植物セスバニアの反芻家畜用飼料としての適性及び利用特性を明らかにするため、同属のカンナビナ及びロストラータ種について、多給条件での家畜の成長や体液性状への影響及び利用適...
摘要 自由採食量の推定式を作成するために、8種類の乾草を用い、牧草中の成分含量及び反芻胃内分解特性とめん羊の採食量との関係を調査した。採食試験の結果、採食量と繊維成分(NDF、ADF、OCW及びOb...
放射線照射による粗飼料等の流通化のための品質保持・向上技術の開発(152)
摘要 小型実験サイロ(パウチサイロ)にアルファルファ予乾細切草とビール粕との混合物を詰めたサイレージに、発酵が始まる前にγ線(16kGy)を照射し、その効果を、2ヶ月間貯蔵した後に化学的ならびに微生...
摘要 "緬羊55頭を供試して、食肉の極限pHと軟化速度との関係を2次の回帰曲線(寄与率0.7)で表した。その結果、最も軟化が遅いのはpH=6.07であった。また。また、この式よりpH=5.5と6.7...
摘要 東北ではこれまでオーチャードグラスが基幹イネ科牧草としての地位を占めてきたが、近年ではチモシーも基幹牧草に加わりつつあり、また永続性を付与されたイタリアンライグラスも有望草種に挙げられている。...
草資源の高度利用のための反芻家畜の消化メカニズムに関する研究
摘要 反芻胃における飼料粒子の消化メカニズムを解明するために、牧草を摂取しためん羊の反芻胃内容物を湿式篩別し、各粒度画分の繊維成分組成および繊維構成糖を調べた。300メッシュ粒度画分は他の画分に較べ...
摘要 反芻胃における飼料粒子の分別機構を解明するには、飼料片の微細化過程および微細化粒子の通過過程を動的に解析することが必要である。そこで、めん羊にチモシー乾草と大豆粕を給与し、反芻胃内容物の粒度分...
摘要 飼料作物の特徴的な成分であるリグノセルロースを対象に、より精緻な栄養価評価法を開発するため、反芻家畜消化管内での構造変化等に起因する消化率の誤差を明らかにしようとした。数種牧乾草を給与しためん...
摘要 第一胃内繊維分解性真菌の生態的挙動を明らかにするため、イネ科牧草の処理方法、放牧形態、並びに動物種が真菌種類構成に及ぼす影響について検討した。6年度までは粗飼料の種類と質が真菌数に及ぼす影響を...
摘要 牧草類の自由採食量の推定法を開発するために、7年度は草種、肥培管理及び成分組成の採食量関係因子への影響を調べた。トールフェスクはイタリアンライグラスに比べて年間を通して常に繊維成分が高く推移し...
摘要 牧草類の自由採食量の推定法を開発するために、6年度は採食量に影響を及ぼすと思われるルーメン内分解特性と牧草の化学成分との関係を明らかにするとともに、めん羊を用いた採食試験を行った。繊維の質がル...
摘要 飼料作物の特徴的な成分であるリグノセルロースを対象に、家畜消化管内での形態変化等に起因する消化率の誤差を明らかにするとともに、より精緻な評価法を開発する。6年度は、数草種の乾草についてメン羊を...
摘要 屠殺前のストレスが肉質に及ぼす影響を調べるために、緬羊8頭に投与量を変えてアドレナリンを皮下注射し屠殺した。この手法によって得たpHの異なる(5.4~6.7)肉と熟成との関係を調べた。この結果...
反すう家畜に対する新機能乳酸発酵菌接種サイレージの利用特性の解明(151)
摘要 サイレージ品質の改善を図るため、草地試選抜乳酸菌を添加した場合の牧草サイレージの発酵品質、及びめん羊の採食性、消化性、第一胃発酵能について検討した。その結果、ソルガムのような糖分含量の高いサイ...
摘要 動物遺伝資源は新しい農用動物資源を開発するために不可欠の素材であるが、近年これらの貴重な在来種や野生種などが急速に失われつつあることから、動物遺伝資源を世界的規模で探索、収集、評価、保存する必...