1高糖分高消化性WCS用稲を活用した水田における高栄養飼料の生産とその利用技術の開発 (1)北関東米麦二毛作地帯における低コスト安定多収栽培技術と飼料用稲麦二毛作体系の確立及び現地実証
摘要 高糖分高消化性稲において、稲縞葉枯病抵抗性品種の「つきすずか」では縞葉枯病の発生が認められなかった。また、糊熟期後期の「つきすずか」の糖含量(茎葉部)は15.0~19.5%と高い値を示した。さらに、高...
飼料用とうもろこしのかび毒産生メカニズムの解明及びリスク低減技術の開発 ②抵抗性品種・系統によるかび毒低減化技術の開発
摘要 30品種の接種検定を行い、フモニシン含量およびDON含量についていずれも大きな品種間差のあることを明らかにした。3ヶ年間評価した29品種では、フモニシンに関しては全品種が雌穂中の毒素含量が米国の基...
飼料用とうもろこしのかび毒産生メカニズムの解明及びリスク低減技術の開発 ②抵抗性品種・系統によるかび毒低減化技術の開発
摘要 都府県におけるとうもろこしの赤かび病抵抗性品種・系統の選定を行い、フモニシン産生菌接種では30品種中13品種が2ヶ年とも毒素含量が5ppmで比較的低く、DON産生菌接種では15品種が2ヶ年とも発病面積率が...
飼料用とうもろこしのかび毒産生メカニズムの解明及びリスク低減技術の開発 ②抵抗性品種・系統によるかび毒低減化技術の開発
摘要 30品種にDONおよびフモニシン産生菌を接種したところ、DON産生菌接種による発病面積率は0.2~56.7%、フモニシン産生菌接種による発病面積率は0.1~15.9%で、いずれも大きな品種間差が認められた。フモニシ...
摘要 生産段階における食の安全を確保するための簡易かつ特異性の高い診断手法の開発に関しては、a)サルモネラの血清診断手法について、これまでに開発したマルチプレックスPCRによる手法をより迅速化するととも...
飼料用とうもろこしのかび毒産生メカニズムの解明及びリスク低減技術の開発
摘要 目的:赤かび病の安定的な発生を促すため、フモニシンおよびデオキシニバレノール産生菌の接種時期および接種胞子濃度を検討し、接種法を確立する。 、成果:30品種に対する病原接種による発病面積率および...
寒地における飼料用とうもろこしのかび毒汚染リスク低減技術の開発
摘要 目的:赤かび病によるかび毒汚染に対する抵抗性検定法を開発し、市販品種の抵抗性を評価・選抜し、それらを活用した耕種的防除法を開発する。 、成果:赤かび接種方法の違いによる抵抗性品種検定法の有効性...
飼料用とうもろこしのかび毒産生メカニズムの解明及びリスク低減技術の開発 (2)抵抗性品種・系統によるかび毒低減化技術の開発
摘要 かび毒蓄積に関する品種間差異評価法の確立のため、フモニシンおよびデオキシニバレノール産生菌の接種濃度と接種時期の検討を行った。
飼料用稲が地域稲作に定着するための共存・安定化技術の開発 (1)寒冷地の飼料米用イネ栽培における省力・低コストいもち病防除体系の確立
摘要 寒冷地の窒素多施用・いもち病多発生条件下で、施肥法・薬剤処理法の異なる飼料米稲栽培におけるいもち病の発生および収量等を調べるために試験を行った。本年は葉いもち中発生、穂いもち甚発生条件となり、...
摘要 アザミウマ類媒介性トスポウイルス病のまん延防止技術開発では1)ミカンキイロアザミウマに対し忌避効果を示すジャスモン酸を処理した植物を中央部に、一方、同害虫に誘引効果を示すトスポウイルス(トマト...
飼料用とうもろこしのかび毒産生メカニズムの解明及びリスク低減技術の開発 (2)抵抗性品種・系統によるかび毒低減化技術の開発
摘要 フモニシン産生菌の接種は、絹糸抽出後7日が適していると推察された。また、フモニシン蓄積の抵抗性には、自然発病が少なく接種による影響も小さいタイプ、自然発病が多く接種による影響も大きいタイプ、自...
h.暖地における長距離移動性、新規発生等難防除害虫の発生メカニズムの解明と総合防除技術の開発
摘要 1)長距離移動性イネウンカ類については、トビイロウンカとセジロウンカに適応可能な簡易な微量局所施用装置を用いた薬剤抵抗性検定法を開発した。また、イネウンカ類の飛来源地域における5年間のモニタリ...
e.飼料生産性向上のための基盤技術の確立と土地資源活用技術の開発
摘要 1)飼料用とうもろこしの不耕起栽培管理法として、冬作ライ麦収穫跡地では、ディスクによる簡易耕を実施後、播種量を15%増し(8,000粒/10a)にして播種することにより、作業工程を慣行の耕起播種法の8工程...
中国広東省との共同研究による安全・安心な米づくりのための病害虫抵抗性品種の育成
摘要 目的:抵抗性遺伝子の集積による耐病虫性品種の育成および中国稲の多収性を導入した飼料用水稲品種の育成と栽培技術の確立。、計画:遺伝子の集積による良質、良食味、耐病虫性品種の育成。日中交雑後代選抜...
中国広東省との共同研究による安全・安心な米づくりのための病害虫抵抗性品種の育成
摘要 目的:現在試験中のトビイロウンカ抵抗性品種育成の継続、その他抵抗性遺伝子の集積による耐病虫性品種の育成および中国稲の多収性を導入した飼料用水稲品種の育成と栽培技術を確立する。成果:飼料イネとし...
b.地域条件を活かした飼料用稲低コスト生産技術及び乳牛・肉用牛への給与技術の確立
摘要 飼料用稲低コスト生産技術と乳牛・肉用牛への給与技術の開発が、地域条件を活かして全国で展開された。東北地域では、(1)飼料イネ栽培における未熟堆肥の多投入は、完熟堆肥の多投入に比べて環境に与える影...
摘要 i)東北地域向けの赤米糯系統「奥羽赤糯388号」を新品種候補に選定した。ii)DNAマーカーを利用し、いもち耐病性が極強い良食味系統「奥羽400号」を選抜した。iii)耐冷性が極強い系統は、品質、食味が不十分で...
摘要 目的:ミズカケナの根こぶ病に対する罹病化の回避を目的に、多くの抵抗性遺伝子を保持した抵抗性品種を育成するための中間母本を育成する。これまでの成果:新たに根こぶ病抵抗性飼料カブを花粉親としたミズ...
摘要 i)耐冷性が極強くγアミノ酪酸含量が高い巨大胚米系統「奥羽359号」を新品種候補に選定した。ii)直播に適する飼料イネ専用系統「奥羽飼387号」を新品種候補に選定した。iii) 白縞葉、紫穂の観賞用イネ系統「...
摘要 目的:ミズカケナの根こぶ病に対する罹病化の回避を目的に、多くの抵抗性遺伝子を保持した抵抗性品種を育成するための中間母本を育成する。これまでの成果:根こぶ病抵抗性を有し、収穫時期が分散できる中生...