摘要 目的:気候の温暖化に伴い増大が予想される多雨による発芽率低下を回避するために、発芽時の耐湿性を強化した実用栽培に適した系統を作出する。 、成果:「Peking」×「タマホマレ」(耐湿性弱)の残余ヘテロ...
摘要 麦については、生育期間の湿害低減対策と播種時期や施肥技術及び収穫時期について検討する。 、そばについては、新品種「宮崎早生かおり」の特性を活かした春まき・秋まき栽培技術を確立する。
地下水位制御システムを活用した温暖平坦地向け水田輪作システムの確立
摘要 不耕起や浅耕播種技術とFOEASを組み合わせた2年4作、3年5作体系の開発に関しては、関東地域において、a)40PS以上で、けん引力が10kNのトラクターを適用でき、0.43ha/hの圃場作業量で、前作コムギの自脱コン...
摘要 寒冷地におけるタマネギ等野菜類の新たな作型の開発に関しては、秋まき用及び春まき用の10品種を2月中旬から2週間おきに3回播種した試験により、適切な播種時期及び及び品種を選択することで300g前後のりん...
多雨によって生じる湿害に耐性を示す通気組織形成能を導入したトウモロコシ系統の開発
摘要 イネを対照とした各研究課題の支援を行った。詳細は以下の通りである。1)高温耐性有望系統(高温耐性:やや強以上)及びそれらの交配親のSNP解析計34点。2)遺伝子型解析(多型調査7点、遺伝子型調査13点...
摘要 水田転換畑におけるダイズ栽培の障害となっている湿害を軽減・回避できるダイズ品種の育成を目指して、ダイズ品種「伊豫大豆」が湛水により酸素欠乏となっても根の生育が抑制されにくい遺伝子を持っているこ...
飼料用とうもろこしにおける耕うん同時畝立て播種法の適用拡大技術の開発 ②二毛作及び飼料畑への適用拡大技術の開発
摘要 湿害発生圃場の二毛作とうもろこしについて畝立て播種を行うことにより、雌穂乾物重及び全乾物収量は慣行区(平畝)に比較し22%向上した。また、アップカットロータリを用いた耕うん同時畝立て播種機の適用...
摘要 目的;集落営農組織、小規模農業者、新規就農者等から比較的初期投資が少なく、換金性の良い水田転作野菜に対する栽培要望は高いものの、県東部を中心に排水不良等の理由で水田での栽培が進んでいない。この...
多雨によって生じる湿害に耐性を示す通気組織形成能を導入したトウモロコシ系統の開発
摘要 通気組織形成能を導入した親系統の開発のため、テオシントの通気組織形成能に関する3つのQTL領域を持つ系統"#268"にトウモロコシを戻し交雑して不要なテオシントの染色体断片の除去を進めた。また、通気組織...
摘要 目的:湿害軽減、連作や作業競合回避等を目的とした播種技術を開発するとともに、極晩播向け小麦品種を導入、雑草・施肥量削減のための緑肥導入をすることで、水稲・小麦・大豆の作付体系の効率向上を目指す...
摘要 目的;集落営農組織、小規模農業者、新規就農者等から比較的初期投資が少なく、換金性の良い水田転作野菜に対する栽培要望は高いものの、県東部を中心に排水不良等の理由で水田での栽培が進んでいない。この...
摘要 麦については、生育期間の湿害低減対策と播種時期や施肥技術及び収穫時期について検討する。 、そばについては、新品種「宮崎早生かおり」の特性を活かした春まき・秋まき栽培技術を確立する。
摘要 過湿条件に対する大豆根系の応答反応を精査し、耐湿性強の「植系32号」と弱の「トヨハルカ」について根系組織への通気能、根の還元物質耐性、不定根形成能、根粒の耐水耐性を比較解析して耐湿性の機作を特定...
摘要 水田転換畑におけるダイズ栽培の障害となっている“湿害”を軽減・回避できるダイズ品種の育成を目指して、「伊豫大豆」の湛水条件下での根の発育に優れる形質の遺伝解析を行った。「伊豫大豆」と「タチナガハ...
摘要 (1)耕うん同時畝立て播種と慣行栽培の比較実証 栽培期間中の降水量が少なく推移したことから、明確な湿害の発生が見られず耕うん同時畝立て播種の優位性は明確ではなかった。(2)施肥法の違いが収量...
飼料用とうもろこしにおける耕うん同時畝立て播種法の適用拡大技術の開発 (1)畝立て栽培における施肥管理法の開発
摘要 飼料用とうもろこし用に施肥方式を改良した耕うん同時畝立て播種機の施肥部分を基肥20 N kg/10a(120kg/10a)を全量側条で行うため、肥料ホッパーの大型化と電動化する改造を行った。作業速度0.4m/sで120kg/...
飼料用稲-麦二毛作体系を基軸とした飼料生産技術の実証-九州北部-
摘要 (1) 2010-2011年度に飼料用稲9品種、飼料用麦6品種を比較検討し、二毛作体系で有望な品種は、稲では極早生「夢あおば」、早生「まきみずほ」、極晩生「タチアオバ」、麦では大麦「ワセドリ2条」であり、これ...
摘要 1)麦類等の冬作では出芽は湿害の影響を受けるが、初期生育時は低温のため成長が緩慢であり、大きな影響は受けにくいことが示された。夏作では大麦よりも燕麦の耐湿性が高いことが示された。 2)多湿な圃...
摘要 寒冷地におけるタマネギ等野菜類の新たな作型の開発に関しては、秋まき中晩生品種で3月初旬まで、春まき品種で3月中旬までに播種することで、球重200g程度のりん茎が収穫でき、端境期の7~8月収穫が可能であ...