摘要 キク類露地産地の秋田(スマート農業実証事業)、富山、長崎において、計画的日長処理とそれに適する品種を用いた結果、彼岸用では計画の95%以上の出荷率を達成した。また、実需者ニーズを意識した新規格で...
摘要 i) SDS-電気泳動による高分子サブユニットにおける多型を見いだした。ii)小麦の品質特性を保ちつつ、アレルゲン性を低減化させるために、遺伝資源の探索を行い、53kDの小麦蛋白質バンドがゆでめんの粘弾性向...
摘要 これまでの研究蓄積が極めて少ないソバ澱粉の特性について調査した。その結果、普通(秋)ソバ遺伝資源17系統及びダッタンソバ4系統の中から、熱糊化特性に特徴のあるダッタンソバ1系統(FT C.V....
作物遺伝資源・育種情報の総合的管理・利用システムの確立-小麦特性調査-
摘要 7年度に134品種・系統について成熟期に各5穂を収穫し、穂発芽性を検定した。検定は、水道水による散水または浸漬処理を一晩行った後、試験管立てに穂を立てたままビニール袋で密閉し、20℃の恒温器中...
摘要 7年度は(1)イネの寡照耐性の簡易検定法の確立、(2)遺伝資源の探索、(3)野生種と栽培品種の交配、を行った。また、効率的な形質転換系のための再分化能の高い培養系(遺伝的安定性の高い苗条原基培...
作物遺伝資源育種情報の総合的管理利用システムの確立(クフェア特性調査)-クフェア新導入系統の特性評価と増殖(64)
摘要 クフェア属植物の特性調査及び育種素材としての評価を行うため、種子を増殖、保存することを目的とする。7年度は、USDAより導入した20系統のうち6系統から採種できたが、発芽しない系統が存在した。...
グルテニン・グリアジンサブユニットの構成と製麺性の関連の解明(63)
摘要 国内の小麦13品種・系統、外国の20品種・系統及び6銘柄の計39点を供試し、レオメーターを用いて、麺引っ張り試験及びグルテン圧縮試験を行った。その結果、グルテンと麺との関連については、まずグル...
摘要 6年度に、低アレルゲン突然変異体85KG4を親とする雑種組み合わせの後代より選抜した572個体中140個体の胚乳蛋白質組成を検定し、85KG4型の44個体を選抜した。7年度は未検定の432個体...
作物遺伝資源、育種情報の総合的管理システムの確立-小麦特性調査-(61)
摘要 小麦32品種・系統(うち3品種は比較用)について40項目の1~3次特性の調査を行い、育種に有効な情報の提供と利用を進めた。調査結果については、データシートに記入し、農業生物資源研究所遺伝資源調...
作物遺伝資源、育種情報の総合的管理システムの確立-稲特性調査-(60)
摘要 "150品種について一次、二次、三次特性の調査を行った。供試品種の中で圃場で出穂したのは124品種であった。出穂期は日本晴より遅い品種が大部分であった。稈長・穂長は日本晴より長い品種が多かった...
摘要 米の主要なアレルゲン(アレルギーの原因となる物質)とされる、分子量16kDの蛋白質が普通品種の約半量に低減した突然変異系統85KG4と、中国農試の育成系統である中国125号との交配によって得ら...
摘要 カーネーションのエチレン感受性の簡易検定法の開発、花持ちの遺伝様式の解明を行い、品質保持剤を使用しなくても遺伝的に花持ちの良いカーネーション育種素材の開発を図る。6年度は5年度に選抜した花持ち...
摘要 イネは高温、多日照下で栽培された場合、多収となる作物であるが、近年の育種事業の成果により冷害に対応できるようになってきている。しかし、生育期間全般が低温、寡照であった1993年のような不良環境...
作物遺伝資源育種情報の総合的管理利用システムの確立(クフェア特性調査)-クフェア新導入系統の特性評価と増殖(75)
摘要 クフェア属植物の特性調査及び育種素材としての評価を行うため、種子の増殖、保存することを目的とする。6年度は、USDAより導入したC.wrightii 11系統及びC.lanceolata 8系...
グルテニン・グリアジンサブユニットの構成と製麺性の関連の解明(71)
摘要 チホクコムギ等国内の代表的品種と小麦銘柄ASWを構成する品種の一部を含む82品種・系統について、貯蔵蛋白質の分析及び全粒紛の糊化特性値の測定を行った。小麦の加工適性に大きな影響を及ぼす成分であ...
作物遺伝資源、育種情報の総合的管理システムの確立-小麦特性調査(69)
摘要 小麦32品種・系統(うち外国品種は20)について40項目の1~3次特性の調査を行い、育種に有効な情報の提供と利用を進めた。調査結果については、データシートに記入し、農業生物資源研究所遺伝資源調...
作物遺伝資源、育種情報の総合的管理システムの確立-稲特性調査(68)
摘要 150品種について一次、二次、三次特性の調査を行った。供試品種の中で出穂したのは18品種のみであった。出穂期は日本晴より遅いものが大部分であった。稈長・穂長はすべて日本晴より長く、穂数は少なか...
摘要 花の老化はエチレンによって制御されるものが多く、現在切り花や鉢物の日持ち改善のために品質保持剤の処理が広く行われている。しかしながら、環境問題などの観点から品質保持剤の利用以外の手法による日持...
摘要 今後の稲作においては経営規模の拡大や省力化・低コスト化による生産性の飛躍的向上を実現していくために、育苗と移植作業を省略できる直播栽培技術の導入が求められている。直播栽培技術の中で有効な技術は...
摘要 作物には、ゴマの高酸化性物質などの老化抑制物質、イネのアレルゲン性タンパク質、小麦の加工適性に影響を及ぼす貯蔵タンパク質など、様々な生体内物質が存在する。これらの生体内物質を利用または改良する...