アカヒゲホソミドリカスミカメによる斑点米軽減を目指した新防除モデル
摘要 背景・目的:本害虫は水稲の斑点米を発生させる重要害虫である。平成11年~16年における道内の被害面積率は、4.1~19.7%であり、落等による経済的被害は甚大である。本害虫の成育環境は主としてイネ科雑草...
アカヒゲホソミドリカスミカメによる斑点米低減を目指した新防除モデル
摘要 水稲に斑点米を発生させる重要害虫アカヒゲホソミドリカスミカメに対し、性フェロモントラップを活用して、様々な栽培環境、品種、各種防除法などが混在する広い地域に対応した要防除水準を設定する。これ...
地域水田農業改革実践支援事業-北見地域における土地利用型野菜の導入・定着-
摘要 試験目的:水田農業における経営の複合化・多角化に向けた技術的・経営的課題を整理して、有効な技術の体系化現地実証や経営モデルの策定などにより、「地域水田農業ビジョン」の実現を支援する。 成績の概...
摘要 水稲早生品種を中心に拡大傾向にある斑点米発生を防止するため、現在不明なアカヒゲホソミドリカスミカメの発生生態を解明し、発生予察に基づく適期防除対策及び減農薬防除技術を確立する。 (i)密度抑制に...
摘要 水稲早生品種を中心に拡大傾向にある斑点米発生を防止するため、現在不明なアカヒゲホソミドリカスミカメの発生生態を解明し、発生予察に基づく適期防除対策及び減農薬防除技術を確立する。(1)密度抑制に...
摘要 割籾発生率は、地域別では津軽地域に比べて南部地域で高かった。品種では、「つがるロマン」に比べて「ゆめあかり」で高く品種間差が認められ、これが南部地域で割籾発生率が高い理由でもあった。この品種...
アカヒゲホソミドリカスミカメの加害機構の解明と斑点米発生防止技術の開発
摘要 i)網枠を用いた放飼試験の結果、登熟が進んだ黄熟期の稲穂であってもそれが割れ籾の場合は斑点米が発生することを明らかにした。またこの場合周囲に餌植物があればカメムシの加害は少なく、斑点米被害は少...
摘要 1 県内のバクテリアエンドファイトの探索 廿日市市,福山市,東広島市における有機栽培及び無農薬栽培の計5水田から水稲株を採取し,バクテリアエンドファイトの分離を依頼するため(株)前川製作所に送付...
摘要 水稲早生品種を中心に拡大傾向にある斑点米発生を防止するため、現在不明なアカヒゲホソミドリカスミカメの発生生態を解明し、発生予察に基づく適期防除対策及び減農薬防除技術を確立する。(1)室内放飼試...
55.新農薬の実用化試験 (3)航空防除合理化試験(斑点米カメムシ類)
摘要 目的:航空防除において、現行で2回以上の散布が必要である斑点米カメムシ類の防除に、従来の薬剤より残効期間が長く防除効果が高いネオニコチノイド剤を用いることにより、地上散布と同様に1回散布による防...
51.水稲栽培における環境保全型病害虫防除技術の開発 (2)部分着色粒の発生原因の解明と防除技術の確立
摘要 目的:ネオニコチノイド剤はアカヒゲホソミドリカスミカメに対して従来の薬剤より残効期間が長く効果が高い。そこで、より低コスト、省力化を進めるためネオニコチノイド剤の1回散布の防除効果と散布適期を...
摘要 寒冷地における最重要種であるアカヒゲホソミドリカスミカメの場合、割れ籾が多く発生すると斑点米が多いといわれており、他のカメムシと加害様式が異なるものと考えられる。そこで本種の水稲加害機構を明ら...
摘要 アカヒゲホソミドリカスミカメは、イネ籾から吸汁を行い斑点米を発生させ、米の品質を著しく低下させる。発生予察や防除技術を確立するためには、基礎的な生態と生活史を明らかにする必要がある。そこで防除...
アカヒゲホソミドリカスミカメを寄主とする卵寄生蜂の天敵としての能力の評価
摘要 斑点米の原因となるアカヒゲホソミドリカスミカメの天敵に関しては、まったく調査研究がなされていない。そこでカメムシ類の天敵である卵寄生蜂に焦点を当て、卵寄生蜂の種類・産卵能力・寄生行動・寄生率の...
摘要 アカヒゲホソミドリカスミカメは、近年北陸地域における斑点米発生の最も重要な原因種の1つになっており、防除対策の確立が急務とされている。防除技術の策定には、野外における発生生態の把握が不可欠であ...
摘要 割れ籾発生率には品種間差が認められ、「イシカリ」「ほしのゆめ」で安定して高かった。「ゆきひかり」「きらら397」は相対的に低かった。割れ籾発生率の高い「イシカリ」「ほしのゆめ」でも割れ籾が発生...
摘要 斑点米の原因となるカメムシ類は40種以上が知られているが、いずれの種も出穂期以降の稲穂を吸汁加害し、吸汁痕からの菌の侵入により斑点米が発生するとされている。北海道など寒冷地における最重要種であ...