多収で寒地で必要とされる低温耐性を備えた飼料用米・稲発酵粗飼料用品種の育成
摘要 北海道向け飼料稲品種である「きたあおば」の欠点であった耐冷性、いもち病抵抗性等の特性を改良し、収量性が「きたあおば」と同等以上でそれぞれ出穂期の異なる極多収飼料稲系統を4系統選抜した。4系統のう...
多収でいもち病抵抗性・耐冷性・識別性を有する飼料用米品種の育成
摘要 東北地域において1000kg/10a以上の多収品種を育成することを目指して、生産力検定試験を行った。2013年の収量は、「奥羽421号」が多肥移植栽培で957kg/10a、極多肥移植で946kg/10a、多肥直播栽培で747kg/10a...
摘要 稲発酵粗飼料用多収イネ品種に関しては、a) 東北地域以南向けの稲発酵粗飼料用「奥羽飼414号」を新品種候補系統とした。黄熟期乾物 重が、直播多肥栽培で「べこごのみ」より5%、移植多肥栽培で7%大きく、...
多収でいもち病抵抗性・耐冷性・識別性を有する飼料用米品種の育成 (東北地域中北部向けの耐冷性評価と多収性飼料用米系統の選抜)
摘要 東北農研より配付された育成材料について、全個体・系統の耐冷性を恒温深水法により検定した。個体選抜では106個体、単独系統では19系統を選抜した。生産力検定試験では、多収で耐冷性が優れる系統を、予備...
多収でいもち病抵抗性・耐冷性・識別性を有する飼料用米品種の育成 (東北地域中北部向けのいもち病抵抗性評価と多収性飼料用米系統の選抜)
摘要 系統選抜により早晩性、草姿、特性に優れる27系統を選抜した。東北農研および青森農総研と交換系適(各2系統)を実施した。生産力検定予備試験供試20系統のうち、中生を中心に、いもち病圃場抵抗性に優れ、多...
多収でいもち病抵抗性・耐冷性・識別性を有する飼料用米品種の育成 (関東以西向けの多収飼料用米品種の育成)
摘要 タカナリの突然変異系統である「関東264号」は、脱粒性が改善されており原品種のタカナリよりも約1割多収であった。 複数年の生産力検定試験で、比較品種の「北陸193号」よりも収量が安定しており有望と思...
摘要 水田等において飼料用稲は、その用途のため、多肥で、農薬による病害防 除が限られた条件で栽培される。しかし、この様な条件は、主要病害であるいもち病等の多発生を助長し、一部地域では本病のため、飼料...
摘要 グレンドリルやチゼルプラウ等を活用した高能率な大規模水田輪作システムに関しては、 東北において、 a) グレンドリルを用いた乾田直播体系について、耕起にスタブルカルチ、播種床造成と播種後の鎮圧にケ...
摘要 高乾物生産性、早熟性、縞葉枯病抵抗性等適性付与を目的とした交配、雑種集団の養成、個体選抜、系統選抜を行った。新品種候補としていた「北陸飼233号」は、新潟県の研究レベルで注目されているものの、現...
稲発酵粗飼料、飼料用米の機能性成分を活用した乳牛の酸化ストレス低減化技術ならびに高付加価値牛乳生産技術の開発
摘要 稲WCSに含まれる機能性成分(α-トコフェロール)による生産物への付加価値化に関する検討を目的に実施した泌乳牛の試験では、稲WCSを給与して得られた生乳はチモシー乾草のそれに比べて、ラジカル発生試薬を...
飼料用米・稲発酵粗飼料用品種のいもち病抵抗性の解明 (国際標準判別いもち病菌菌系を用いた飼料イネの抵抗性の解析)
摘要 飼料イネ品種10品種、判別品種29系統、について、日本産いもち病標準いもち病菌菌系(15菌系をもちいて抵抗性評価を行った結果、飼料イネ品種は8つのグループに(I-VIII)に菌系の反応から分類した。特に収9...
摘要 育成地から送付された15系統・品種の真性抵抗性遺伝子型を17種のレースへの反応から推定するとともに、接種による発病程度から圃場抵抗性程度を推定した。
多収でいもち病抵抗性・耐冷性・識別性を有する飼料用米品種の育成 (東北地域中北部向けのいもち病抵抗性評価と多収性飼料用米系統の選抜)
摘要 系統選抜により早晩性、草姿、特性に優れる29系統を選抜した。生産力検定供試28系統のうち、収量性に優れる7系統を選抜し、また、そのうち収量性に特に優れる1系統、収量性に加えていもち病圃場抵抗性に優れ...
多収でいもち病抵抗性・耐冷性・識別性を有する飼料用米品種の育成 (東北地域中北部向けの耐冷性評価と多収性飼料用米系統の選抜)
摘要 供試全個体・系統の耐冷性を恒温深水法により検定した。個体選抜では、1組合せ133個体を選抜した。単独系統は、7組合せ23系統を立毛選抜した。生産力検定予備試験では、2組合せ9系統、本試験では1系統を選抜...
多収でいもち病抵抗性・耐冷性・識別性を有する飼料用米品種の育成
摘要 「奥羽409号」は育成地の多肥栽培では粗玄米重は「ふくひびき」と同程度の多収を示したが、稈長は95cmで「ふくひびき」より約10cm高く、極多肥では倒伏が認められた。一方、岩手県一関大東地区では、粗玄米...
多収で寒地で必要とされる低温耐性を備えた飼料用米・稲発酵粗飼料用品種の育成
摘要 DNAマーカーを利用した「きたあおば」への耐冷性・いもち病抵抗性QTL集積固定系統から有望な系統を複数選抜した。 「たちじょうぶ」に優り「きたあおば」並以上の収量で、耐冷性およびいもち病抵抗性に優れ...
摘要 高機能飼料調製利用技術に関しては、これまで作製した菌株ライブラリーのうち、MRS培地で培養できる豚回腸粘膜付着菌468株の同定を行い、Enterococcus、Lactobacillus、Pediococcus、Streptococcus、Weissel...
摘要 稲発酵粗飼料用多収イネ品種に関しては、a)北海道地域では、いもち病抵抗性と耐冷性が強い「北海319号」の収量性を評価し、「たちあおば」より低収のTDN収量0.69t/10aにとどまることがわかった。いもち病抵...
多収でいもち病抵抗性・耐冷性・識別性を有する飼料用米品種の育成(東北地域中北部向けの耐冷性評価と多収性飼料用米系統の選抜)
摘要 供試全個体・系統の耐冷性を恒温深水法により検定した。個体選抜では、2組合せ199個体を選抜した。単独系統は、4組合せ93系統を立毛選抜した。生産力検定試験では、1組合せ13系統を立毛選抜した。
摘要 地域条件に適合した高TDN(可消化養分総量)収量のイネ発酵粗飼料用多収イネ品種については、a)北海道地域では、中生でいもち病抵抗性と耐冷性が強く、「きたあおば」より地上部乾物収量が多い新配付系統「...