摘要 高機能飼料調製利用技術に関しては、a)生体防御に関わる自然免疫系ブタNLRP3細胞内受容体の全構造遺伝子を同定し、Lactobacillus乳酸菌株の刺激により、パイエル板及び腸間膜リンパ節由来細胞においてNLRP3...
多収で寒地で必要とされる低温耐性を備えた飼料用米・稲発酵粗飼料用品種の育成
摘要 極早生でいもち病抵抗性が強く、直播栽培で多収の「札系09053」を選抜し、新配付系統「北海318号」とした。中生でいもち病抵抗性と耐冷性が強く多収の「札系10013」を選抜し、新配付系統「北海319号」とした...
多収でいもち病抵抗性・耐冷性・識別性を有する飼料用米品種の育成
摘要 寒冷地北部向きの飼料用米系統として、早生の晩(あきたこまち)熟期で粗玄米重が「べこあおば」より7%多い「奥羽418号」を新配付系統とした。 また、タカナリの脱粒性をやや難から少し改良した系統を新配...
多収でいもち病抵抗性・耐冷性・識別性を有する飼料用米品種の育成(東北地域中北部向けのいもち病抵抗性評価と多収性飼料用米系統の選抜)
摘要 供試19系統中、一穂籾数が多く、「つぶゆたか」、「べこあおば」並みから多収である「羽系1452」、「羽系1460」など7系統を選抜した。特に2系統は、いもち真性抵抗性遺伝子型がPib,Pikと推定される。
摘要 高乾物生産性、早熟性、縞葉枯病抵抗性等適性付与を目的とした交配、雑種集団の養成、個体選抜、系統選抜を行った。収穫時の生草のβーカロチンが低い「北陸飼233号」については、高品質の肉牛生産に資するこ...
飼料用米・稲発酵粗飼料用品種のいもち病抵抗性の解明(国際標準判別いもち病菌菌系を用いた飼料イネの抵抗性の解析)
摘要 飼料イネ品種および親90品種、判別品種29系統、その他ない外国の50品種、合計169品種について、日本産いもち病標準いもち病菌菌系をもちいて抵抗性評価を行い、3種(強、中、弱)の抵抗性程度を示す品種群に...
飼料用米の低コスト・多収・低投入技術の地域における実証 (4)西南暖地における家畜ふん活用による飼料用米低コスト多収生産技術の確立
摘要 本年度は,(1)西南暖地に適する飼料用米品種の選定(早期栽培,普通期栽培),(2)立毛乾燥による籾水分推移と気象との関係の解明,(3)有望品種系統の紋枯病抵抗性検定を目標に研究を進めた。 (1)については...
乳牛の健全性に配慮した飼料用米等多給のための評価・給与法の開発
摘要 本課題の目的は、飼料用米等の多給によるリスク評価をルーメンエンドトキシンと炎症性サイトカイン産生から検討し、適正な給与レベルを提示することである。今年度は、離乳後の乳用種育成雌牛に対する飼料用...
摘要 有色米給与による粗脂肪消化率低下などの負の効果を起こさず、ニワトリに酸化ストレス抵抗性の向上などの正の効果をもたらす有色米配合割合を検討した結果、飼料への有色米の配合割合を考慮することで、粗脂...
摘要 1.稲の良質・良食味安定栽培技術の開発 、(1)多収性品種の評価 、目的:飼料用、米粉用、バイオエタノール用など多用途な米の利用が見込まれており、独法で育成された稲発酵粗飼料用品種・系統などについて...
摘要 依頼系統を含む飼料用米・稲発酵粗飼料向き品種14品種・系統に病原性の異なるイネいもち病菌12菌株を噴霧接種し、これらの真性抵抗性遺伝子型を推定した。また、親和性のいもち病菌を接種し、飼料用米・...
飼料用米・稲発酵粗飼料用品種のいもち病抵抗性の解明(国際標準判別いもち病菌菌系を用いた飼料イネの抵抗性の解析)
摘要 フィリピン産いもち病菌24菌系を用いて飼料イネ20品種の抵抗性評価を行い、札系07236、北海312号、北陸糯242号、中国飼205号、ホシアオバ、オオチカラ、クサホナミ、まきみずほは、全てのいもち病菌菌系にた...
摘要 子実収量、TDN収量および病虫害抵抗性等を評価し、各地域に適した稲発酵粗飼料(WCS)用品種や飼料用米品種育成のための選抜を進めた。また、これまでに育成した品種について、現地試験等により実用性を確認...
多収でいもち病抵抗性・耐冷性・識別性を有する飼料用米品種の育成
摘要 耐冷性、いもち耐病性の付与を目的とした交配を18組合せ行った。また、F4世代の個体選抜を4組み合わせ行い、圃場で246個体選抜した中から室内でいもち病圃場抵抗性遺伝子“Pi39”のMASを行った。生産力検定試...
多収でいもち病抵抗性・耐冷性・識別性を有する飼料用米品種の育成(東北地域中北部向けの耐冷性評価と多収性飼料用米系統の選抜)
摘要 東北農研より配付された育成材料について、個体選抜では2組合せを供試し、識別性付与のため大粒選抜後播種し、恒温深水圃場に移植して障害型耐冷性検定を行い、耐冷性が「強」以上と推定された186個体を選...
多収でいもち病抵抗性・耐冷性・識別性を有する飼料用米品種の育成(東北地域中北部向けのいもち病抵抗性評価と多収性飼料用米系統の選抜)
摘要 個体選抜3組合せ129個体、系統選抜1組合せ14系統を選抜、次年度供試する。生産力検定試験に5品種21系統供試した。穂いもち圃場抵抗性は、Pikを単独に持つ4系統では強1系統、弱3系統であった。粗玄米の収量等...
摘要 北陸地域で極早生~早生で縞葉枯病抵抗性を持つ「なつあおば(旧系統名:北陸飼209号)」、「北陸飼233号」、「北陸糯242号」、「夢あおば」を6月22日に移植し、晩植栽培の可否を検討した。晩植栽培試験の結...
摘要 11種のいもち病菌レースを噴霧接種し、飼料用米・稲発酵粗飼料向き24品種・系統のいもち病真性抵抗性遺伝子型と圃場抵抗性程度を推定した。
飼料用米の低コスト・多収・低投入技術の地域における実証 (4)西南暖地における家畜ふん活用による飼料用米低コスト多収生産技術の確立
摘要 (1) 西南暖地に適する飼料用米品種の選定収量性および倒伏に強い等の理由から、早期栽培では「べこあおば」および「夢あおば」、普通期栽培では「ミズホチカラ」および「モミロマン」を有望とした。(2) 立...
b.地域条件を活かした飼料用稲低コスト生産技術及び乳牛・肉用牛への給与技術の確立
摘要 地域条件に応じた飼料用稲の栽培管理技術等の開発に向けて、1)発酵粗飼料用稲品種の混植(混合栽培)によりいもち病の発生を軽減できることを3年間にわたって現地で実証し、その軽減程度はほ場抵抗性強品種...