e.飼料生産性向上のための基盤技術の確立と土地資源活用技術の開発
摘要 1)とうもろこし不耕起栽培法を二毛作体系に適用するため、冬作ライムギ跡地におけるディスクプラウと不耕起播種機を組み合わせたとうもろこしの簡易耕播種技術について実規模での試験を2年間継続し、慣行...
摘要 フリー糸状体の継代培養によるノリの品種の保存手法では、その形質が失われるため、養殖ノリの遺伝的形質の安定を図るために、液体窒素による凍結保存法を開発した。
摘要 目的:有用な遺伝的形質を有するシイタケ品種作出。 計画:菌床栽培用優良品種の選抜、保存菌株及び有用変異体等を利用した交配株からの選抜。 期待される成果:県内菌茸生産及びシイタケ栽培者所得向上。...
摘要 「みやぎ園試VB1号」の栽培技術の確立と開発、原種種子及び生産用種子の増殖維持及び市場評価向上のための品種特性の把握等を行い、「みやぎ園試VB1号」の産地育成及びブランド確立に寄与するものである。 ...
摘要 Cd汚染土壌、及び非汚染土壌でわが国の代表的なダイズ品種・系統を栽培し、子実Cd濃度の低い数品種を見出した。子実Cd濃度の低い品種は、根の細胞壁にCdを蓄積し、地上部への移行を妨げていたが、高い品種は...
摘要 ナス栽培の労働時間は、ハウス促成で1900時間前後と超労働集約型の野菜である。全作業時間の43%を占める栽培管理作業の30%削減を目指して、仕立て法と暖房温度を検討した。品種は長形と卵形の2品種。仕立...
摘要 インディカ25種およびジャポニカ69種の休眠性および種子寿命を調査した。加齢処理による発芽率の低下傾向は、ジャポニカ種が著しかった。その後室温で8ヶ月維持した種子は、さらにその傾向が著しく、多...
養殖対象魚介類における形質評価手法の開発と遺伝様式の解明(17)
摘要 変異の多い遺伝標識が得られれば、環境要因が等しい混合飼育法によって遺伝的形質発現の評価を正確に行うことが可能になる。マイクロサテライトDNAは変異の多さから、遺伝標識として有望視されている。そ...
摘要 九州地方の大豆-麦作地帯では、主力品種であるフクユタカより、早生で機械化適性のより高い多収品種の開発が強く求められている。これらの要望に応えるため、難裂莢性、耐倒伏性の向上、最下着莢位置を適性...
茶機能性成分における遺伝的変異の解明と高含有系統の作出(177)
摘要 γ-アミノ酪酸(GABA)含有率の高い‘べにたちわせ’を片親にした後代を用い、一番茶期の新芽に嫌気処理を行ってGABA増加量とグルタミン酸減少量を検討した。その結果、GABA含有量の高かったのは‘...
摘要 イネの収量性は遺伝的形質であることは明らかでありながら、複雑な形質であるため収量性に関する生理生態研究も未解明な部分が多く、その遺伝様式にいたっては全く知られていない。そこで、収量性を構成して...
摘要 地域農作物の改良や新作物の開発・導入のためには、作物の遺伝的特性を明らかにする必要があり、個々の遺伝的形質の解析や作物品種のもつ遺伝的多様性の正確な把握が重要である。本研究では、地域農作物の個...
摘要 西南日本における水稲の最重要害虫であるイネウンカ類の品種加害性、薬剤抵抗性、翅型発現性などの遺伝的形質は年々変化している。そのためにイネウンカ類の発生動態の予測が困難になりつつあるばかりでなく...
摘要 水陸稲各々2品種の相互交雑6組合せのF3系統の種子を用いて、加齢処理により種子寿命の遺伝性を調査した。また、これらの親品種及び比較品種で収穫時期による種子寿命の変化を調べた。後者の試験で、採種...
摘要 移植、放流による天然水産資源の増殖、また人為的管理下での養殖は、今後、人口増加に伴う食糧不足を解決するために、ますます重要になると考えられる。しかし、自然分布を無視した移植、放流は、物理化学的...
摘要 5年度同様北海道における主要品種とそれらの系譜にかかわる品種・系統及び育成中の北海・北見系統等を新たに加えた合計72品種について、根雪前と積雪下100日後のLT50(50%個体凍死温度)を調査...
寒冷地型栄養繁殖性作物遺伝資源の収集・保存及び特性評価と新遺伝資源の創出
摘要 さといも、食用菊等の品種開発を飛躍的に推進するため、生物工学的手法により有用特性を備えた画期的な新遺伝資源を創出する。そのため遺伝資源の収集を行い、その特性調査の結果からデータベースを作成する...
摘要 イネ品種群の分類、同定には従来からの形態的形質や生化学形質などの遺伝的形質に加え、RFLPやPCR多型が用いられ始めている。しかし、個々の品種の分類、同定のための検定法は確立していない。本研究...
小麦の枯れ熟れ耐性に関する品種特性の解明と耐性品種の選抜(44)
摘要 最近九州地域で小麦の枯れ熟れ様障害が発生して問題となっている。このため、枯れ熟れ様障害に対する品種間差異を明らかにし、遺伝特性を解明する。平成3年播種の試験では、出穂後一定時期の達観調査、整粒...
摘要 富山大理から導入した系統は裂開しにくかったが,いずれも晩生であったため難裂開性が遺伝的形質によるのか成熟期の環境によるのか分からず,十分な検定ができなかった。57系統の特性調査の結果では,収量...