摘要 農業生物資源研究所より委託された水稲・陸稲400品種について、二次特性としての葉いもち圃場抵抗性を畑晩播法により検定した。Pi-a、Pi-i、Pi-k以外の特殊な真性抵抗性遺伝子を持つとみられ...
摘要 チャの輪班病抵抗性は高度抵抗性遺伝子(Pl1)と中度抵抗性遺伝子(Pl2)によって支配されており、Pl1はPl2に対して上位の関係にある。これによりチャの輪斑病抵抗性に関する遺伝子型は9種類想...
摘要 わが国の暖地・温暖地で最も重要な牧草であるイタリアンライグラスの最重要病害に冠サビ病(Puccinia coronata)がある。冠サビ病に罹病した植物は栄養価・家畜の嗜好性および収量が著しく...
摘要 イタリアンライグラス(2n=14)は、日本で最も重要な牧草の一つであるが、連鎖地図の作成はあまり進んでいない。そこでAFLP(増幅断片長多型)法など効率よく多型を検出できる手法を用いて連鎖地図...
マメ科作物土壌伝染性病害に対する作物の発病抑止機能の解析と新たな耕種的防除法の開発
摘要 マメ科作物の黒根腐病はだいずに大きな被害を与えている。本病の防除法として湛水処理が有効とされているが、現実的にはこのような対応は困難な場合が多い。また、抵抗性遺伝子の探索も進められているが、こ...
南米諸国における大豆の高位生産・利用技術の総合的開発研究(49)
摘要 南米諸国における大豆生産は作付け年数が浅く、深刻な病虫害が不在の条件下で行われている。今後、作付け年数の増加に伴い、病虫害の多発が予測される。これら病虫害に対しては、抵抗性品種の育成が有効な対...
摘要 メコンデルタはドイモイ政策で市場経済が進み、イネを始め生産性が急速に向上した。農畜水複合技術体系は水稲作を基礎とし、糠・屑米をブタの飼養に使い、糞尿を園芸、水産に用い、さらに排水の養分を稲に吸...
摘要 南米諸国における大豆生産は、作付け年数が浅く、深刻な病虫害が不在の条件下で行われている。今後、作付け年数の増加に伴い、病虫害の多発が予測される。これら病虫害に対しては、抵抗性の品種を育成するこ...
インドネシアの田畑輪換作における大豆の減農薬栽培法の開発(38)
摘要 大豆の食葉性害虫ハスモンヨトウに抵抗性を持つが実用形質が劣っている品種の持つ抵抗性遺伝子を感受性の栽培品種Wilisに導入するため,戻し交雑を4回行った(B4F1)。戻し交雑を3回行った系統(...
高降雨ストレスに対する障害抵抗性麦類の育種技術の開発(177)
摘要 ハンガリーのセゲドにあるCereal Research Instituteにおいて赤かび病抵抗性で、さび病抵抗性や高品質な製パン性を付与した小麦の8系統を選抜した。これらを他の遺伝資源とともに...
摘要 海外から遺伝資源として導入した400品種について、二次特性としての葉いもち圃場抵抗性を畑晩播法により検定した。外国産品種の大部分は、発病しないか極わずかの発病で、Pi-a、Pi-i、Pi-k以...
形質転換トマトを用いたCMV抵抗性トマト品種の育成(386)
摘要 CMV外被タンパク質(CMV-cp)遺伝子を1コピー・ホモで有するCMV抵抗性組換えトマト系統と栽培品種との交雑後代のF3世代30系統の自殖種子を用い、カナマイシン抵抗性遺伝子(NPT-II)...
摘要 二次特性としての葉いもち圃場抵抗性を、海外から遺伝資源として導入された315品種及び産地が異なる国内の旧品種85品種について、畑晩播法により検定した。外国産品種の大部分は、発病しないか極わずかの発...
摘要 DNA多型を利用して野菜における諸形質の遺伝を解析し、育種に応用する。ナスについては青枯病抵抗性遺伝子座、単為結果性を支配する遺伝子座の、トマトについては青枯病抵抗性遺伝子座の解析をめざす。ハ...
インドネシアの田畑輪換作における大豆の減農薬栽培法の開発(36)
摘要 大豆の食葉性害虫ハスモンヨトウに抵抗性を持つが実用形質が劣っている3品種の抵抗性遺伝子を感受性品種Wilisに導入するため、戻し交雑及び選抜を行って世代をB2F2世代まで進めた。また、これらの...
摘要 果樹栽培においては、通常食用となる果実は台木に接がれた異品種から生産されることから、組換え体を台木として利用する場合は、食品中への異種遺伝子の混入は回避できると考えられる。このため、発根調節遺...
摘要 "果樹栽培においては、樹勢調節や不良環境適応性、病害虫抵抗性の向上を目的として台木を使用し、通常食用となる果実は台木に接がれた穂品種から生産されることから、組換え体を台木として利用する場合は、...
グルカナーゼ遺伝子導入によるリンゴの菌類病抵抗性育種素材の開発(107)
摘要 リンゴの育種においては、これまで主として交雑育種法によって果実形質の改善と病害抵抗性を含む樹体形質の改善を図ってきた。病害抵抗性の強化に関しては、野性種からの抵抗性遺伝子の導入等によって数種の...
摘要 東北農試刈和野試験地の大豆圃場(本病の発生地)では、落葉病のの年次間変動が大きく、抵抗性素材検定上の障害となっている。土壌中の菌量と発病の年次間変動との間には密接な関連がなかった。圃場試験法確...
摘要 北海道夕張市及び高知県で新たなメロンつる割病菌が分離され、本菌株(各々、夕張菌、高知菌と仮称)は台木用品種を含め従来の抵抗性品種を侵すことが報じられた。そこで、両菌株の病原性を明らかにするとと...