摘要 目的:病虫害抵抗性は多くの場合、少数の作用力が大きな遺伝子が存在することが多く、これらを対象にしたMarker-Assisted Selection (MAS)が効果的である。広く普及している品種で、食味等では優れるが病虫...
① 農業生物のゲノム解読の推進とゲノムリソースの拡充・高度化
摘要 1.コムギ6B染色体のBAC物理地図の構築について、BMC Genomics誌に論文として発表した。物理地図情報(Ver. 2.0)は、フランス国立農学研究所(INRA)の「Wheat URGI」サイトにて公開された。また、この物...
硬質小麦タマイズミの縞萎縮病と穂発芽抵抗性を強化した「スーパータマイズミ」の開発
摘要 作物研究所が作出した、「タマイズミ」を遺伝的背景にもち、ABA分解酵素変異型遺伝子と小麦縞萎縮病抵抗性遺伝子(YmIb)をあわせもつ40の倍加半数体(DH)系統のうち、立毛で予備的に選抜した20系統につい...
摘要 目的:病虫害抵抗性は多くの場合、少数の作用力が大きな遺伝子が存在することが多く、これらを対象にしたMarker-Assisted Selection (MAS)が効果的である。広く普及している品種で、食味等では優れるが病虫...
摘要 キャベツの根こぶ病抵抗性等に連鎖するDNAマーカーの開発に関しては、 a) 選抜したキャベツ自殖後代及び試交系統の根こぶ病抵抗性を根こぶ病菌病原型グループ1に属するNo.5を用いた幼苗試験と汚染圃場栽培試...
摘要 グレンドリルやチゼルプラウ等を活用した高能率な大規模水田輪作システムに関しては、 東北において、 a) グレンドリルを用いた乾田直播体系について、耕起にスタブルカルチ、播種床造成と播種後の鎮圧にケ...
(11) (TRS1004) コムギ赤かび病抵抗性遺伝子の同定
摘要 目的:コムギ赤かび病抵抗性遺伝子を単離する。 、成果:赤かび病抵抗性2DLを保有する「きたほなみ」戻し交配系統「24509」と「きたほなみ」を交配し、66粒の交配種子を得た。これら種子を温室と圃場に播種し...
気候区分に対応した安定多収・良品質大豆品種の育成と品質制御技術の開発
摘要 DNAマーカー等を利用した機械化適性の高い安定多収品種の育成に関しては、 a) 「フクユタカ」に難裂莢性を導入した「関東120号」、「サチユタカ」に難裂莢性を導入した「サチユタカA1号」の現地試験を行い、...
摘要 病原体汚染程度を判定するシステム開発に関しては、a)ジャガイモ塊茎褐色輪紋病媒介菌Spongospora subterraneaの定量に加え、ミニトマトを用いたトラップ法により病原ウイルスの定量を行い、汚染程度の域値...
摘要 コートタンパク遺伝子をつかった定量RT-PCRの結果では、罹病性品種ホクシンと比較するとコピー数では百万倍の差があるが、抵抗性品種であるMadsenからもWYMVが検出された。これは実験の陰性コントロールの水...
DNAマーカーを用いた冠さび病抵抗性に優れるイタリアンライグラスの育成試験
摘要 〔目的〕 、DNAマーカーを利用して温暖地の栽培条件および利用形態に適応する冠さび病抵抗性に優れた新品種の育成を行い,自給飼料の生産性向上を図る。〔成果〕 晩生品種ヒタチヒカリへの,冠さび病抵...
かび毒汚染低減を目的とした赤かび病抵抗性コムギ新品種の育成と薬剤防除法の確立
摘要 a赤かび病抵抗性遺伝子を導入した新品種の開発 、 (a) 抵抗性遺伝子を導入した準同質遺伝子系統の育成と特性解明 、 (1)試験目的:これまで進めてきたDNAマーカー選抜を用いた抵抗性育種をさらに促進さ...
b.難防除雑草バイオタイプのまん延機構の解明及び総合防除技術の開発
摘要 1)麦・大豆作雑草の個体群動態-収益統合モデルの開発では、雑草個体群動態モデルプロトタイプに確率変動や昆虫による種子食害率を組み入れて拡張し、カラスムギの密度低下が種子食圧に依存していることを...
摘要 目的:イチゴ炭そ病抵抗性に連鎖したDNAマーカーを開発・活用し、炭そ病抵抗性を持った優良系統を効率的に選抜・育成する。 成果:炭そ病に対する耐病性について、播種1年目の実生時点において抵抗性程度...
かび毒汚染低減を目的とした赤かび病抵抗性コムギ新品種の育成と薬剤防除法の確立
摘要 (1)「はるきらりNILs」が、赤かび病抵抗性に優れ、農業特性や品質が実用品種に近いことを明らかにした。また、「きたほなみNILs」についてBC5F4、BC6F2のDNAマーカーによる遺伝子型判定を完了した。さら...
c.実需者ニーズに対応したパン・中華めん用等小麦品種の育成と加工・利用技術の開発
摘要 1)超強力小麦品種「ゆめちから」について、関係機関等と連携し普及促進を行い、北海道では23年度(播種)より約1,000ha、兵庫県では22年度(播種)より約100haの栽培が行われることになり、普及促進計画を...
1 水稲新品種育成研究、3)DNAマーカーを利用した育種技術の導、 入
摘要 目的:水稲新品種育成において、系統の選抜にDNAマーカーを利用する。当面、利用可能な「愛知112号」が持つ穂いもち病抵抗性遺伝子(Pb1遺伝子)の有無を間接的に判定できるDNAマーカー(B1およびB2)を、水...
摘要 目的:遺伝形質の品種ごとのグラフィカルデーターベースを構築し、育種目標実現確率の高い交雑組合せ選定の効率化を図る。、成果:(1)モモ栽培形質や果実形質と関連したDNAマーカーの探索:(1)早生種育成...
2) DNAマーカー開発のための遺伝子資源及び有用形質の探索 、 (1) 褐斑病抵抗性遺伝子資源の探索:分離集団の育成
摘要 目的:Malus属野生種などについて、切離葉を用いた褐斑病分生子接種試験により抵抗性を評価する。、、成果:これまでハナカイドウとオオミノサナシなどの野生種と‘あかね’が褐斑病に強い抵抗性を示した。ハ...
30 DNAマーカーを利用した水稲の減農薬栽培向け良食味品種の早期育成
摘要 目的:いもち病防除薬剤を削減した減農薬栽培を可能とするため、高度穂いもち病抵抗性遺伝子Pb1を持つ系統に高度葉いもち抵抗性遺伝子を持つ系統を交配し、高度抵抗性遺伝子の集積により葉いもち・穂いもち...