摘要 ロシアと日本の系統を中心に交配、選抜、増殖を行うと共に、生産力検定及び生産力予備検定試験を行った。生産力検定では、有限伸育系統(キタワセD)が強い倒伏抵抗性及びキタワセソバ並の収量水準を示し、...
摘要 オランダ(VDH社)及びドイツ(KWS社)との共同育成34のF1系統(VDH-CMS×JPPの18F1系統、KWS-CMS×JPPの16F1系統)について健全ほ場において生産力、特性検定を行った...
摘要 育成した単胚一代雑種系統について、育成場所の生産力検定試験、北海道の主要公立試験研究機関における現地選抜ほ検定試験、系統適応性検定試験及び現地検定試験を行い優良品種の育成を行った。研究実施期間...
摘要 てんさい単胚種から遺伝的に安定した高糖・高品質単胚二倍体で組合せ能力の高いO型系統並びに雄性不稔種子親系統を育成し、一代雑種品種の育成に供試することを目的に研究を行い、これまで、自家不和合性、...
摘要 てんさい一代雑種品種の育成に当たり、既存の遺伝資源を基に選抜・評価を繰り返し、安定的な糖収量、高品質、抽苔耐性で病害抵抗性かつ組合せ能力の高い二・四倍体多胚花粉親系統の育成を行った。これまでの...
摘要 育成系統の耐穂発芽性選抜の結果、札系203号、札系222号、月系9430が耐穂発芽性やや難であったが、収量性や品質特性に難があり廃棄せざるを得なかった。継続中の系統では北海257号、札系207...
グリアジンおよびグルテニン組成の遺伝的改変による高製パン性品種の育成(82)
摘要 製パン試験は高低の2水準のタンパク質含量で行った。10年産はいずれの系統も低アミロであったが、札系266号のパン比容積はHRWには劣ったもののホロシリコムギよりは優れていた。また、耐病性や耐倒...
摘要 10年6月に44組合せの交配を行った。また個体選抜(F2~3)に3、集団養成(F2~4)に168の組合せを供試し、主要農業形質について選抜を行った。奨決予備試験(中央、上川、遺資セ)に配付して...
摘要 ばれいしょは生食用、食品加工用及びでん粉用として利用され、各種用途向けの多様な要望に応えるため優良品種の育成を行ってきた。栄養繁殖性作物の育種法により、優良母本の選定と交配、実生養成と栄養系世...
摘要 有用遺伝資源、品種並びに系統の種子の長期保存法を検討するとともに、高品質かつ高収量の一代雑種品種の採種法、有用遺伝資源の増殖に当たり、単胚性の遺伝様式を解明し、単胚性の改良法を検討した。その結...
摘要 北海道では開花から収穫にかけてしばしば襲来する多湿・低温・寡照などの悪天候で赤かび病や穂発芽などの被害が発生し収量や品質の低下をきたすことが多く穂発芽耐性や赤かび病抵抗性の一層の改良が不可欠で...
摘要 大麦の食用利用では、一次加工適性である精麦品質の良否が大麦の品質評価を決定している。しかし、精麦品質の評価方法については育成地、食糧庁及び精麦業界の間で統一されていないため、評価値を相互に比較...
摘要 北陸地域は六条大麦の主要産地であるが、単収は他地域に比べ低い。冬期間の雪・雨が多いことや、麦作が重粘土の転換畑に多く作付けされているため、湿害・雲形病・雪腐病が発生し、低収の原因となっている。...
高蛋白春秋小麦品種・系統のブレンドによる製パン性等加工適性の安定化技術
摘要 北海道の春播小麦は,国産小麦を用いたパンの原料として強い需要があるが、近年雨害のため供給が不安定で安定供給が求められている。そこで、収量性の高い秋播小麦の中の高蛋白のものをパン用として利用する...
摘要 てんさいの栽培において、高齢化、離農による大規模化に伴う労働不足、北海道の多様な気象条件が引き起こす病害の発生による生産の不安定性が重要な農業問題となっており、直播栽培による省力・生産コストの...
摘要 今後拡大が見込まれるソバ栽培においては、省力化・大規模化が重要であると考えられる。そこで、11~13年度において大規模栽培機械化収穫に適すると思われる有望な有限花序(伸育)性系統の現地栽培にお...
摘要 ばれいしょの輸入品種等の生産力検定試験を行い、供試系統の概況は以下のようであった。P961:平均1個重が「トヨシロ」に比べ小さく、このため中以上いも収量は91%となった。加工原料として、いもの...
摘要 種子(真正種子)から種いも生産を行う高品質の種子播きばれいしょ品種を開発する。ばれいしょは4倍体ヘテロであるため、種子を播種すると色や形などの表現型の分離が大きく、これを如何に小さくするかが課...
摘要 育成系統の調理加工適性を評価し、えぐ味の元となるグリコアルカロイド含量を測定する。また貯蔵性と打撲耐性について評価法を確立するとともに、品種間差を明らかにして育成系統の評価のための指標を得る。...
摘要 ばれいしょは種いもを用いる栄養繁殖であるため、種苗の増殖率が10~20倍と低く、ウイルス病など種いもに内在する病気による収量や品質の低下が問題となる。このため無病種いもの安定供給が、種苗管理セ...