h.暖地における長距離移動性、新規発生等難防除害虫の発生メカニズムの解明と総合防除技術の開発
摘要 1)長距離移動性イネウンカ類については、トビイロウンカとセジロウンカに適応可能な簡易な微量局所施用装置を用いた薬剤抵抗性検定法を開発した。また、イネウンカ類の飛来源地域における5年間のモニタリ...
h.暖地における長距離移動性、新規発生等難防除害虫の発生メカニズムの解明と総合防除技術の開発
摘要 1)平成20年6月に西日本に飛来したヒメトビウンカは、薬剤感受性や保毒虫率が国内土着個体群の特性と明確に異なることから、中国江蘇省を飛来源とした海外移動であることを明らかにした。また、これが契機...
(3)熱帯・亜熱帯地域における家畜飼養技術の高度化とアジアの乾燥地における持続可能な農牧業生産システムの構築
摘要 タイにおけるこれまでの飼養試験データ並びに飼料分析データを取り纏めて、タイ語で肉牛飼養標準試作版を作成した。タイ南部、北部並びにラオス南部の代表的な飼料資源の化学分析と栄養価を測定するとともに...
h.暖地における長距離移動性、新規発生等難防除害虫の発生メカニズムの解明と総合防除技術の開発
摘要 1)イネウンカ類の東~東南アジア地域個体群を各種20系統以上採集して薬剤感受性と抵抗性品種加害性を検定し、これらの特性は、地域によって明確な差違があることを明らかにした。フタテンチビヨコバイは、...
熱帯、亜熱帯等の作物及び微生物遺伝資源のサブバンク業務(531)
摘要 亜熱帯条件下で作物遺伝資源調査を実施した。稲遺伝資源200系統の一次必須13項目、二次特性2項目(葉いもち、耐倒伏性)を調査し、200点の籾と玄米の画像データを収録した。サトウキビ野生種(ワセオバナ)3...
摘要 外国から導入した稲の200系統を亜熱帯条件下で栽培し、植物遺伝資源調査マニュアルに従って、一次及び二次特性(葉いもち病抵抗性、耐倒伏性)について調査をし、また種子の増殖を行った。国内外から導入...
摘要 10年度は中国南部に位置する福建省及び浙江省において、リゾビウム科細菌の探索収集を行った。福建省では果樹の苗園において根頭がんしゅ病の発生調査を行い、モモの苗木に発生したがんしゅ組織を採集した...
摘要 沖縄県宮古・八重山の離島地域には亜熱帯の気候条件にうまく適応した作物在来種が栽培されていると考えられる。一方、これらの地域にも都市化の波が押し寄せ、伝統的な食習慣、在来種の栽培が徐々に失われつ...
摘要 9年度は中国南部・福建省において、Agrobacterium属細菌を中心にリゾビウム科細菌の探索・収集を行った。福建省永泰地区のモモの苗園において根頭がん腫病の発生調査を行った結果、数カ所で根...
摘要 キャベツ、ハクサイ、カイラン、及びこれらの種間体細胞雑種、交雑種を用い、開花期の遊離プロリンを測定し、高温耐性について検討を行った。その結果、遊離プロリン含量は葉部よりも花柄部、または花蕾部で...
摘要 新病害の病原菌、亜熱帯地域生息菌、薬用植物常在菌、輸送・加工中の害菌および同定依頼菌について、国内外の真菌を対象に分類・同定した。主な関連植物とその病害は以下のとおりである。メロン紅色根腐病、...
摘要 1年目の5年度は夏期低温であったが、2年目の6年度は夏期高温であった。夏期高温にもかかわらず、ムクナ(アナン)は大豆に勝る除草効果を示さなかった。以上のことから、温帯の日本におけるムクナ、ピジ...
摘要 平成5年の夏季は異常気象下にあったため、高温を好むムクナ、ピジョンピーの生育は劣ったものと考えられた。ムクナと大豆の雑草制圧力(光の遮蔽、他感物質)は大差なく、ピジョンピーは劣った。ムクナ、ピ...
摘要 各種葉菜類、マメ科作物を供試して、100、250、500mMのNaCl溶液を散布し、相対光合成速度(対照区に対する)並びに障害指数より耐潮性の種間比較を行った結果、マメ科作物は葉菜類に比べ相対...
摘要 タイ北部ではトウガラシ、ナスなどに対するナミラセンセンチュウ、ヤリセンチュウ、ニセフクロセンチュウなどの加害が認められた。東北部ではネコブセンチュウによるケナフやキマメの、ニセフクロセンチュウ...
摘要 タイ国におけるダイズ主要病害の発生実態について、現地調査と聞き取り調査を行った。タイ国のダイズ栽培には、乾期、雨期前半期、雨期後半期と3つの栽培型があるが、病害の発生は乾期ダイズで少なく、雨期...
摘要 ネパールの納豆様大豆発酵食品キネマは、地域住民の食生活に占める重要さにも関わらず、従来あまり調査研究がおこなわれていなかった。そこで、平成4年10月6日から平成4年12月4日まで、ネパール国及...
摘要 このプロジェクト研究は、インドネシアの田畑輪換による生態系調和機能に焦点を当てているが、このような機能が成立するためには、社会経済的条件との調和が不可欠の条件となる。インドネシアの大豆需要は、...
荒廃林地の回復とアグロフォレストリー-植物の成長と環境条件の解析-
摘要 アグロフォレストリーにおいて、上木として植栽されたアカシアやユーカリ等の被陰が、林内植栽された各種マメ科作物の成長や開花結実に及ぼす影響を調査した。生存率はリマ豆、ダイズ、モンゴ豆の順に高かっ...
農業限界地における窒素固定生物の生理・生態-遺伝子工学的手法による根粒菌の分類(178)
摘要 農業限界地の様々な環境ストレスに適応可能な共生系をスクリーニングする手段として、栽培種だけでなく野生種を宿主植物として利用する事は有効であると考えられる。そこでアズキ亜属の栽培種とその近縁野生...