摘要 北海道の大規模畑作地帯における野菜生産の多様な可能性を検討するため、北農試が開発した施肥播種1工程システムを利用した春播野菜ー秋播小麦ー夏播野菜2年3作体系を確立することを目的とした。秋播小麦...
摘要 夏期には圃場のキャベツ葉では非氷核活性細菌が多く、氷核活性細菌は8月まで検出できない。9~11月には圃場キャベツ葉で氷核活性細菌が検出されるが、その分布は局限されていた。野外のコナガから、9月...
摘要 キャベツではベストと早秋、ハクサイでは捲翠とTropical OK50、ダイコンではエベレストの耐暑性が大きく、高温時でも収量が多いことが明らかになった。夏期のダイコンにネピアグラスの敷草マル...
摘要 亜熱帯地域(沖縄県)は、マージ土壌に代表される腐植の少ない痩せた土壌が多い。このような地域では、雨による肥料の流亡が起こるため、少量多回の追肥を行い無駄を省くことが必要である。しかし現実はこの...
摘要 熱帯原産の野菜を除く大部分の野菜は夏季の温帯地域、及び熱帯・亜熱帯地域で生じる高温条件で生育が悪化し減収する事から、野菜の耐暑性のメカニズムについて検討する必要がある。これまでの研究で、野菜の...
摘要 日本、台湾、南及び東南アジア産アブラナ科野菜、インド産豆類等各品種の細胞膜温度耐性の品種間差を比較検討するため、各供試品種種子を入手し発芽試験を実施している。日本産キャベツの耐暑性及び高温感受...
摘要 作物の栽植密度や栽植パターンが昆虫の個体群動態に及ぼす影響を明らかにするために圃場実験を行った。キャベツの疎植区と密植区では害虫の株当たり密度は疎植区で高くなったが、幼虫期の生存率には両区で違...
摘要 3段階(5、10、15mm)の指標硬度で圧密し、苗立枯病菌Rhizoctonia solaniに汚染された苗床(土壌)にトビムシFolsomia hidakanaを移入したところ、キャベツ苗立...
摘要 トビムシFolsomia hidakanaを苗立枯病菌Rhizoctonia solaniに汚染された苗床に移入すると、病菌の感染力を抑制し、播種したダイコン、キュウリ、キャベツ、ゴボウは健全...
摘要 キャベツの栽植密度を0.25,1.0,4.0及び8.0株/平方メ-トルの4段階に変えて栽培し,コナガ,モンシロチョウ,タマナギンウワバ,アブラムシ類等の害虫と,補食者や寄生蜂の個体数および寄主...
摘要 タイ国においてマングビーンを加害するジャワネコブセンチュウの耕種的防除の一環として線虫抵抗性マングビーン品種の検定試験を行った。チャイナート畑作センターに保存されている27品種を供試したところ...
摘要 強風による飛塩を想定して、海水を葉面散布した場合の野菜の耐塩性を光合成速度を指標として検討した。海水を葉面散布したところ、光合成速度はサントウサイ、ダイコン、キャベツのようなアブラナ科野菜では...
サトウキビ間作による夏野菜の収量、品質向上技術の開発(54)
摘要 沖縄県の特産作物であるサトウキビの防風効果、遮光効果等を活用し、また土地の有効利用を図るため、サトウキビ間作夏野菜の新作付体系について検討した。キャベツ、サントウサイ、ダイコン共に収量は畦の位...
摘要 高温、強光、低湿度、狭小な日較差の条件における葉根菜類の光合成、蒸散機能について検討した。高温での葉根菜類の光合成速度の低下には、過大な蒸散に伴う水ストレスによる気孔の閉鎖も関係すること、強光...
摘要 夏季に栽培する温帯性葉根菜類について通気性資材の簡易被覆栽培による生育、収量の向上効果を検討した。遮光率21~40%のトンネル状の簡易被覆により、地温が1~5.5度低下し、風速が43~64%減...
自然冷熱変換利用による省エネルギー貯蔵・予冷技術の開発(312)
摘要 アイスポンドによる貯蔵庫冷房システムを開発し,ばれいしょ等の長期貯蔵および野菜の予冷に利用した場合の冷房性能,庫内環境,貯蔵・予冷物の品質を明らかにし,省エネ効果を評価した。冷房はアイスポンド...
摘要 北海道内5調査地点で性フェロモントラップによって捕獲したガンマキンウワバ雄の前翅長と乾燥体重を測定した。発生はどの調査地点でも年3回で、前翅長は遅い世代ほど長くなり、乾燥体重は遅い世代ほど軽く...