摘要 目的:近年の温暖化の影響で品質低下が問題化している酒米「山田錦」の品質向上や「キヌヒカリ」に代わる高品質水稲品種「きぬむすめ」の実用化を図る。 成果:「きぬむすめ」の生育特性を把握し、生育予測...
スモモ及びオウトウの優良品種選抜と栽培技術の確立 1,スモモ、オウトウの優良品種の特性調査(第4次)
摘要 (1)スモモ、オウトウの優良品種の特性調査 スモモの3品種、オウトウの4品種について生育特性と果実品質を調査した。 スモモでは、「いくみ」の収穫始めが「大石早生」より6日遅かった。糖度が高く食味も...
摘要 トマトでは、近縁野生種からネコブセンチュウ抵抗性を導入した胚培養由来個体への戻し交配及び栽培種への交配を実施した。また。得られた系統のネコブセンチュウ抵抗性検定を実施した。 水稲では、前年...
摘要 目的:本県オリジナル品種及び新品種の生育・栽培特性を把握し、栽培マニュアル作成に活かすとともに、高品質高生産のための栽培技術開発の基礎資料とする。 成果:(1)リンゴ「緋のあづま」 (1)JM2、...
摘要 目的:主要果樹の発育経過、果実肥大及び成熟経過、新梢生長等を調査し、気象要因との関係を解析するとともに、生育予測法を確立する。さらに、生産性を向上するための発育ステージごとの生育指標を作成する...
摘要 目的:イチゴ、アスパラガス共にオリジナル品種を育成したが、さらなる振興を図るため、既存品種より生産性、食味、耐病性、機能性に優れた新品種を育成する。 成果: イチゴ:(1)交配:促成栽培個体選抜...
水稲の直播栽培用早生良食味系統・品種ならびに開花期耐冷性選抜マーカーの開発
摘要 直播栽培を安定させるためには、品種の低温苗立性、耐冷性および食味水準の向上が求められている。ホクレン農業総合研究所のバイオ技術と母本を活用し、上川農試が持つ直播に関する材料および検定技術を併...
摘要 暖地少雨低地土の水稲栽培において、土壌中の適切な可給態リン酸量・交換性カリ量を維持するためのリン酸・カリ施用量を明らかにし、減肥指針を策定することを目的に、資材の投入によって人為的にリン酸・カ...
j.病虫害抵抗性、省力・機械化適性、良食味等を有する野菜品種の育成
摘要 環境保全型野菜生産に対応した病虫害抵抗性品種の育成等に関しては、1)年末年始どりに適応したレタスビッグベイン病抵抗性レタス系統「SAKS3」を開発した。本系統は、その抵抗性程度が既存抵抗性品種「ロ...
摘要 「目的」児島湖湖沼の水質を改善するため、流出水対策地区及びその周辺の水田において、土壌診断結果に基づいた施肥量の適正化を推進する。 精密な土壌調査を実施し、また、施肥改善試験区を設置し、リンの...
摘要 目的:シシトウの現在の品種は、果形や淡い果色などの果実特性等に問題がある。さらに新しいウィルス病の発生や栽培環境の悪化による辛みの発生などが指摘されている。そこで、「分子診断手法を利用した病害...
摘要 目的:高知県では独自の高温登熟性簡易検定法を確立しており、国内外の水稲品種の高温登熟性を評価するとともに、これまでに育成された良食味系統と高温登熟性の優れる品種・系統との交配により、高温登熟性...
摘要 目的:丹後産コシヒカリの良食味米生産のための理想生育相の解明と、理想生育相を実現するための生育診断及び栽培技術を確立する。、成果:良食味米生産のための幼穂形成期生育量(草丈×m2当茎数×SPAD値/10,...
摘要 品種、地域に対応した各生育ステージごとの生育予測システムを確立する。これまでに得られたデータと合わせて「ふさこがね」のDVI法による幼穂形成期予測式を策定した。「ふさおとめ」と「コシヒカリ」につ...
摘要 目的:輪換畑における12月~1月にかけての冬期収穫ブロッコリーの安定栽培技術と跡作水稲栽培法を確立する。 成果:(1)水稲ーブロッコリー二毛作では,早期収穫が可能でブロッコリー移植準備までの余裕があ...
摘要 目的:イチゴ、アスパラガス共にオリジナル品種を育成したが、さらなる振興を図るため、既存品種より生産性、食味、耐病性、機能性に優れた新品種を育成する。、成果:、(1)交配:促成栽培個体選抜に供試す...
気象変動を克服する高度耐冷・高温耐性・良質安定多収品種の開発
摘要 目的:基本食糧の安定供給のために,環境変化への耐性やいもち病抵抗性に優れた水稲多収品種の開発が急務であり,平成5年,15年の冷害や平成11年,12年の高温障害の発生等気象変動が大きい中,これらを克服し...
j.病虫害抵抗性、省力・機械化適性、良食味等を有する野菜品種の育成
摘要 1)レタスビッグベイン抵抗性の組換えレタスM系統の戻し交雑を進め、9系統のBC3世代の種子を得た。また、作期が「フユヒカリ」よりも早い「SAKS3」の生産力検定、特性検定及び系統適応性検定を継続して実施...
e.良食味で加工適性に優れた甘しょ品種の育成と新たな有用特性をもつ甘しょ育種素材・系統の開発
摘要 1)良食味で調理後の黒変が少なく、貯蔵性が「高系14号」並の「九州163号」を選抜した。本系統は、サツマイモネコブセンチュウの5レースに対して抵抗性を示すが、立枯病にはやや弱いことを明らかにした。ま...
I 農林水産業の生産力向上 2 生産性向上を支える品種の改良・開発 (13) 水稲の新品種育成と導入・選定 2 育成系統の特性及び地域適応性の検定、 (1)特性検定試験
摘要 葉いもち抵抗性検定試験に2,475系統、穂いもち抵抗性検定に112系統、穂発芽性検定に324系統、耐冷性検定に310系統、食味官能試験に149系統を供試し、育成中の系統の特性を明らかにした。