摘要 目的:本県の雑穀栽培では、水田移植栽培可能なヒエ(達磨)の栽培面積が拡大しているが、畑地栽培が前提であるアワ・キビの増産要望が高まっている。しかし、除草労力が過重であることに加え、アワノメイガ...
摘要 目的:雑穀類は健康食品としての需要が多く、無農薬無化学肥料栽培は雑穀販売の戦略上大きな付加価値を生む。農薬に関してはこれまで雑穀類に登録のある農薬は少なく、無農薬を前提とした栽培が行われてきた...
31.中山間地域における産地マーケティングに基づく特産的高付加価値農産物の生産技術 (1)技術開発試験3)冬期の寒冷気象を活かした栄養価の高い葉菜類の安定栽培技術
摘要 目的:夏作野菜の収穫を10月下旬まで延長した場合にも、冬期にホウレンソウとコマツナを出荷可能にするために移植栽培を検討した。方法:1)試験場所:農試内ハウス。2)供試品種:ホウレンソウ‘ソロモン’、コ...
1. 良食味水稲・麦・大豆の省力・安定生産技術の確立(1)省力で安定した麦・大豆体系の確立(大豆安定栽培技術の確立)(i) 催芽(吸水)種子による大豆の発芽苗立安定技術の検討
摘要 大豆は播種直後の湿害に弱く降雨等で冠水してしまうと発芽しなくなり、苗立ちが非常に悪く、それが収量低下の大きな要因になっている。 そこで、種子予措(吸水処理)を行い、湿害に強い催芽(吸水)種子の播...
摘要 農薬および化学肥料の投入をできるだけ少なくする新しい省力・低コスト環境負荷軽減技術の開発により、新形質米を含めた高付加価値米の安定生産を行い、中山間地域における水田営農の安定と地域の活性化を...
摘要 近年の地産地消に対する社会的要望に基づき、県内焼酎加工向け大麦「ニシノホシ」の高品質安定栽培技術を確立するため、「ニシノホシ」に適した栽培法試験、栽培法の違いによる醸造特性調査、現地での実証...
高加工適性有用遺伝資源の育種素材化並びに良質新品種の育成(138)
摘要 大豆の耐冷性に関与すると考えられる閉花受精の遺伝分析、および人工長日(ILD)条件下での開花遅延を支配する早晩性遺伝子との連鎖分析を行った。その結果、■F1個体は開花受精し、開花受精が閉花受精...
暖地向き資源作物の生理・生態的特性の解明と安定栽培技術の開発(205)
摘要 西南暖地は温暖な気候であり、そばの栽培可能期間が長い。そこで、夏そば型などの早生品種を用いて、4月上旬に播種し、6月上旬に収穫する春播き初夏どりのそば栽培型の可能性について収量性から検討した。...
高加工適性有用遺伝資源の育種素材化並びに良質新品種の育成(153)
摘要 大豆の耐冷性との関連が示唆される閉花受精の遺伝分析を行ったところ、F1個体は開花受精し、開花受精が閉花受精に対して優性であることが明らかになった。F2集団の受精様式は、開花受精:閉花受精が3:...
暖地向き資源作物の生理・生態的特性の解明と安定栽培技術の開発(211)
摘要 非接触で長さの測定が可能な超音波センサーを用いたそば節間長測定システムを開発した。このシステムで国内在来種の茎径や節間長など茎形態を測定した。測定結果について相関行列をもとに主成分分析を行った...
摘要 石膏は炭カルや消石灰と異なり水溶性が高いため、施用後に徐々に土壌下層に移動し、下層土にカルシウムを供給し、作物の石灰吸収量を高めると考えられる。そこで8年度に石膏を1t/ha施用し、カルシウム...
高加工適性有用遺伝資源の育種素材化並びに良質新品種の育成(153)
摘要 耐冷性の育種素材として用いられる樺太・千島・道東地方の在来種に特有にみられる受精様式(閉花受精)と耐冷性との関係を明らかにするために、閉花受精の遺伝分析を行った。受精様式は1遺伝子支配で、開花...
暖地向き資源作物の生理・生態的特性の解明と安定栽培技術の開発(214)
摘要 非接触で長さの測定が可能な超音波式センサーを用いてそば節間長を測定するシステムを開発した。この測定システムで国内在来種の節間長や茎径を測定した。第1節間長は変動係数が大きく、遺伝的変異が大きい...
高加工適性有用遺伝資源の育種素材化並びに良質新品種の育成(134)
摘要 ダイズ種子の主要なアレルゲンタンパク質・Bd30Kを顕著に低下したり、欠失したダイズ遺伝資源は見いだせなかったため、Bd30Kアンチセンス遺伝子の導入によるアレルゲン性低下ダイズの作出を試みた...
暖地向き資源作物の生理・生態的特性の解明と安定栽培技術の開発(209)
摘要 日本の在来種78品種を用いて、5作期で播種し、生育反応を調査した。4月播種では夏そば型品種だけが成熟期に達した。秋に播種すると開花などが均一であった品種が、4月播種では開花盛期や成熟期が分離し...
高加工適性有用遺伝資源の育種素材化並びに良質新品種の育成(46)
摘要 ダイズ種子に含まれる主要なアレルゲンタンパク質Bd 30Kのアンチセンス遺伝子をダイズへ導入するためにまず形質転換技術の確立を行った。供試した品種系統のうち、スズユタカが不定芽誘導率35%とも...
摘要 地球温暖化が、大豆の生育、収量、各種の生理機能に及ぼす影響を調べ、以下のことを明らかにした。1)多くの品種では、開花始めから子実肥大始めの期間より、子実肥大始めから成熟初期の期間を高温にした方...
暖地向き資源作物の生理・生態的特性の解明と安定栽培技術の開発(106)
摘要 そば2品種を用いて4月播から10月播までの7作期で栽培を行い、生育反応を調査した。秋そば品種(九州在来種)は、8月及び9月播種の作期以外では低収となった。夏そば品種は、10月播種を除いて開花盛...