要約 地上走行しながら連続的に圃場面の局所撮影を行い、GPSから得られる位置情報に基づき、圃場全体の平面画像として合成表示するシステムである。本システムは、局所栽培管理のための情報収集システムとして利...
要約 水稲品種「つくし早生」の生育ステージ毎の稲体窒素吸収量を幼穂形成期8kg/10a、穂揃期11kg/10a、成熟期12kg/10aとすると穂数350本/m2、籾数2.7万粒/m2が確保でき、かつ玄米タンパク質含有率を良食味米の目...
要約 切り花形質、開花期ともに揃いの優れるデルフィニウムのF1品種「アルト」「ベガ」を育成した。宮崎県総合農業試験場・花き部・育種科 背景・ねらい 既存のデルフィニウムの栽培品種は個体により形質のばらつ...
要約 4・5月出荷のスイートコーン品種として、イエローコーン系では「FS-702」と「イエロークイーン」が有望である。バイカラー系については、該当する適品種は選定できなかった。 背景・ねらい 亜熱帯の沖縄では...
要約 ハイブリッドカラーの球根の腐敗に影響する要因は、腐敗しやすい品種、腐敗発生の多いほ場、切り花終了後から球根掘り上げまでの期間が短いこと、及び球根掘り上げ前に茎葉を除去した場合である。 背景・ね...
CMV外被タンパク質遺伝子導入によるトルコギキョウに対するCMV発病遅延効果
要約 エレクトロポーレーション法によりCMV(キュウリモザイクウイルス)外被タンパク質遺伝子を導入したトルコギキョウは、CMV発病が遅延し、その特性は後代へ遺伝する。 背景・ねらい トルコギキョウは近年、生産...
要約 りんご「シナノゴールド」は「ゴールデン・デリシャス」に「千秋」を交配し、育成したもので、育成地(長野県須坂市)では9月下旬~10月中旬に成熟する中生種である。果実の形は長円、果皮の色は黄色で、甘...
要約 トマトの栄養障害診断を目的に、葉身部に発生する栄養障害(15種類)の症状に関するカラー写真集(計58葉)を作成した。さらに、根群および果実(カラー写真9葉)の補助的情報を出来る限り加え、葉診断の際...
要約 一定間隔で植え付けられている作物の2値画像から、設定されている条間と株間の値を用いて、作物位置を推定し、画像処理により高速かつ高精度に作物と雑草を識別できる手法である。 背景・ねらい 環境への配...
要約 カキ「西条」の貯蔵は、ポリエチレン袋で脱気個包装した果実をドライアイス処理し、冷蔵庫内で脱渋しながら貯蔵する方法で行う。これによって、貯蔵後の果実の黒変現象が解消し軟化が抑制されて30日間の貯...
花弁培養により育成したスプレーギク新品種候補‘スイートビューティ(仮称)’
要約 ‘桃松葉’の花弁培養により得られた再生植物の中から花色、花形の異なる変異個体を選抜し、電照栽培に適した新しいタイプの一重咲き中輪スプレーギク新品種‘スイートビューティ(仮称)’を育成した。 背景・...
デジタルカメラを利用したフィールドレベルでのぶどう果色の数量的評価法
要約 フィールドでの果色評価は、天候や太陽の位置などの光環境が問題となるが、このような影響を画像処理による色補正を施すことで除外すると、客観性と再現性のある果色の数量的評価と同じ個体の生育過程での着...
要約 水揚物に直接触れないで銘柄別体長組成を得ることが可能な非接触計測法についての使用調査機材別、生物種類別の測定誤差の検証を行ない、以西底びき網を例として作業能率等を検討した。 背景・ねらい 漁業情...
要約 ぶどう「藤稔」の摘粒時における着果基準は、350gの果房に対して170cm 度の新梢長が必要で、収穫時に必要とされる葉面積は0.8㎡/350gである。 背景・ねらい ぶどう「藤稔」は「巨峰」に比べて大房・大粒で...
要約 「P961」は、中早生に属する加工食品用(ポテトチップ)である。「トヨシロ」に比べ6℃で貯蔵した場合の還元糖の増加が少なく長期貯蔵後のポテトチップ加工適性が高い。 背景・ねらい ポテトチップ用加工食品...
要約 日本なし「八里」の収穫適期は満開後105日~115日であり、収穫に適した果皮色はナシ地色用カラーチャートの値で3~4である。また、着果枝については腋花芽より2、3年目の短果枝で果重が大きく、果実の変形が...
カラーチャート利用による日本なし「南水」の収穫適期の把握方法
要約 日本なし「南水」の専用果皮色カラーチャートは、糖度,果肉硬度との相関が高く、有袋栽培における収穫適期の把握に有効である。収穫適期はカラーチャート指数2.5である。 背景・ねらい 日本なし「南水」は14...
要約 富山県内で高温期に発生した湿地性カラーの病害はRhizoctonia solani によることが明らかとなった。本病は発病前~初期に株元に薬剤灌注することにより、病気の進展が抑制もしくは遅延される。 キーワード ...
トウネズミモチ`トリカラー'(Ligustrum lucidum
要約 トウネズミモチ`トリカラー'の冬期の挿し木では、穂木の葉の有無等が発根率に大きく影響する。2月下旬から3月上旬に採穂し、穂木の葉をすべて切除して挿し木を行えば、比較的高い発根率が得られる。 背景・...
ミカンキイロアザミウマによるトルコギキョウ茎葉被害の品種間差異
要約 ミカンキイロアザミウマのトルコギキョウ茎葉被害は品種間差異がある。葉での幼虫飼育では、被害のない品種では生育できないが、被害の多い品種では生育が良好である。後者では2番花の茎葉伸長期に発生が増...