要約 リンゴで着色向上のため早期に摘葉処理する場合は、摘葉後の葉果比が60となるように着果量を制限すると、色づきのよい高糖度の果実を生産できる。 キーワード 着色、糖度、みつ、葉果比 背景・ねらい リンゴ...
高糖度で外観に優れ、種なし栽培可能なカキ新品種「麗玉」(れいぎょく)
要約 カキ新品種「麗玉」は、高糖度で良食味な早生の完全甘ガキである。へたすき、果頂裂果、汚損果がほとんど発生しないため、外観が優れる。結実性が良好で、受粉樹を混植しない条件では種なし果が生産できる。...
カラーピーマン・パプリカ栽培における光照射追熟技術を用いた増収栽培技術
要約 果実表面の10%以上が着色しているカラーピーマン・パプリカの未熟果を収穫し、15~20°Cの温度を保ちながら光を照射すると、4~7日で出荷可能な状態に着色する(光照射追熟)。この光照射追熟により、夏秋...
良食味で結実性が良好な晩生の完全甘ガキ新品種「太豊(たいほう)」
要約 「太豊」は、柔軟多汁で食味が優れる晩生の完全甘ガキ新品種である。単為結果性が高いため、受粉樹を混植しなくても安定した果実生産が可能である。 キーワード カキ新品種、完全甘ガキ、晩生、高単為結果性...
ODSカラムを用いたビタミンCの高速液体クロマトグラフィー分析の効率化
要約 ビタミンCの高速液体クロマトグラフィー分析において、ODSカラムとポストカラム誘導体化検出法の組み合わせにより、アスコルビン酸とデヒドロアスコルビン酸の分離が改善し、測定時間を従来法の半分以下に、...
疫病・青枯病複合抵抗性台木用トウガラシ品種候補、安濃交1号および安濃交2号
要約 トウガラシ安濃交1号と安濃交2号は、疫病と青枯病に強度の抵抗性を有する。トウガラシ安濃交1号はトバモウイルス抵抗性遺伝子(L遺伝子)としてL4を持ち、安濃交2号は持たない。...
要約 過去14年分の高頻度観測衛星データを「ナチュラルカラー画像」に処理し、インターネット地図サービス上の地図に投影することにより、地球観測衛星から見た世界各地の農業被害や農業環境の変化を、誰でも簡単...
日持ち保証に対応した切り花の品質管理技術の開発とマニュアルの策定
要約 生産者段階での前処理と消費者段階での後処理を組み合わせた主要切り花の品質管理技術の開発により、30品目中、全品目では常温で5日間、22品目では7日間、また16品目では高温で5日間の日持ち保証が可能とな...
要約 キクの暗期中断による花成抑制およびFT遺伝子の発現抑制における分光感度はフィトクロムのピーク660nmより短波長側の596、639nmで高い。 キーワード 花成、暗期中断、FT、フィトクロム 背景...
要約 デジタルカメラ画像を用いて作物群落の形態的特徴(葉面積指数・地上部乾物重)の季節変化を把握できる植生指数を考案し、デジタルカメラを活用した作物生育モニタリング手法を開発しました。 背景・ねらい ...
要約 食料不足が深刻なアフリカで、圃場湛水のための畦畔を備え、均平•代掻・苗移植等の作業で特徴付けられる「アジア型水田稲作」の有効性を実証し、計画から維持管理、施設の補修までの一連の整備技術及び...
要約 蛍光指紋計測とイメージング技術を組み合わせた「蛍光指紋イメージング手法」を開発し、パン生地中のグルテン・デンプン分布を可視化した。これまで可視化が困難であった生体由来の物質や成分も、蛍光指紋で...
要約 フェスク属とロリウム属の属間交雑植物であるフェストロリウムにおける祖先種ゲノムの構成を評価するために、ゲノミックin situハイブリダイゼーション(GISH)法、画像解析法の応用により開発した、フ...
萎凋細菌病抵抗性カーネーション実用品種「花恋(かれん)ルージュ」
要約 「花恋ルージュ」は、DNAマーカー選抜により開発された赤色のスタンダードタイプの萎凋細菌病抵抗性カーネーション実用品種であり、野生種Dianthus capitatus由来の強抵抗性を有する。 キーワード カ...
赤外カラー空中写真と基盤整備前の地形図を用いた浅礫層分布域の推定手法
要約 水田転換畑を対象にダイズ成熟始期の赤外カラー空中写真から生育不良区域を抽出する。生育不良区域と基盤整備前の地形図で畑の区域を重ね合わせることで、ダイズ生育阻害要因の一つとなっている作土直下に出...
萎凋細菌病抵抗性のカーネーション新品種「花恋ルージュ」の育成
要約 カーネーション「花恋ルージュ」は、野生種Dianthus capitatus由来の強抵抗性を有し、DNAマーカー選抜により育成された、世界で初めての萎凋細菌病抵抗性カーネーション品種である。 キーワード カー...
不織布ポットの埋設によるマルチカラー根染色法の野外試験への適用
要約 不織布ポットをあらかじめ埋設して植物を生育させ、掘り上げて乾燥させることで、野外試験でも0.5気圧程度の加圧で植物根ごとに異なる着色液を注入することができる。これにより混植した植物それぞれの根系...
要約 小型コンテナで大豆と麦類を混作して栽培すると、麦類の根は生育初期に大豆株位置側まで伸長し、大豆の根の発達を抑制する。麦類のうち、大麦は小麦に比べてより強く大豆の根を抑制し、大豆地上部の生育も抑...
ポテトチップ原料用品種の選定と利用条件の設定によるバレイショの周年安定供給体制
要約 ポテトチップ原料用バレイショとして、暖地産では既存品種の「トヨシロ」と比較して「らんらんチップ」は収量が高く加工適性に優れる。北海道産では主要5品種について、チップカラーおよび芽長から品種ごと...
要約 小麦粉測色用分光測色計を標準より小容量の測色容器で測定可能になるように改造し、6g必要な試料量を1gで測定すると、L*、a*、b*は両測色法の間でいずれも高い正の相関を示すので少量小麦粉での測色法として...