バラのベントネック現象における花梗中の水分減少とその抑制方法
要約 バラのベントネック現象は、輸送中等に花梗上部の水分の減少によって引き起こされる。ベントネック現象は、バケット輸送等を用いてバラの水分減少をおこしにくくすることによって抑制できる。 背景・ねらい ...
要約 ビブルナム'スノーボール'を自然条件下で低温遭遇させた場合の促成開始時期は1月上中旬からが適期で、2月下旬から収穫できる。 キーワード ビブルナム'スノーボール'、促成 背景・ねらい 洋種枝物花木のビ...
育成期TMR給与による乳用種去勢肥育牛の発育性および枝肉成績向上技術
要約 育成期にTMR(TDN71%・CP17%)を給与した乳用種去勢肥育牛は、肥育期間中の増体、枝肉成績が優れる。また、育成期および肥育前期に栄養水準を高めたTMR(育成期TDN74%・CP18%、肥育前期TDN77%・CP17%)を給与し...
要約 栽培適性、観賞適性ともに高い有望な主要7品目および新規宿根草1品目を選定した。これらは水稲用育苗ポットで稚苗育成が可能である。 キーワード 花壇苗、水稲育苗ハウス 背景・ねらい 道央を中心とする水...
バラ、トルコギキョウおよびデルフィニウムにおける湿式輸送技術
要約 湿式輸送により、いずれの品目でも乾式輸送と比較して鮮度が良好である。また、バラ、トルコギキョウでは品質保持剤の使用により花持ちも延長する。 キーワード バラ、トルコギキョウ、デルフィニウム、湿式...
切り花キクの萎れや導管閉塞に関与する細菌の同定と萎れを抑制するファージの利用技術
要約 切り花キクの萎れや導管閉塞には数種類の細菌が関与しておりPantoea dispersa菌の影響が大きい。キク圃場から分離したこの菌に溶菌作用を示すファージを前処理剤的に高濃度で浸漬処理すると、萎れと切り花重...
要約 チューリップ球根栽培において、従来の摘花後から黄葉期までの土壌水分維持に加えて、4月上旬の展葉期から摘花後までの期間も畝間灌水によりpF 2.0を目標に水分管理を行うことで、安定した球根収量を確保で...
要約 鉢物用カーネーション「シフォン」、「エバーモア」、「パフェ」は、室内での日持ち期間が長くて開花数も多く、観賞4週間後の株の外観も相対的に良いことから、観賞性に優れる品種である。 キーワード カー...
要約 生産量の多いつる性植物26樹種のうち13樹種は4月までにモデルを用いて長尺化を開始することで11月に樹高250cm以上の長尺苗にすることができる。またそのうち9樹種は、8月に長尺苗にすることができる。 キー...
要約 千葉県の登録品種であるベゴニア「コーラルファンタジー」(濃桃)の葉挿し繁殖株から花色の変異個体を確認し、花色・花型の優れた新品種「クリーミーファンタジー」(淡黄)と「アプリコットファンタジー」(浅...
要約 カキ「早秋」の日持ち性は収穫時期との関係が高く、果色とは関係が低い。収穫時期が早いほど日持ち性が悪いが、10月以降は果色が進んでも日持ち性は良い。また、中間台木の有無による差は少ない。 キーワー...
要約 脱気・密封保存中の切り花ボタンは呼吸を行っている。また、脱気することでエチレン発生量が増加しない。 キーワード ボタン、脱気・密封、呼吸、エチレン 背景・ねらい ボタンは島根の花として、松江市八束...
要約 プリムラ・マラコイデスのセル苗を、8℃・24時間連続照明下において30日間冷蔵処理し、 出庫・鉢上げ時期を10月中旬とすると11月中~12月上旬にかけて開花する。苗冷蔵処理後のジベレリン施用が 開花促進効...
要約 ヒペリカムを、6~8月に定植し、9月中旬までに摘心を行い、最低夜温12℃、3時間の暗期中断で 栽培すると、11~1月と4~6月の2回の収穫ができる。11月収穫ではシングルタイプが多く、 それ以降では、...
春出荷トルコギキョウの種子の低温処理と長日処理の併用による栽培期間の短縮
要約 春に出荷するトルコギキョウは、定植以後を24時間日長で管理した場合、吸水種子の低温処理を行うと 低温処理無に比べて開花が促進される。吸水種子の低温処理を行った場合、定植以後を16時間日長以上で 長日...
要約 シクラメンでは液肥施用時の窒素成分の硝酸態およびアンモニア態窒素の成分比を7:3に 調製した液肥を施用して栽培すると生育が良好となり、出荷後の鉢花品質を高く維持することができる。 キーワード シ...
要約 秋咲きアリウム「オータムヴィオレ」切り花は、0℃~5℃で10日間の乾式貯蔵が可能であり、貯蔵前の切り花にGA3を水あげ処理することで、貯蔵後の切り花の日持ちが延長され、花被片の退色も抑制される。 ...
要約 切り花ボタンをポリエチレン製の袋に入れ、密封、脱気ののち暗黒下2~5℃で保存することで、収穫直後の新鮮な切り花を2週間保持でき、開封後は4~5日で満開する。また、容積が小さくなるので輸送効率が...
要約 プランターを用いた少量土壌培地耕でカーネーションを採花始めから4月まで短茎で収穫する場合、施肥量を減らしたEC0.5dS/m養液でも24cm幅プランターでは高い収量を得られる。この栽培方法は隔離ベンチを持...
要約 パンジーの鉢上げ適期に達したセル成型苗は5~10度C、暗黒条件下で2週間の貯蔵が可能で、苗質を落とすことなく鉢上げ期間を拡大することができる。 キーワード 花壇苗、セル成型苗、低温貯蔵 背景・ねらい ...