要約 アワノメイガやコナガの匂い物質結合タンパク質遺伝子クラスターの構造を解明し、チョウ目昆虫のゲノムデータと比較することにより、ある特定の種で重複・欠失していること遺伝子を同定でき、種特異的な機能...
日本産昆虫病原性線虫Steinernema litoraleのヤガ類幼虫に対する殺虫活性
要約 Steinernema litoraleは7℃から25℃で、カブラヤガおよびハスモンヨトウ老齢幼虫に対して殺虫活性を示し、特に、10℃以下の低温環境下では市販の線虫製剤より活性が高い。 キーワード 昆虫病原性線虫、<...
要約 ナギナタガヤは生物検定法で強いアレロパシー活性を示しました。そのアレロケミカル として、(-)-3-hydroxy-β-ionone と (+)-3-oxo-α-ionolを検出しました。 背景・ねらい ナギナタガヤ(Vulpia myuros
要約 アワの播種作業時にスコープ、水糸、マーカーを使用することで真っ直ぐに種をまくことができる。そのため、播種後3週間目に改良型Hレーキを組み合わせた機械除草をすることでアワ残存率が高くなり、中耕培...
要約 夏秋イチゴ新品種「サマーフェアリー」は四季成り性品種であり、果皮色は赤で、光沢がよい。多収性で、食味も良く、果実硬度も硬いため業務用の夏秋どり栽培に適する。 キーワード イチゴ、四季成り性、夏秋...
多雪寒冷地の転換畑におけるナタネと大豆・そばを組み合わせた2年3作体系
要約 多雪寒冷地転換畑における、ナタネと大豆またはそばを組み合わせた2年3作体系で、2作目のナタネと3作目の大豆は晩播となるが、ナタネの収量は標播比8割程度、大豆は標播並の収量を確保できる。 キーワ...
要約 アワ栽培において、播種後20~25日後の早期培土と通常培土を行うことにより、完全に手取り除草を行った場合の約80%の収量を確保することができる。 キーワード アワ、早期培土、機械除草 背景・ねらい 畑地...
露地ショウガにおける黄色蛍光灯を用いたアワノメイガの総合的防除
要約 露地ショウガにおいて、黄色蛍光灯を栽培初期から収穫期まで終夜点灯し、アワノメイガの被害の多くなる8月以降には、本種の卵寄生蜂類に影響の少ない選択性殺虫剤を併用することで、化学農薬の散布回数を大...
要約 麦圃場で問題となるイネ科の越年型雑草と圃場周縁部に生育して問題となる外来牧草由来の草種は,幼植物から生育期にかけての葉耳,葉舌といった葉節部の形態によって識別できる。 背景・ねらい 関東・東海地域...
おとり作物と卵寄生蜂を用いたスイートコーン害虫アワノメイガの防除
要約 アワノメイガの産卵を誘引して天敵卵寄生蜂アワノメイガタマゴバチの増殖場所として機能する早植のスィートコーンをおとり作物とし、卵寄生蜂の放飼防除効果を安定させる防除法は慣行薬剤防除とほぼ同等か優...
要約 アメリカにおいては広範囲に遺伝子組換え農産物が作付けられているものの、気象条件や病害虫密度の差異から地域性が存在している。また輸出需要が増大している非遺伝子組換え農産物に関しては、情報技術の開...
要約 シロモンヤガ顆粒病ウイルスは、複数のヤガ科幼虫において核多角体病ウイルスの感染力を増強する作用を示す。感染力増強物質は、顆粒病ウイルスゲノム上の遺伝子にコードされる898アミノ酸からなるタンパク...
昆虫ポックスウイルス封入体による核多角体病ウイルスの感染力の増進
要約 ドウガネブイブイ昆虫ポックスウイルスが生成する封入体の一種であるスピンドルを添加することにより、カイコおよびクワゴマダラヒトリの核多角体病ウイルスの感染力が著しく増進する。 背景・ねらい 核多角...
要約 「あわみのり」の移植適期は5月下~6月中旬である.「あわみのり」は㎡当たり籾数レべルが高く収量性が高いことと耐倒伏性がやや弱いことから、基肥量は「日本晴」標準量の5~7割程度を目安とする。 背景・...
暖地型イネ科牧野草に発生したミイラ穂病とそのエンドファイトとしての特性
要約 バミューダグラス,パンゴラグラスなど16種の暖地型イネ科牧野草にミイラ穂病(新称)の発生を確認し,病原菌をEphelis sp.と同定した。本病菌はエンドファイトとして宿主植物に全身感染し,宿主に耐虫性を...
エンドファイトに感染した暖地型イネ科牧野草の害虫に対する摂食阻害作用
要約 石垣島において、暖地型イネ科植物15草種においてエンドファイトの1種 Ephelis sp.の感染が確認された。これらの草種のうちパンゴラグラスにおいては、アワヨトウ幼虫およびマダラバッタ成虫が感染葉よりも...
要約 アワ「虎の尾」、「大槌10」、ヒエ「軽米在来(白)」、キビ「田老系」、「釜石16」は岩手県北部に適し、収量・品質の面において優れる。 背景・ねらい アワ、ヒエ、キビの栄養価が再評価され、機能性も明らか...
要約 数種の鱗翅目昆虫にサクサン由来の微胞子虫Nosema sp.を経口接種したところ、通常の飼育条件ではカイコへの感染が認められず、その他の鱗翅目昆虫には広く感染が認められることから、害虫防除の新たな素材と...
要約 多くのヨトウガ類の天敵であるブランコヤドリバエについて、寄主遭遇頻度とパッチあたり寄主密度が産卵行動に及ぼす影響を調べた。寄主との遭遇頻度が高くなる(寄主遭遇までの時間々隔が短くなる)ほど1回...