シソモザイクウイルスの遺伝的類縁関係ならびに媒介性および宿主範囲
要約 オオバ(青シソ)のモザイク病の病原体であるシソモザイクウイルスは、エマラウイルス属の新種ウイルスであるが、既知エマラウイルス15種が形成する3つのサブグループのいずれにも属さない。宿主範囲はシソ属...
要約 オオバ(青シソ)生産で大きな問題となるシソモザイク病と、その媒介虫シソサビダニに対して、これら病害虫の発生生態等に基づき、収益性を確保しつつ被害を大幅に抑制できる総合防除体系を解説するマニュアル...
シソ科植物に含まれるロスマリン酸は筋細胞のエネルギー消費を促進する
要約 シソ科植物に含まれるポリフェノールであるロスマリン酸は、培養筋細胞のグルコースおよび脂肪酸の利用を促進する働きを持つ。その作用機序としては...
要約 ダイコン葉、テンサイ葉などの植物葉部には有用脂質が高濃度含まれるものがあり、グルコシルセラミドおよび酸化安定性に優れるα-リノレン酸の抽出原料としての価値をもつ。 キーワード グルコシルセラ...
要約 水耕養液中の高温性ピシウム属菌は、ベントグラス葉を用いた捕捉法と選択培地上での高温培養(38℃)を組み合わせることで、選択的に検出することができる。 キーワード 水耕栽培、高温性ピシウム属菌、Pythi...
要約 エゴマ種子タンパク質の多くは緩衝液か食塩水で抽出可能で、トリプシンインヒビター活性がほとんどなく、消化性も良好なため、エゴマ搾油残渣はタンパク質食材としての利用が有望である。 キーワード エゴマ...
エゴマから調製した脂肪酸カルシウムの給与は乳中のα-リノレン酸含量を高める
要約 α-リノレン酸を多く含むエゴマ油より作られた「エゴマ脂肪酸カルシウム」を搾乳牛に1日1頭あたり350g給与すると、乳量・乳成分に影響を与えることなく、乳脂肪中のα-リノレン酸含量を約1.3倍まで増加させる...
要約 飼料中にエゴマ粕とビタミンEを同時添加することにより、α-リノレン酸の含有率が高く、保存性に優れた高付加価値豚肉が生産できる。 キーワード 高付加価値豚肉、保存性、α-リノレン酸、ビタミンE、エゴマ...
屑米、エゴマ等給与によるα−リノレン酸割合の高い鶏卵生産技術
要約 屑米、屑大麦主体の飼料を採卵鶏に給与することにより、卵黄中のn-6系列脂肪酸であるリノール酸の割合が減少し、さらにエゴマ種子の添加によりn-3系列の脂肪酸であるα-リノレン酸の割合が10倍以上に増加し、...
エゴマ油吸着飼料を利用したα−リノレン酸含量の高い豚肉の生産
要約 肥育後期飼料にエゴマ油吸着飼料を添加給与することにより、背脂肪内層の脂肪酸組成はn-3系列脂肪酸の割合が増加し、n-6/n-3比が低下する。 キーワード ブタ、n-6/n-3、脂肪酸組成
背...
要約 n-6/n-3比を低くした鶏卵をラットに給与すると、炎症・アレルギー反応に増悪的に働くロイコトリエンB4の産生が低下する。 キーワード 卵用鶏、n-6/n-3、ラット、アレルギー反応
背景・...
要約 エゴマ種子を成鶏用配合飼料に5%添加給与によって「あすなろ卵」の卵黄中γ-トコフェロール含量は無添加飼料給与に比べ約2倍に増加する。卵黄中α-トコフェロール含量、産卵率、飼料摂取量、卵質は無添加給与...
アマニ油脂肪酸カルシウムの飼料添加による鶏卵中のα-リノレン酸強化
要約 採卵鶏にアマニ油脂肪酸カルシウム1%以上添加した飼料を与えることで、卵黄中のα-リノレン酸を高め、卵殻の硬い鶏卵が生産される。 背景・ねらい α-リノレン酸は脂肪を構成する脂肪酸の一つで、血栓症や心筋...
アマニ油脂肪酸カルシウムの飼料添加による鶏肉のα-リノレン酸強化
要約 肉用鶏にアマニ油脂肪酸カルシウムを3%添加した飼料を出荷前2週間給与することによりα-リノレン酸を多く含む鶏肉が生産できる。 背景・ねらい α-リノレン酸は脂肪を構成する脂肪酸の一つで、血栓症や心筋梗...
エゴマを給与し健康志向に応えられるα-リノレン酸の高い豚肉の生産技術
要約 出荷1ヶ月間3%粉砕エゴマ種実(エゴマ)添加飼料給与により、食肉中のα-リノレン酸(n-3系脂肪酸)が高くなり、筋肉中のn-6系脂肪酸/n-3系脂肪酸(n-6/n-3)≒5.0になった。無添加区は 12.6であり、添加区では半分...
高α−リノレン酸含有卵生産のためのエゴマ由来飼料素材(油,圧搾ミール,種実,乾燥茎葉)の飼料配合効果
要約 飼料配合率1%当たり卵黄内α-リノレン酸含有率の増加量はエゴマの油0.280、圧搾ミール0.022、種実0.196、乾燥茎葉0.005ポイントである。卵黄内α-リノレン酸含有率の高い特殊卵を生産するためには種実給与が油...
要約 エゴマ脱脂粕抽出にアラキドン酸リポキシゲナーゼの強い阻害作用を見いだし、活性成分を精製し、ルテオリン、ロスマリン酸メチルと同定した。ルテオリンは含有量も多く主要な阻害成分と考えられる。 キーワ...
n−3系多価不飽和脂肪酸が脂肪酸酸化系酵素の遺伝子発現に与える影響
要約 〔要約〕脂肪酸酸化系酵素の活性と遺伝子発現の計測により、エゴマ油(α-リノレン酸)と魚油(EPA、DHA)の生理作用の違いはカルニチンパルミトイル転移酵素Ⅰの遺伝子発現の差異に基づくことを明らかにした...
要約 エゴマ油及びエゴマ粕を配合した飼料を採卵鶏に給与したところ、卵黄中の脂肪酸組成は変化し、特にα-リノレン酸の割合が高くなった。また、市販飼料と生存率、産卵性、飼料の利用性が変わらない配合はエゴマ...
高α-リノレン酸含有卵生産のためのエゴマ圧搾ミールとエゴマ種実の飼料配合効果
要約 エゴマの圧搾ミール及び種実は飼料にそれぞれ22%及び3%配合することによって卵黄内α-リノレン酸含量が通常卵より約4倍高い卵を生産できる。また、入手価格が圧搾ミール100円/kg、種実500円/kgの条件下では種...