要約 ハウスミカンの加温期間中にハウス内の炭酸ガス濃度を2,000ppmにすることにより、結果率が高まり、収量が増加し、果実の着色も向上する。鹿児島県果樹試験場・栽培研究室 背景・ねらい ハウスミカン栽培では...
要約 極早生温州では周年マルチと点滴潅水チューブによる潅水施肥の併用により、気象条件に左右されずに高品質果実安定生産ができ、マルチ被覆・撤去・肥培管理の省力化と、減肥による環境保全型栽培が可能となる...
マルチ栽培極早生温州ミカンの高品質、ML級果生産のための肥大期における糖度と果実横径
要約 極早生温州「岩崎早生」のマルチ栽培樹では、9月1日に糖度が8.3程度あれば、収穫時の糖度は10以上になる。また、収穫時にM級果(61mm)になるための7月10日の果実横径目安値は33mmで、無マルチ栽培より約3mm大...
要約 根域制限資材を塗布したポリエチレン製ポットと肥効調節型肥料を利用することによりユズの大苗育苗(2~3年生)が可能となる。また、植え傷みが少なく、本圃定植後の生育も良好となる。 背景・ねらい
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要約 樹冠下列状の部分マルチは秋雨による糖度低下を防ぎ、全糖と還元糖が増加する。さらに果皮色が濃くなり、浮皮を軽減し、樹勢の低下は認められない。 背景・ねらい
通気性多孔質シートの全面マルチ栽培...
周年部分マルチを利用したウンシュウミカン園の簡易シート開閉装置
要約 周年部分マルチの簡易開閉装置により、敷設・除去時間と開閉時間の削減ができ、果汁の糖度が向上する。 背景・ねらい 一般にウンシュウミカン園のシートマルチは夏秋季にテラス全面に被覆されるが、敷設・...
ポンカンの屋根掛け栽培における被覆肥料を利用した施肥回数の低減
要約 ポンカンの屋根掛け栽培において、被覆肥料(70日タイプ)を利用することにより施肥回数を慣行の年3回から2回に低減できる。鹿児島県果樹試験場・化学研究室 背景・ねらい 現在、果樹産地では担い手の不足や...
「ヒリュウ」台木を用いた高糖系温州みかん「青島温州」の低樹高栽培
要約 高糖系温州みかん「青島温州」の台木としてカラタチの変異系統「ヒリュウ」を用いることにより、慣行の台木であるカラタチと比べて樹高が75%に抑制され、果実品質も向上する。 背景・ねらい カンキツ類の台...
要約 抑制トマトの直播栽培法は、慣行のポット育苗による移植栽培法に比べて、播種から定植までの作業時間が半分以下に省力化でき、収量も約20%増加する。この栽培法では、テープシーダーを用いて1粒播きし、出芽...
要約 温州みかんの樹体内の貯蔵デンプンはヨウ素デンプン反応を利用した簡易法で分析しても高い精度で含有率を推定でき、樹体の栄養診断に利用できる。 背景・ねらい 温州みかんは秋期から冬期にかけ貯蔵養分とし...
要約 ウンシュウミカンの樹体の水ストレスの程度は、葉の萎れ角度によって診断できる。『葉のシオレメ-タ-』による葉の萎れ角度15度を指標とする水管理法は、夏季の果実肥大期のかん水開始時期を決定する簡易な...
要約 キンカン新品種「ぷちまる」は「ナガミキンカン」に「4倍体ニンポウキンカン」を交雑して育成した3倍体のキンカンである。極少核性で食べやすい。成熟期は1月で、果皮の甘味が強く食味良好である。 背景...
要約 夏秋季のエチクロゼート3回散布、冬季のジベレリン生合成阻害剤2回散布は、ともにウンシュウミカン及びポンカンの花芽形成を促進し、翌春の着花数を増加する。エチクロゼートとジベレリン生合成阻害剤の重...
要約 加温ハウス栽培のヒュウガナツでは、9月中~下旬に透湿性シートでマルチ処理することにより、増糖、着色促進など品質向上に効果がある。宮崎県総合農業試験場・亜熱帯作物支場 背景・ねらい 12月出荷を目指...
要約 平坦地における温州ミカンの根域制限栽培で、高糖度果実を生産するには玄武岩質土壌が適している。佐賀県果樹試験場・常緑果樹研究室 背景・ねらい ウンシュウミカン生産の省力化を進める場合、作業性のすぐ...
要約 増糖には夏季のエチクロゼートとエテホンの散布、通気性多孔質シートの樹冠下被覆が、減酸には夏秋季のリン酸散布及び反射シートの樹冠下被覆が効果的である。愛媛県立果樹試験場・栽培育種室 背景・ねらい ...
要約 ハウスミカン栽培体系において、5月にせん定を行い、母枝を十分に硬化させ、被覆予定前の75~90日間主要根群域温度を15℃に冷却制御することにより安定した着花を得ることが出来る。これにより上野早生では10...
要約 ニチニチソウのカンキツグリーニング病罹病葉中肋の篩部組織から得た病原菌の部分純化標品を家兎に5回注射して抗血清を得た。これに、病徴発現したカンキツ葉からおよそ同様に調製した試料 (中肋重量の40倍...
ウンシュウミカンの花芽形成と葉の内生植物ホルモン含量との関係
要約 ウンシュウミカンの結果枝と発育枝、強乾燥樹と弱乾燥樹とで葉中のジベレリンとIAA含量を比較すると、花芽形成率の低い結果枝と強乾燥樹でジベレリンが多く、IAAは少なく、花芽形成率の高い発育枝と弱...
要約 〔要約〕青島温州の台木として,トロイヤシトレンジは品質並びに収量の面から優れている。トロイヤシトレンジと比べてUSDA,クライダー,ポメロイ台ではより高収量となるが,果汁の糖度は低下する。大葉...