中山間地域におけるホウレンソウおよびコマツナの夏秋どり栽培技術
要約 この栽培体系は、ホウレンソウでは雨よけ資材に近紫外線カットフィルムを被覆し、シードテープによる溝底播種を行うことにより、収量の向上、省力化が図れる。コマツナでは簡易太陽熱消毒7日間処理と0.8mm...
要約 杉バーク培地の高設栽培装置を利用したコマツナ栽培において、3作に1回の割合で70日タイプの肥効調節型肥料を窒素成分で5kg/a施用することにより、年間12作が可能で総収量は約3t/a得られる。 キーワード コ...
要約 都産生ごみ堆肥は、窒素含有率が3%前後と高いが、施肥量を調節することによって、慣行の家畜糞堆肥と同様に利用できる。施用量は、10a当たり果菜類で2t、葉茎菜類で1~2t、根菜類で1t程度であれば、...
要約 前処理装置と通電透析装置からなる処理方式で乳用牛スラリーを処理すると、BOD・SS・窒素・りん酸・カリ等の環境負荷物質が高い割合で除去され、また、回収された濃縮液は成分調整液肥としてコマツナの栽培...
要約 標高750mの高冷地では、ホウレンソウをはじめとする8品目が有機栽培可能で、有機質肥料を施用し適期に作付けすれば、害虫等の防除を行わなくても化学肥料や農薬を用いた慣行栽培の80%以上の可販収量を得...
コマツナ単葉を用いたオガクズ牛糞堆肥の簡易・迅速腐熱度判定法
要約 特別な装置を必要としない簡易迅速な堆肥腐熟度判定法として、堆肥の水抽出液によるコマツナ単葉の新鮮重の減少を指標とした方法を開発した。 キーワード オガクズ牛糞堆肥、腐熟度判定、単葉検定、吸水阻害...
要約 敷料として使用された後の家畜ふんと混合された古紙の堆肥化はおが屑を用いた場合と同様に進行する。出来上がった堆肥を用いた発芽試験には問題はなく、成分的には石灰含量が高い。 背景・ねらい 近年、おが...
ノイバウエルポット幼植物試験における播種作業の簡易化と栽培環境の安定化技術
要約 ノイバウエルポットを用いる幼植物試験において、播種済み水溶性シートを利用して播種作業を簡易にできる。播種直後の水分安定には2日間のラップ被覆が、また、栽培温度管理ではポットの循環温浴加温が有効...
肥料の形態と量が軟弱野菜(コマツナ)の硝酸含有率に及ぼす影響
要約 軟弱野菜(コマツナ)の硝酸含有率は窒素施用量に比例して増加する。硝酸態とアンモニア態窒素とでは硝酸含有率に差はみられない。有機態窒素は無機態窒素に比べて施用量20kg/10aまでは硝酸含有率が少なくな...
要約 脱脂処理をしない捕獲外来魚の加熱乾燥粉砕処理物は、トマトや軟弱野菜の施設栽培に有機質肥料として利用できる。窒素は無機化が速く、基肥、追肥として無化学肥料栽培の施肥体系に利用でき、新たな有機性資...
要約 鶏ふん堆肥(採卵鶏、副資材なし)の窒素無機化量は、短期的には乾物あたり窒素含量と相関が高く、遅効的(地温30℃、4~20週に相当)画分は鶏ふん堆肥の窒素含量に関わらずほぼ一定である。このことから、鶏...
野菜施設栽培ほ場での塩類集積回避型肥料利用によるEC上昇抑制
要約 野菜施設栽培で、副成分を含まない塩類集積回避型肥料の施用と秋冬作の無施肥葉菜栽培により、慣行施肥よりも電気伝導度(EC)の上昇及び硫酸根含量の増加を抑えられる。 背景・ねらい 施設での野菜栽培は、...
要約 重窒素で標識した牛ふん堆肥を施用して、春夏期に軟弱野菜を連続3作栽培し、堆肥由来窒素の利用率を検討した結果、3作合計で25.5~31.3%、窒素吸収量は約5~6kg/10aである。利用率、寄与率とも堆肥連用土...
要約 土壌微生物によって短時間に分解される家畜ふん堆肥中の易分解性炭素化合 物量の測定が,微少熱量計で可能であり、その量は堆肥の腐熟度(生物的検定:コマツナ発芽試験法)と密接な関係がある。 背景・ねら...
要約 台風により落下したりんご未熟果実の圃場内でのすき込み処理による腐熟方法を検討した。果実は、スパイラルロータリ(作業速度0.42m/s)で、最も小さく破砕できる。石灰窒素を添加(目標C/N比25)して、りん...
要約 家畜排泄物を肥料化するための副資材としてウッドチップを用い、チップの分解促進のために土壌動物を導入すると、短期間に良質の堆肥が出来る。堆肥化手順を図示し、消臭効果や肥料としての有効性も確認した...
要約 海草の一種であるアオサは、そのまま畑にすき込むこともできるが、作物の初期生育が抑制される。水洗アオサと剪定屑を重量で等量混合し堆積することにより、堆肥化が可能であり、作物生育も良好になるので農...
要約 異畜種の乾燥ふんを混合し、エキストルーダーにより成型加工することで、作物の窒素要求特性にあった肥効調節ペレットの作成が可能である。肥効調節ペレットの利用は、硝酸態窒素濃度からみた作物の品質向上...
要約 屑すいか(末成りすいか)にスイートコーン茎葉とコーヒー粕を混合し、縦型発酵槽により約20日間、箱形二次発酵槽により約2か月間堆積することにより、堆肥化することができる。この堆肥は、窒素とカリが多...
要約 ヒラタケ及びエノキ廃床は水分が高く、そのままでは堆肥の副資材として適さないが、堆積しておくことで水分の低減が可能である。水分を低減したヒラタケ及びエノキ廃床は、堆肥の副資材として利用できる。ヒ...