要約 2003年度に育成を完了した「CM系」2品種は、岩手県の立地条件に適合したスプレータイプの小ぎく品種である。 キーワード 品種、キク、スプレータイプ、「CM系」 背景・ねらい 岩手県の小ぎくは北上市及び東...
黄ピンク八重咲のトルコギキョウ新品種候補「秋試交2号」の育成と特性
要約 フリンジ八重咲き晩生のトルコギキョウ「秋試交2号」を育成した。花色は黄ピンク、花径は中大輪で、草丈は季咲きで約75cmである。 キーワード トルコギキョウ、育種、新品種、八重咲、黄ピンク、フリンジ 背...
黄八重咲のトルコギキョウ新品種候補「秋試交3号」の育成と特性
要約 フリンジ八重咲き晩生のトルコギキョウ「秋試交3号」を育成した。花色は黄、花径は中大輪で、草丈は季咲きで約75cmである。 キーワード トルコギキョウ、育種、新品種、八重咲、黄、フリンジ 背景・ねらい ...
要約 秋輪ギク「神馬」にイオンビームを照射して得られた変異体より、無側枝性で花容草姿の優れた「今神(いまじん)」、「新神(あらじん)」の2品種を育成した。 キーワード キク、イオンビーム、放射線、新品...
要約 夏秋小ギクに対する定植または摘心からの深夜5時間電照は、花芽分化を抑制する効果があり、旧盆出荷に合わせた開花調節が可能である。また、電照に伴う一部品種のボリウム低下は、栽植密度、仕立て本数を制...
要約 点滴灌水施肥栽培(養液土耕)における施肥量と養分吸収量、品質との関連を解析し、養分吸収量を把握した。切り花重68~84gの養分吸収量は、N:380~400mg、P2O5:100~120mg、K2O:810~870mg、CaO:140~20...
要約 摘心した夏秋小ギク苗に、セルトレイ上で200ppmエセフォン溶液を処理することで、圃場処理と同等の開花抑制効果と切り花品質が得られる。処理時間、薬量は、慣行の圃場処理の約1%に低減できる。 キーワード...
養液土耕用点滴チューブを用いたホスチアゼート液剤の土壌灌注によるキクのハダニ類の防除
要約 養液土耕用点滴チューブを用いてホスチアゼート液剤2000倍液を2l/m2土壌灌注することにより、キクのハダニ類が省力的に防除できる。 キーワード 点滴チューブ、ホスチアゼート液剤、土壌灌注、キク、ハダニ...
要約 7月咲き無側枝性ギクを4月中下旬に定植し、6月中旬まで暗期中断すると、8月上旬に商品性の高い切り花が得られる。暗期中断処理により、摘芽・摘蕾作業は約70%省力化できる。 キーワード キク、無側枝性、...
要約 本県でのカーネーションの起き上がり仕立て栽培は早期定植では台風被害を受けやすいため、10月定植が良い。また、栽培品種は早生~中生品種の「ソネットブラボー」「エチュード」「アルテア」などが適する。...
要約 TSWV外被タンパク質遺伝子を導入したバイナリーベクターの構築およびアグロバクテリウム感染における諸条件の検討を行い、キクの形質転換プロトコルを作成した。このプロトコルで、キク品種‘秀芳の力’にTSWV...
要約 7、8月咲き小ギク露地栽培において、肥効調節型肥料を株下20cmの深さに条施肥することにより、慣行の窒素成分で10アール当たり30.2kgに対して25~50%の減量を行っても高品質の切り花生産が可能である。 キ...
トマト黄化えそウイルス(TSWV)の感染キク親株から挿し穂への伝染率
要約 TSWV感染キク親株の茎葉でウイルスは局在し、感染親株から挿し穂へのウイルス伝染率は1~6月にかけて25~40%程度である。また、感染親株の根でもウイルスは局在し、冬期に検出率が高い。 キーワード トマト...
要約 ガンマーフィールドにおいてキクを生体緩照射し、蕾や変異花弁を組織培養して再生させ3品種を育成した。また葉片へガンマ線を急照射し、1品種を育成した。これらの方法により幅広い種類の突然変異品種が効率...
要約 キクの培養外植片にイオンビームを照射し、再分化個体から突然変異体を選抜して、花の色が変異した6品種を育成した。イオンビーム照射は幅広い種類の突然変異体が誘発でき、今後多様な作物に応用できる。 キ...
要約 コムギの越冬能力に関わるフルクタンの合成に関わる酵素遺伝子を2種類単離した。それらはsucrose:fructan 6-fructosyltransferaseとsucrose:sucrose 1-fructosyltransferaseをコードする。両遺伝子はコムギ...
デルフィマムタイプのスプレーギク花房における開花順序の逆転現象
要約 スプレーギク花房において、下位節から上位節へと開花が進む開花順序の逆転現象は、温度遭遇の前歴がその発生に影響し、夏季の高温遭遇により促進、低温処理により抑制される。本現象はロゼット現象と関連し...
要約 塩基配列をキクのコドンに合わせて改変したcry1Ab遺伝子(改変cry1Ab遺伝子)を遺伝子組換え技術によってキク(原品種「秀芳の力」)に導入することで、オオタバコガに対して高い殺虫活性を持つ害虫抵抗性キ...
要約 寄生した苗や鉢物の持ち込みなど発生源への注意、発生の早期発見、化学的防除を主とした密度抑制、冬期間のハウスビニール除去による越冬阻止等を組合せることで本種の防除が有効に行える。 キーワード ミカ...
要約 キク品種‘セイマリン’の無菌植物の葉を材料に用いて、アグロバクテリウム法により外植片数の数%程度の形質転換体が安定して得られる系を開発した。 キーワード キク、形質転換系、アグロバクテリウム 背景...