要約 ブドウ新品種候補「ブドウ安芸津18号」は「ピオーネ」に「レッドパール」を交雑して育成した4倍体の早生系統である。安定した結実と収量及び平均5gの無核の果粒を得るために2回のジベレリン処理を行う必...
食味良好でオレンジ香のあるカンキツ新品種候補「カンキツ口之津20号」
要約 カンキツ新品種候補「カンキツ口之津20号」は、「清見」に「トロビタ」オレンジを交雑し、育成したタンゴールである。肉質が柔軟・多汁でオレンジ香があり、減酸しやすい食味良好な少核品種である。成熟期は...
要約 カキの中には条紋と呼ばれる筋を果皮に生じる品種がある。条紋を生じた部位の糖度は生じていない部位に比べて2~3度高く、条紋の発生しやすい「太秋」等では条紋発生果を高品質果実として評価できる。 背...
要約 水稲「東北154号」は、東北中南部では中正の晩の酒造好適米である。障害型耐冷性が強く、収量性が高く、大粒で醸造特性は「美山錦」と同等に良好であり、宮城県で「美山錦」の一部に代えて奨励品種に採用さ...
福島県における耐冷,耐病,良食味水稲新品種候補「東北152号」の採用
要約 「東北152号」は親である「ひとめぼれ」から耐冷性と良食味、「チヨニシキ」から耐病性と耐倒伏性を受け継いだ系統である。福島県において県南および浜通り平坦部の初星、チヨニシキを対象に奨励品種に採用...
福島県における耐冷,耐病,良食味水稲新品種候補「東北157号」の採用
要約 「東北157号」は「ひとめぼれ」以上の耐冷性と「チヨニシキ」並の耐病性を持った良食味系統である。福島県の標高450m以上の中山間稲作地帯の「初星」を対象に奨励品種に採用する。 背景・ねらい 福島県にお...
要約 りんご「シナノスイート」は「ふじ」に「つがる」を交配し、育成したもので、9月下旬~10月中旬に成熟する中生種である。果実の形は長円、果皮の色は赤色で、縞状に着色する。大玉、豊産性で、甘味が強く、...
要約 水稲「東北152号」は葯培養で育成した系統であり,東北中南部では中生の晩に属する。耐倒伏性が強く,耐冷性が強,いもち病抵抗性が強,良質で良食味である。平成9年から宮城県,福島県で奨励品種に採用され,「ひ...
要約 水稲「東北154号」は,東北中南部では中生の晩の酒造好適米である。障害型耐冷性が強く,収量性が高く,大粒で醸造特性は「美山錦」と同等に良好であり,宮城県で「美山錦」の一部に代えて奨励品種に採用される...
要約 水稲「東北157号」は東北中南部では中生の早に属する粳種で,耐冷性が極強,いもち病抵抗性が強の良食味,多収系統である。平成9年から福島県で奨励品種水稲に採用され,「初星」の一部に代え普及する予定である...
要約 水稲「南海131号」は、西海199号/ヒノヒカリの組合せから育成された粳系統で、早生、極良食味、強稈、草姿良の特徴がある。このため早生の「日本晴」、「ミネアサヒ」等の品種に替わって、熊本県の高冷地で...
要約 「だいず東山158号」は、ダイズモザイク病高度抵抗性の中晩生系統である。大粒で外観品質が優れ、「タマホマレ」並に多収である。蛋白質含有率は「タマホマレ」並の低であるが、全糖含有率が高く、煮豆・味...
要約 水稲「東北152号」は葯培養で育成した系統であり、東北中南部では中生の晩に属する。対倒伏性が強く、耐冷性が強、いもち病抵抗性が強、良質で良食味である。平成9年から宮城県、福島県で奨励品種に採用され...
要約 カンショ「九州120号」は極多収で乾物率が低く、β-カロテンを多量に含み、搾汁液の褐変が少ない。ジュース用加工原料に適する。全国のカンショ作地域に適する。 背景・ねらい 南九州では、でん粉原料用カン...
要約 ばれいしょ「根育29号」は疫病圃場抵抗性の極めて強い食用ばれいしょである。疫病無防除栽培においても茎葉の罹病はわずかであり、収量や品質の低下は非常に少ない。またジャガイモシストセンチュウ抵抗性で...
暖地二期作向けのジャガイモシストセンチュウ抵抗性ばれいしょ新品種候補系統「西海26号」
要約 ばれいしょ「西海26号」は、早生で早期肥大性に優れ、いもの外観・食味が優れる暖地二期作向けの食用系統である。ジャガイモシストセンチュウ抵抗性を有し、そうか病や葉巻病・Yモザイク病などのウイルス病...
要約 こんにゃく「群系66号」は荒粉、精粉歩留、精粉粘度とも高く、葉枯病、根腐病に“中"程度の耐病性を示す。精粉収量は「はるなくろ」、「支那種」より多く、これらの品種に代替して普及することにより、生産の...
水稲奨励品種決定基本調査データベースのUNIX系システムへの再構築
要約 メインフレーム系に構築されてきた水稲奨励品種決定基本調査データベースをUNIX系上に再構築し、検索やパソコン用データ出力が簡単に行えるプログラムを開発した。 背景・ねらい 水稲奨励品種決定基本調査デ...
にほんなし新品種「筑水」及び「新星」を導入した品種構成モデル
要約 にほんなし新品種「筑水」、「新星」の導入により作付面積及び所得が増加した。また、労働力が限定されている場合は作付面積が大きいほど労力分散効果の高い品種が導入されるが、労働力が十分ある場合は既存...
要約 水稲「東北157号」は東北中南部では中正の早に属する粳種で、耐冷性が極強、いもち病抵抗性が強の良食味、多収系統である。平成9年から福島県で奨励品種に採用され、「初星」の一部に代え普及する予定である...