要約 カボスのハウス栽培では、かん水による急激な果実肥大後にヤニ果が多発する。 キーワード 樹、カンキツ、カボス、ハウス栽培、ヤニ果、生理障害、果実肥大 背景・ねらい カボスのハウス栽培、特に加温ハウス...
グリーニング病激発地での無病苗の植付と薬剤施用によるカンキツ栽培延長・増収効果
要約
高糖度で特徴的な食感の、中晩生カンキツ新品種「せとみ」の特性応じた台木の選択
要約 中晩生カンキツ新品種「せとみ」は高糖度で独特な食感を持ち、水田転換園においても安定した品質が得られる。 キーワード 交雑育種、中晩生カンキツ、糖度、予措貯蔵 背景・ねらい 近年、消費者嗜好の変化か...
カンキツせん定枝やシイタケ廃菌床を利用したユズ搾りかすの堆肥化法
要約 堆肥舎内で腐熟途中のカンキツせん定枝堆積物やシイタケ廃菌床にユズ搾りかすを 1/2重量比混合し5~6か月堆積することにより、ユズ搾りかすの堆肥化が可能である。 キーワード ユズ搾りかす、カンキツせん...
要約 カンキツグリーニング病は、罹病樹周辺の樹へ拡大する可能性が高い。 キーワード カンキツ、グリーニング病、罹病樹 背景・ねらい カンキツグリーニング病は、平成14年4月に本県では与論町で初めて発生が確...
要約 堆肥舎内で腐熟途中のカンキツせん定枝粉砕堆積物にスダチ搾りかすを混合することにより、スダチ搾りかすの堆肥化が可能である。 キーワード カンキツせん定枝、スダチ搾りかす、堆肥化 背景・ねらい 環境に...
ウンシュウミカンの育苗と運搬作業の軽労化のための軽量培地利用法
要約 粉砕もみ殻と樹皮堆肥の混合培地は、慣行のマサ土と樹皮堆肥の混合培地に比べて重量が55%軽いので運搬作業時間を30%短縮でき、労働負担も軽減できる。なお、培地の資材費は同等でウンシュウミカン2年生苗...
温州萎縮ウイルスの新たな近縁ウイルス:ヒュウガナツウイルス(仮称)
要約 温州萎縮ウイルス(SDV)抗血清と反応する日向夏(ヒュウガナツ)よりウイルスを分離してその分子生物学的性状を解析したところSDVの新たな近縁ウイルスであることが明らかとなったため、ヒュウガナツウイル...
要約 早生ウンシュウの高うねマルチ栽培では、収穫の際に脚立が不要である上に、腕の挙上、腰部の前傾等の身体に負担の大きい作業が減少し、軽作業化が図られ、収穫時間が早まる。 キーワード 早生ウンシュウ、高...
要約 樹園地診断カルテは、非破壊選果データ等の生産販売実績を園地、生産者、支部、産地単位で集計し、集計結果に応じた対策コメントを表示する。生産者に対するきめ細かな栽培管理指導等には園地カルテや生産者...
要約 自根発生樹は、非発生樹に比べ、地上部では中枝、大枝が、地下部では中根、大根の割合が多い。また、T/R率(地上部/地下部比)は低く、葉及び細根量は非発生樹と同程度であることから直接生産に関係のない器...
ウンシュウミカンにおける周年マルチ点滴灌水同時施肥法の体系化技術
要約 ウンシュウミカンの品質向上と管理の省力・軽労化を実現するために周年マルチと点滴灌水施肥法を組み合わせた技術を開発し、導入普及のための年間栽培管理基準などに関する技術マニュアルを作成する。 キー...
要約 ウンシュウミカンの品質向上と管理の省力・軽労化を実現するために周年マルチと点滴灌水施肥法を組み合わせた技術を開発し、この方法による年間栽培管理基準などに関する技術マニュアルを作成する。 キーワ...
温床線を用いた部分的地中加温によるカンキツ「不知火」の生育促進
要約 「不知火」の雨除け栽培において、電気温床線を巻き付けた円筒形発熱体を使用して部分的な地中加温を行うことにより、地温は発熱体からの距離や深さによって異なるが、萌芽と開花を促進する。 背景・ねらい ...
要約 カンキツせん定枝葉の粉砕物を堆肥舎内で散水しながら堆積することにより、6か月で完熟した堆肥の作製が可能である。 キーワード カンキツせん定枝葉、堆肥化 背景・ねらい 環境に優しい持続的果樹栽培技術...
要約 「せとか」の施設栽培は充分な潅水を行うと肥大、品質とも良好である。 背景・ねらい カンキツ「せとか」では施設栽培による高品質果実生産が行われているが、栽培技術が確立しておらず、他の施設カンキツに...
要約 樹園地管理システムは、各園地の非破壊選果・栽培管理・地理・土壌・農業経営・気象データで構成する属性データと、園地マップ、メッシュマップ、地形図等で構成する地図データを結びつけ、生産・販売対策、...
要約 「宮本早生」の珠心胚実生から育成された「紀秋早生」は、樹勢が中程度で、減酸が早い極早生ウンシュウである。育成地では、9月下旬~10月上旬が収穫適期である。 キーワード 品種、育種、極早生ウンシュウ...
要約 新根を供試した遺伝子診断技術のひとつであるRAPD分析によりカンキツ「天草」の自根と台木根を高い確率で比較的容易に区別することができる。また、ひこばえを発生させる方法でも簡易的に自根発生樹を識別す...
要約 カンキツ新品種「肥の豊」は、「不知火」を種子親に「マーコット」を花粉親に交配して育成した珠心胚実生変異である。果実の形状は「不知火」と大きく変わらないが、樹勢が強く、減酸が早い。 キーワード カ...