寒冷地における短日処理によるイチゴの当年苗の花芽分化促進と端境期出荷
要約 寒・高冷地において、イチゴの早生品種の当年苗に反射性被覆資材を用いて、6月中下旬から25日間、8時間の短日処理を行うことにより、冷蔵施設を用いずに花芽分化を促進し、単価が高い9~10月の端境期...
マクロシードペレットによる野草地・林内野草地の簡易草地改良技術
要約 専用の成形複合肥料の表面に牧草種子を糊付けしたマクロシードペレットは、不耕起で野草地や林内野草地に牧草を定着させることが可能であり、低密度で播けば、牧草と野草の混生草地に、高密度で播けば、牧草...
要約 多石礫圃場においても部分耕耘しながら、耕耘部分に一定幅で牧草類を散播できる部分耕バンドシーダを開発した。施肥播種部の機械振動が大幅に緩和されるとともに耕耘条間を狭くすることで、全面耕起法と同程...
要約 全国208の直播実施経営を対象としたアンケート調査によると,営農現場における直播水稲の単収水準は,用排水条件や圃場条件の違い,直播栽培の経験年数等に規定されている。 背景・ねらい 農業労働力の減少や高...
要約 広域野菜産地を形成する効果は、規模と多様性の拡大をもとに、輸送・資材費のコスト低減、価格面の改善、農業者の栽培技術向上として、短期ならびに中長期にあらわれる。ただちに広域の農協合併に至らない場...
要約 てんさいを移植栽培体系から移植直播併用栽培体系、直播栽培体系に移行することにより、小規模階層では省力化、大規模階層、畑野菜作経営においては、所得向上と省力化の可能性が高い。 背景・ねらい てんさ...
要約 全国205の直播実施経営を対象としたアンケート調査によると,直播栽培の定着には,単水準,省力化及びコスト削減効果の発現の程度,直播栽培に適した圃場の有無,労力不足の程度が影響している。 背景・ねらい 水...
要約 ハイクリアランス台車前部に噴頭と噴頭揺動部、後部にホッパー、繰り返し部、エンジン付送風機を装着した噴頭回転式広幅散布機を播種作業、追肥作業、除草剤散布作業に使用すると大区画水田の省力的な水稲湛...
要約 水稲不耕起移植栽培では、慣行移植栽培に比べて、紋枯病の発生が多く、その継続年数が長いほど増加する。畦畔沿いへの発生の偏りは見られない。病斑の上位進展傾向や成熟期の病斑高率は両栽培法間に明確な差...
背景・ねらい 農業生産資材のコスト低減や環境保全型農業の観点から、より少ない肥料を効率よく作物に吸収させ肥料の溶脱を抑える施肥技術が望まれている。水稲作では側条施肥が普及段階にあるが、露地野菜ではこ...
野菜乗用管理機用ブームスプレーヤの改良による薬剤付着性向上技術
要約 野菜乗用管理機用ブームスプレーヤのノズルを一つおきに下向きパイプで延長してから横向きに2個の噴口を取り付け、作物の横からも噴霧できるように改良した。これを用いると、葉の裏側への薬液の付着がよく...
要約 稲収穫後から播種までの間に土壌表層2~3cmを削耕・整地し播種する、三重式不耕起播種機を用いた水稲の直播栽培技術を開発した。播種・覆土精度が高く安定した苗立ちが得られ、条間を25cmとし側条施肥とイネ...
要約 多雪リンゴ主作地帯における家族労働力だけの大規模果樹作経営では、労働力に見合った樹園地構成のもとで、台車、SS等の機械利用による省力、軽作業化を図り、共同選果場等の組織体制の確立が労力的側面から...
要約 大規模稲作経営者と研究員の稲作技術に関する意識は、労働力の保有状況や経歴等を反映して異なっている。直播栽培のような新しい技術の開発には、収益性の確保が前提となるものの、省力性や快適性の追求とい...
要約 水稲「滋賀60号」は、湛水直播栽培において、「キヌヒカリ」、「日本晴」同様に苗立が安定しており、収量が高く良質である。また、短強稈で、倒伏抵抗性も大きく直播栽培適性が優れる。 背景・ねらい ...
要約 乗用汎用管理機を使用した湛水直播栽培体系では、総作業時間を移植栽培体系に比べ70%に短縮できる。また、播種量(乾籾)は、ひとめぼれでは3.5kg/10a、コシヒカリでは 4.5kg/10aとし、出芽揃い期まで芽干しを...
要約 不耕起乾田直播栽培では、被覆肥料を播種と同時に播種溝に施用することにより、施 肥窒素の利用率を高め、施肥量を削減することができる。 背景・ねらい 不耕起乾田直播栽培にける施肥法は、被覆尿素入り...
要約 イネの重要病害であるいもち病、ばか苗病、もみ枯細菌病等の種子伝染性病害の根絶を目的とし、無病化種子として、玄米を人工資材で二重被覆した「玄米人工被膜種子」を開発した。本種子の利用により種子消毒...
水稲直播適応品種「新潟30号」を用いた代かき湛水散播直播栽培法
要約 直播適応品種「新潟30号」の生育特性を明らかにし、直播栽培における生 産の安定化のための生育・収量及び肥培管理のめやすを示した。目標収量及び収量構 成要素は10a当たり収量500kg、平方メートル当たり...
要約 再生紙マルチに不織布とホットメルト接着剤を用いて水稲種子を固定し、代かき直後の水田に敷設することにより、点播直播が可能となる。 背景・ねらい 国際競争力の強化のため稲作の低コスト化、省力化、高品...