要約 クリ園の草生栽培として、ナギナタガヤは生育最盛期(3~5月)の草丈が低いため園内の作業性に影響がなく、抑草期間が長いため除草労力の軽減ができる。また、毎年播種の必要がないため播種も省力化できる。...
ナシ園のナギナタガヤ草生栽培は雑草管理の省力化及び土壌改良に有効
要約 ナシ「ゴールド二十世紀」園におけるナギナタガヤ草生栽培は、雑草管理の省力化、土壌改良、土壌水分の安定化及び土壌中のVA菌根菌胞子数の増加に効果がある。 背景・ねらい 京都府丹後地域では丹後国営農地...
要約 ウンシュウミカン作農家は従来からの隔年結果対策に加えて、隔年結果是正と高品質生産を両立する技術に期待するとともに、費用の節減、マルチ栽培等の高品質化、直売等の販売対応の工夫、品種更新や品目の転...
要約 無核「ピオーネ」の短梢栽培において、開花開始期(花穂整形時)にブドウ棚の副線位置(第6節前後の節間)で新梢をねん枝し、さらに満開期(第1回目ジベレリン処理時)に副線位置から先の各節間をねん枝する...
要約 「はやばや星」は「コリンス」または「コビル」の自然交雑実生から選抜育成されたハイブッシュブルーベリーで、育成地において7月上旬に収穫最盛期になる早生品種である。果実は大きく、酸味がやや強く、食...
葉ネギの潅水同時施肥(養液土耕)栽培における適正な養水分管理
要約 砂丘未熟土における葉ネギの養液土耕栽培では、播種後約20日目から約30日間NPK濃度を各45mg/lで1日1回、その後収穫時までの濃度を320mg/lとして3~4日に1回の間隔で施肥することにより、慣行栽培の半量以下...
要約 砂丘未熟土における葉ショウガの養液土耕栽培では、定植40日後から約25日間NPK濃度を各120mg/l、その後収穫までの約25日間各160mg/lの点滴施肥を行うことにより、現地慣行(約50kg/10a)より大幅に少ない施肥...
不耕起栽培を取り入れた水稲・麦・大豆5年一巡輪作体系の経済性
要約 作業省力化効果がある不耕起栽培を取り入れた「移植水稲-移植(または不耕起)水稲-移植(または不耕起)水稲-不耕起大豆-不耕起麦-不耕起大豆」の5年一巡輪作体系(想定する経営耕地面積規模20~30ha...
要約 樹冠占有面積25m2のブドウ「デラウェア」を適正に生育させるために必要な最少土壌容積は0.75m3であり、土壌改良範囲は慣行(幹から半径1.8m、深さ30cm程度)の1/4に縮小できる。深さ30cmで改良を行う場合、...
夏秋ギク型輪ギクの点滴かん水施肥栽培における環境保全型養水分管理プログラム
要約 夏秋ギク型輪ギクの点滴かん水施肥栽培において、吸収量及び吸収特性に基づいたプログラムにより窒素を施用し、1回のかん水量を1平方メートル当たり1.5L程度、1日のかん水回数を1~4回とすることで窒素利用...
要約 大阪府のぶどう園は、複雑な地質母材からなるためCECは園により非常に差がある。点数をこなすためCECの測定は省略し、pHと塩基含量からCECを類推する一次式を作成する。さらに、表計算ソフトにより処方箋を...
ディスク駆動式汎用型不耕起播種機による大豆不耕起狭畦栽培技術
要約 ディスク駆動式汎用型不耕起播種機を用い、畦幅30cm間隔で大豆を播種する不耕起狭畦栽培を実施することで、播種期の作業の効率化、降雨による播種遅延の緩和、狭畦化による抑草と中耕培土の省略が可能となり...
要約 砂丘未熟土におけるエダマメの養液土耕栽培では、播種後約20日目から開花時期までの約20日間窒素・リン酸・カリ濃度を90mg/lで点滴施肥し、その後収穫まで120mg/lの施肥を行うことにより、慣行栽培施肥量(...
要約 発酵畜ふん堆肥等のかさ密度の低い粉・粒状資材を、マルチ畦内に帯状局所施用するトラクタ装着型のマルチ同時施用機である。資材供給の動力はDC12Vモータでトラクタのバッテリを利用する。九州農業試験場・...
要約 ブルーベリー新品種「おおつぶ星」、「あまつぶ星」は、「コリンズ」及び「コビル」の自然交雑実生から育成した品種で、「おおつぶ星」は中生種、「あまつぶ星」は中晩生種である。両品種ともに果実は大きく...
要約 ビワを垣根状に仕立てる2段一文字整枝は、樹高を低く、樹冠をコンパクトに保つことにより、小型作業機の導入等が可能な作業道を確保できる。また、単位面積当たりの栽植本数増により早期多収が図れる。 背...
要約 日本なし栽培の省力化に効果が期待される「2本主枝H型」、「2本主枝一文字」、「4本主枝2亜主枝」など4樹形について、主枝または亜主枝を3年間直立させることにより、4mの主枝または2mの亜主枝を短期間に育...
要約 水気耕栽培は、ブドウの施設栽培における根圏管理を容易に行うことができる。土壌改良、施肥及びかん水等の管理を省力化できるとともに、土壌病害も回避できる省力栽培技術である。 背景・ねらい 島根ブド...
要約 高冷地におけるソルガム栽培では6~7月の降水量が多い場合に、基肥:追肥(7月10日前後施用)=3:7の窒素施肥配分による施肥法が多収となり、被覆尿素肥料40日タイプを用いた全量基肥栽培は窒素分施栽培法と...
肥効調節型肥料の播種溝条施による冬季代かき直播水稲栽培の安定化
要約 冬季代かき田を利用した水稲の不耕起乾田直播栽培(以後、冬季代かき直播)に、肥効調節型肥料の播種溝条施による全量基肥施肥を適用すると、発芽障害がなく斉一な生育が確保され、作業の省力化に加えて、生...