高増体乳用育成牛の飼料中分解性及び非分解性蛋白質含量と発育速度
要約 育成初期の発育促進を図るために、分解性蛋白質(CPd)含量及び非分解性蛋白質(CPu)含量を高めた飼料を給与しても発育への効果は認められない。また、CPuを高めた場合は、尿中窒素排出量が高いことから、C...
トウモロコシ形状が黒毛和種去勢牛の産肉性および美味しさ成分に及ぼす影響
要約 黒毛和種去勢牛への加工形状の異なるトウモロコシ給与は、牛肉の美味しさ成分(グルタミン酸、イノシン酸)に影響することが明らかとなる。 背景・ねらい 家畜用飼料のトウモロコシは、1995年から圧ぺんや粉...
黒毛和種は8ヵ月齢で肥育を開始することにより26ヵ月齢出荷が可能
要約 黒毛和種去勢牛12頭を用いて、8ヵ月齢から肥育を開始し26、28および30ヵ月齢で出荷した結果、26ヵ月齢で出荷しても良好な肉質成績が得られ、早期に肥育を開始することにより26ヵ月齢出荷が可能である。 キー...
肉用繁殖牛の妊娠期における飼料イネサイレージの単味給与と子牛生産性
要約 肉用繁殖牛の妊娠期における飼料イネサイレージの単味給与は哺乳量および分娩後の子牛発育には影響はないが、胎子発育および分娩後の繁殖機能(発情回帰、受胎性等)に悪影響を及ぼすので、単味給与する場合...
肉用繁殖牛の妊娠期における飼料イネサイレージの単味給与と子牛生産性
要約 肉用繁殖牛の妊娠期における飼料イネサイレージの単味給与は哺乳量および分娩後の子牛発育には影響はないが、胎子発育および分娩後の繁殖機能(発情回帰、受胎性等)に悪影響を及ぼすので、単味給与する場合...
要約 集約放牧下の牧草の粗蛋白質含量は20~30%、分解性蛋白質は10~25%、溶解性蛋白質は5~15%と高く、乳牛の飼料設計では過剰摂取に留意する。NDF及びADF含量は低く推移し、ペレニアルライグラス/シ...
パン屑とトウフ粕を主原料とした低コストで付加価値の高い肉豚用飼料
要約 パン屑とトウフ粕を主原料とし、不足するアミノ酸を添加したリサイクル飼料は、肉豚生産費を8%低減させ、肉豚の枝肉中脂肪酸組成におけるω-6/ω-3比を20.0から11.2(背脂肪内層)に改善する。 キーワード パ...
要約 第一胃分解性の異なる、でん粉質飼料2種類(トウモロコシと大麦)、蛋白質飼料2種類(大豆粕と魚粉)の産乳効果を検討したところ、でん粉質飼料ではトウモロコシの方が採食量、乳蛋白生産量が高く、蛋白質飼...
要約 食品製造副産物を高泌乳牛にTMRとして給与する場合、粗脂肪、NDF、NFCなどの飼料成分に留意して、飼料設計を組み立てることにより、乳生産を損なわずに低コスト生産が可能である。 キーワード 高泌...
低銅・低亜鉛飼料が子豚の発育に与える影響とふん中銅・亜鉛の低減
要約 哺乳期子豚育成用配合飼料中の銅・亜鉛量は日本飼養標準要求量まで低減しても、給与期間中の子豚の発育に影響はなく、銅・亜鉛の排泄量を大幅に低減できる。 キーワード 動物栄養、子豚、銅、亜鉛、排泄量、...
ペクチナーゼ主体の酵素を添加したエクストルーダー処理大豆粕給与による子豚用飼料費の低減
要約 ペクチナーゼ主体の酵素を添加したエクストルーダー処理大豆粕を蛋白質源とした子豚用飼料を、21~42日齢の子豚に給与すると、脱脂粉乳を蛋白質源とした飼料を給与した場合に比べて、増体は約10%優れ、飼料...
肥育前期における卵巣除去した黒毛和種雌牛の高CP濃厚飼料定量給与の効果
要約 卵巣除去した黒毛和種雌牛に、大豆粕を主体にCP水準を高めた濃厚飼料を定量給与すると、BUN、第一胃内NH3-Nは高くなるが、粗飼料の採食量が増加し、第一胃におけるVFA生産量が多く、良好な増体を示す。長崎...
要約 黒毛和種去勢牛の血中ビタミンA濃度が20IU/dl以下の場合は、飼料摂取量が低下して低栄養状態になる。低栄養状態のなかでもとくにエネルギ-に比して蛋白質の摂取が不足すると筋肉水腫が発症する。 背景・ね...
要約 高泌乳牛の飼料に魚粉を5%(全飼料乾物中)添加することにより乳量、乳成分量の向上がみられた。なお、飼料摂取量、繁殖成績及び疾病発生状況等に及ぼす魚粉添加の影響はみられなかった。 背景・ねらい 現在...
舎飼い環境下のニホンジカの飼料消化性と維持・増体に要するTDN量の推定
要約 ニホンジカを舎飼い環境下で飼養した結果、冬期間は成長期であっても増体は期待できず、また増体する春~秋においても飼料中の繊維消化率はメン羊より低かった。一方、この増体時期において増体量に応じたTD...
舎飼い環境下のニホンジカの飼料消化性と維持・増体に要するTDN量の推定
要約 ニホンジカを舎飼い環境下で飼養した場合,冬期間は成長期であっても増体は期待できず,また増体する春~秋においても飼料中の繊維消化率はメン羊より低い。一方,この増体時期において増体量に応じたTDN...
要約 鶏雛からのリン排泄量を低減するためには,飼料のオートクレーブ処理,大麦あるいは小麦の利用および飼料用酵素フィターゼの利用が効果的である。これらにより鶏におけるリンの利用性が改善され,この結果,...