アザレアの鉢物用新品種、「ダンシングスノー」、「ももか」、「ほほえみ」
要約 鉢物用のアザレア3品種を育成した。「ダンシングスノー」は大輪一重咲きの 白色花で赤紫の絞りが入る。「ももか」はやや大輪一重咲きの濃桃色花。「ほほえみ」は大輪一重咲きの明桃色花。いずれも促成栽培...
要約 ツバキ品種‘小紅葉’とヒメサザンカとの種間交雑により、白地にピンクの縦絞りの入る花色をもつ芳香性ツバキを育成した。本品種は、生育が旺盛で、高い挿し木発根性をもつ。 キーワード ツバキ、ヒメサザンカ...
要約 低樹高で新規な樹形の‘ハマナス低性1号、同2号’を育成した。‘ハマナス低性1号’は低樹高(約45cm)、赤紫色の一重咲き、多花性である。‘同2号’はさらに低樹高(約30cm)、桃色の八重咲きである。 キーワード ...
要約 チャの苗に寄生させたクワシロカイガラムシが産卵を開始した時期における産卵数と発育段階第3期以上の卵巣卵数の合計値には品種間差がある。この合計値を対照品種と相対比較することで、クワシロカイガラム...
要約 ツルウメモドキの挿し木方法は密閉挿しが良く、挿し床には含水率の低い山砂が適している。挿し木部位は枝の中央部分を用いると発根が良い。ノイバラの挿し木方法はミスト挿しが良く、用土を選ばずに良く発根...
要約 JM7台木にリンゴ「みしまふじ」を3月上旬に切り接ぎ後、挿し木時期まで0~2℃で保存し、4月中旬に挿し木することによって、約9か月間で苗木を繁殖・育成することができる。育成2年目で通常法に比べ頂芽数の多...
種間交雑による新しいツバキ‘春待姫’、‘彩祭り’、‘雪祭り’
要約 ツバキとチャとの雑種である‘春待姫’は、わい性で、白地にピンク絞りのごく小輪の花を秋から春にかけて多数開花させる。テオプシス節野生種間の雑種である‘彩祭り’、‘雪祭り’は、直立性でやわらかな樹姿を示...
要約 秋季の芽接ぎと次春の切り接ぎにより育成したモモ中間台木苗の葉巻き上がり時期を調査することにより、台木品種・系統のモモに対する接ぎ木親和性の判定を1年余り短縮できる。 キーワード モモ台木、接ぎ木...
要約 ライスフラワーの挿し木繁殖法では、発根促進剤(IBA)を使用しなくとも、挿し木後50日で鉢上げ可能となる。また、挿し穂部位には新梢、花序のいずれも利用できるが、系統によっては花序を用いた場合に発根苗...
要約 発芽室内や酸素濃度を一定あるいは通常より高めることにより、パンジーなどの花き類種子で発芽速度と発芽勢を高めることができ、より効率的なセル成形苗生産が可能になる。 キーワード 発芽促進、酸素濃度、...
要約 実生集団から選抜されたスモークツリーを、茎頂培養によって増殖することにより、成苗を短期間で養成することができる。この技術により、従来から行われてきた実生や挿し木と比較して効率的に苗を生産するこ...
要約 ヒサカキの挿し木繁殖では、前年枝をつけた挿し穂を新梢伸長直前の5月上旬にインドール酪酸100ppmに24時間浸漬すると発根率が高まる。株の養成期間は疎植で遮光し、年間総窒素施用量を25kg/10a程度とすると...
要約 栄養系鉢物りんどうの挿し木繁殖は天挿し、管挿しとも節部を培土に埋設することで発根が向上し、越冬芽は節部に形成する。採穂時の母株の生育節数は8節程度が適し、頂部から4節までを利用するが天挿し2節、...
傾斜地、法面植栽に適したグラウンドカバープランツの選定と植栽法
要約 傾斜地、法面の保護・緑化に適したグラウンドカバープランツとして早期被覆ができ、景観形成能力の高い7種を選定した。これら有望種について、効率的な繁殖法及び適正な栽培用土や、地表面の早期被覆と高い...
要約 コニファ一類の一種のヒマラヤシーダは挿し木が困難なため、園芸品種を繁殖するための接ぎ木法を確立した。接ぎ木時期は12月下旬~2月下旬、接ぎ木方法は腹接ぎ法が安定して高い活着率を得られる。また、接...
トウネズミモチ`トリカラー'(Ligustrum lucidum
要約 トウネズミモチ`トリカラー'の冬期の挿し木では、穂木の葉の有無等が発根率に大きく影響する。2月下旬から3月上旬に採穂し、穂木の葉をすべて切除して挿し木を行えば、比較的高い発根率が得られる。 背景・...
新梢の遮光処理によるりんごわい性台木M.9ナガノの取り木繁殖効率の向上
要約 りんごわい性台木M.9ナガノの取り木繁殖において、展葉頃新梢を遮光処理(etiolation)することにより台木の発根が促進され、繁殖効率が向上する。 背景・ねらい M系のりんごわい性台木は、挿し木による実用的...
黄化処理を利用した取木によるリンゴ極わい性台木JM5、M.27の根量増加法
要約 マルバ台に接木したリンゴ極わい性台木JM5、M.27の発根は、黄化処理を利用した取木法により通常の取木法に比べて著しく増加する。根系台木を除去すれば、十分に発根したわい性台木が得られる。 背景・ねらい...
要約 セルトレイを用いた植木の育苗で密閉挿しを行う際に、樹種ごとの発根形態とセルトレイの形状を考慮して根端壊死剤を使用すると、ルーピング及びセル外への根の脱出を軽減する効果がある。 背景・ねらい 植木...
リンゴ新わい性台木「JM7」を用いた「ふじ」の生育及び果実特性
要約 果樹試験場リンゴ支場で育成されたリンゴわい性台「JM7」は、「ふじ」を穂品種とした場合M.26よりわい化効果が高く、熟期が早まり果実品質も優れており、省力的低樹高栽培に適した台木として期待される。 背...