要約 飼料用米破砕機とベルトコンベア等を組み合わせた調製作業体系により、二名体制で籾米サイレージを連続的に調製できる。破砕能率が現物重で0.7t/hの破砕機利用の場合、54 t以上処理することで調製コストは平...
要約 マット工法のマット長さを主として下流河床落差から決まる想定最大洗掘深、攪乱時水中安息角での斜面長以上にすれば、下流河床の低下が堰直下に及ぶのを抑止できる。 キーワード 取水堰、護床工、下流河床低...
自給飼料活用型TMRセンターのTMR製造における費用構造と低コスト化
要約 自給飼料活用型TMRセンターがTMR製造価格を低下させるためには、製造費用の半分以上を占める購入飼料費の削減が重要となる。その手段として、配合飼料価格が高値条件下では、トウモロコシサイレージの多給、...
穂ばらみ期耐冷性が強く多収の業務用米に適する水稲新品種「雪ごぜん」
要約 「雪ごぜん」は、"やや早"に属する粳種である。穂ばらみ期耐冷性は"かなり強"で、精玄米収量は「きらら397」より多い。食味は「きらら397」並である。 キーワード イネ、耐冷性、多収、業務用米、雪ごぜん ...
タマネギ直播栽培における直下施肥を用いたリン酸肥料の減肥技術
要約 黒ボク土ほ場でのタマネギ直播では、過リン酸石灰の播種条下(2~4cm)局所施肥(以下、直下施肥)によって生育が促進される。また、施用リン酸の成分量で10kg/10aを直下施肥することで減収することなく基肥リン...
日本短角種2シーズン放牧における肥育中期の目標日増体量は0.6kg以上である
要約 日本短角種の肥育中期の日増体量は、2シーズン放牧の場合、0.6kg/日以上を目標とすることが望ましく、牧草が不足する時期には補助飼料の給与が必要である。また、2シーズン放牧牛の枝肉重量は小さくなるもの...
要約 あらかじめ決められた場所で、2名の捕獲者が3~4ヶ月間「忍び猟」という方法で繰り返しシカを捕獲することにより、3年間でシカを約600頭捕獲し、シカの出現頻度を半分程度まで減少させることができました。 ...
要約 ナラ林を伐採し、丸太を大量に集積しておとりとして、カシノナガキクイムシを誘引する防除法を開発しました。使用した丸太は、使用後チップとして利用して低コスト化につなげ、伐採したナラ林は多様な種から...
要約 インドシナ一帯に広く分布するアメリカミズアブHermetia illucensは、高栄養な養魚餌料として有望なことから、周年採卵が可能な成虫飼育および採卵法を明らかにした。これにより効率的な幼虫生産が可能とな...
機械収穫効率が高いエリアンサスの栄養繁殖品種「JEC1」の育成
要約 エリアンサスの栄養繁殖品種「JEC1」は、種子で増殖する既存品種「JES1」と同等の乾物収量を示し、1株あたりの茎数と乾物重では個体間の均一性が「JES1」より高い。そのため、「JEC1」の機械収穫効率は「JES...
カドミウム汚染水田浄化専用のカドミウム高吸収イネ「ファイレメ CD1 号」を開発
要約 カドミウムをよく吸収する外国のイネ品種に、もみが落ちにくく、倒れにくい性質を付与し、「ファイレメ CD1 号」として品種登録出願しました。「ファイレメ CD1 号」は、日本の稲作に適したカドミウム汚染水...
要約 排水機場建屋の海側に吐水槽を配置すれば、建屋高に対する吐水槽高が半分程度であっても津波進行方向の波力を4割程度削減できる。津波減災効果を期待した排水機場の設計では、建屋前面に吐出槽を配置するこ...
低コストで施工が簡単な小規模コンクリート水路の漏水補修テープ
要約 施工が簡単で持続的に漏水を防止し、従来の技術に比べて低コストで労力を要さない漏水補修テープである。素材が柔軟なため水圧に押されて凹凸な水路表面に密着し漏水を止めることや、誤って開けた穴を重ね貼...
国内における農業機械の制御通信共通化のための基礎的な技術要件
要約 CAN方式による農業機械の制御通信ネットワークにおいて、メーカー間の壁を越えて相互接続互換性を実現する基礎的な技術要件である。本技術要件を採用することにより、国際規格ISO 11783や国内規格AG-PORTに...
要約 平坦農地での利用が前提である拍動灌水システムは、水位調整タンクの利用により、棚田跡地のような段差のある圃場にもおいても灌水作業を自動化できる。各段の既存配管を活かして、散水設備を低コストで本シ...
伏流式人工湿地ろ過システムは有機排水を冬期も含め長期間安定して浄化できる
要約 伏流式人工湿地ろ過システムは、酪農施設、養豚場、養鶏場などからの排水に含まれる有機物や窒素、リン、大腸菌などを冬期も含めて5~10年間にわたり安定して浄化できる。運転費用は一般的な活性汚泥処理の5...
要約 伸縮性フィルム容器もしくは宙吊り型容器とMA包装資材を併用すると、冷蔵コンテナによる船便でも、イチゴ果実の損傷程度を大幅に低減できる。また、果実の外観や果肉の品質低下を防ぐことができる。 キーワ...
高糖分WCS用稲を微細断し高密度輸送・サイロ調製する収穫体系
要約 高糖分WCS用稲「たちすずか」などを長稈対応微細断収穫機(ワゴンタイプ)で収穫し、ダンプトラックで飼料基地や牧場まで高密度輸送し、バンカーサイロなどで調製する体系により、片道輸送時間20分~30分の近...
要約 コンテナ苗の効率的な生産に欠かせない充実種子の選別技術として、赤外光を照射したときの反射率の違いで充実種子を見分ける方法を開発し、95%の確率で充実種子を選別することが確かめられました。 背景・...
要約 コンテナ苗の普及・定着に向けて東北地方と関東地方で植栽試験を行い、普通苗との成長比較を行いました。活着率は普通苗と遜色なく、がっしりした苗であれば樹高成長も普通苗と同等以上であることが確認され...