着果調整による夏秋雨よけトマトの盛夏期収穫量の抑制と秋期増収
要約 6段花房上部の主枝更新処理または6段花房直下の主枝更新処理により、8月盛夏期の総収穫量が1/2 程度に抑制されるとともに、9~10 月の商品果収量が増加する。 キーワード トマト、着果調整、主枝更新、...
シクラメンの日持ち性は出荷前1ヶ月の施肥窒素量を上げると高まる
キーワード シクラメン、日持ち性、施肥窒素量、TOC、光合成 背景・ねらい シクラメンは12月から春先まで開花期の長い鉢花として冬季鉢花の代表的な花きであるが、生産量の増大と購入後の日持ち性の問題から市場...
要約 作目により生産履歴の記入項目数は5倍以上の開きがあるため、生産履歴作成技術を導入する場合、作成負担の大きな作目からの導入が効果的である。IT利用型の生産履歴作成技術は作付け面積が大きい、50歳代以...
やませ地帯における一季成り性品種を用いた夏秋どりイチゴの収量・品質
要約 夏期冷涼なやませ地帯では、一季成り性品種を用いても、半促成栽培に供した越年株の据え置き栽培やポット苗の短日処理のみで容易に花芽分化し夏秋どりができる。6月から11月までの商品果収量は株当たり140~...
要約 極早生で香味に優れる玉露用新品種「53- 7」を育成した。萌芽期及び摘採期は「さみどり」に比べ7日早く、樹姿は直立型で樹勢がやや強く株張りが大きい。製茶品質は「さみどり」と同様に良質で、特に香味に優...
筍芋と海老芋赤茎との交配によるさといも新系統、サトイモ「愛媛3号」
要約 さといも葉茎部のジベレリン処理で開花した「筍芋」と「海老芋赤茎」との交配を行い、未熟種子を培養し、作出した雑種個体の中から育成したサトイモ「愛媛3号」は、葉柄頸部、基部ともに着色があり、いもの...
要約 なお、土壌水分張力を基準にしたかん水方法に比べ25%程度節水ができる。 キーワード トルコギキョウ、超促成二度切り作型、かん水施肥栽培、かん水量 背景・ねらい 香川用水の非受益地である島しょ部等にお...
要約 えだまめを、低密度ポリエチレンフィルム(LDPE)で包装貯蔵(MA貯蔵)することにより、室温20℃の貯蔵条件下でも品質的評価では約1週間程度の鮮度保持が可能となる。一方、大気組成を高酸素条件(80%)にし...
要約 アテモヤのせん定を6月に行い、再発芽・着花させることにより、裂果の少ない大きい果実を12月に収穫できる等、作期拡大ができる。鹿児島県農業試験場・大島支場・亜熱帯果樹研究室 背景・ねらい アテモヤは...
要約 イチジクの果実は節位によって発育期間中の気温の変化が異なり、下位節では結果期の気温が低く、その後は収穫期まで上昇するのに対して、上位節は結果初期の気温が高く、収穫期に最も低くなる。収穫果の果径...
要約 トルコギキョウの年末出荷作型における潅水施肥栽培において、片側3条2列植が適当である。また、生育の後半に潅水指標pF値を2.1程度に高めると、約14%の節水が図られ、品質も同等の切り花が得られる。 背景...
オリエンタル系ハイブリットユリの葉焼け症の原因究明とリン片除去による軽減法
要約 ユリの葉焼け症は初期生育の盛んな大球で発生しやすく、上位葉のP/Ca値(リン/カルシウム)が高いほど症状が重い。また、定植時に球根からリン片を2~4枚剥離すると、上位葉のP/Ca値が低く、葉焼け症の発生...
要約 ハウスキュウリの早出し・遅出し連続栽培において、前作の早出し栽培終了後、茎葉のみを片づけ、不耕起でセル成型苗を早期に直接定植する事により、慣行栽培を上回る収量を確保できる。 背景・ねらい 夏秋キ...
夏ギク「サマーイエロー」の優良系統「サマー福井1号」、「サマー福井2号」および「サマー福井3号」
要約 長期の栽培で、形質劣化の著しい「サマーイエロー」の商品性を高めるため、優良系統を選抜・育成した。「サマー福井1号」は早生系で花のボリュームが、「サマー福井2号」は中生系で花のボリュームが、また...
要約 野菜・花き類の苗生産施設において、苗パレットを積載可能なガントリ型パレット搬送ロボットを管理棟から遠隔無線操作して、自動的に積み降ろしさせる制御システムを開発した。 背景・ねらい 近年セル成型苗...
要約 ニラのハウスを利用した秋どり栽培では、3月播種のセル成型育苗を行い、5月に定植すると1年目から収穫でき、a当たり収量は1年目2回収穫で200~260kg、2年目3回収穫で540kgである。刈捨て時期は1年目9月上、...
要約 野菜・花き類の苗生産施設において、苗パレットを積載可能なガントリ型パレット搬送ロボットを管理棟から遠隔無線操作して、自動的に積み降ろしさせる無人制御システムを開発した。 キーワード 野菜、花き...
要約 カンキツ新品種「はるみ」は「清見」にポンカン「F-2432」を交雑して育成したミカンである。糖度が比較的高く,食味良好である。易剥皮性でじょうのう薄く,少核性で食べやすい。成熟期は1月で,年明けに販...
要約 カンキツ新品種「陽香」は,「清見」に「中野3号ポンカン」を交雑して育成したミカンである。糖度が比較的高く,ポンカンに似た芳香の強い食味良好な大果・無核品種である。適熟期が1~2月であることから...
要約 完熟出荷向き生食用トマト‘桃あかり’は高糖度,甘酸適度で食味が優れ,多収であり,萎ちょう病(レースJ1)と半身萎ちょう病に抵抗性を有する実用品種である. 背景・ねらい 現在,生食用トマトの夏秋...