要約 収穫後の青果物の物理的損傷を、試料浸漬水の電気伝導率を測定することによって評価する手法を開発した。イチゴの剥皮および振動による損傷の程度と電気伝導率の増加程度はよく一致し、電気伝導率による青果...
周年マルチ点滴かん水同時施肥法導入に必要なウンシュウミカンの価格水準評価法
要約 周年マルチ点滴かん水同時施肥法を導入するには、追加費用が必要になるが、その費用を償う粗収益を獲得する高品質ミカンの価格は、出荷量、高品質ミカン割合、レギュラー品価格より求められる。 キーワード ...
要約 新規開発した酒米プログラムを用いたラピッドビスコアナライザーの測定で得た糊化開始温度と従来の消化性試験のブリックス値との間に、-0.80以上の負の相関がある。本方法は、迅速かつ簡便な酒米の醸造適性...
細密メッシュデ−タによる農林地の持つ環境保全機能評価法とその総合化
要約 細密環境要因メッシュデータ(約100m×100m)とGISを使って、流域を対象に農林地の持つ環境保全機能を評価するシステムを開発した。さらに、これらの値を総合化し、集落ごとに1つの指標で評価し地域区分を行う...
要約 直接一面せん断試験機を用い、せん断破壊時の土壌の間隙量の変化を測定することにより、高水分域の脆性が低い粘土質土壌の砕土性を評価できる。この方法によれば室内の一定条件において土壌の砕土特性が整理...
ホウレンソウの培養液中カリウム濃度変更による抗酸化活性の変化
要約 ホウレンソウの湛液水耕栽培において収穫10日前に低カリウム濃度の培養液に変更すると、抗酸化成分であるアスコルビン酸含量と抗酸化活性は増加する。この時ホウレンソウのアスコルビン酸含量と抗酸化活性に...
要約 加熱したコーンオイル中にクリの果実を短時間浸漬処理する渋皮剥皮法である。本法は従来の剥皮法と比較して短時間の処理で剥皮が促進されるため、クリの渋皮剥皮性育種における剥皮性評価法やクリを原料とす...
要約 pH3.0の1M酢酸ナトリウム溶液で抽出される鉄含量を測定することで、転換畑土壌の遊離鉄の還元されやすさを定量化できる。この方法により畑地化の進行によるリン酸収着能および土壌構造の安定性の変化等を評...
要約 低温感受性の極めて高い豚胚をガラス化保存した後、外科的に胚移植した結果、受胚豚の栄養状態を示すボディコンディションスコアが、最適の3を示す豚において高い受胎率が得られる。 背景・ねらい ガラス化...
要約 豚初代血管内皮培養細胞に志賀毒素を暴露するとアポトーシスが起こり,これを指標とする毒性評価に応用が可能であることが示唆された。この系はヒトや豚での血管障害機序と破壊を通じた血行性播種解析のモ...
りんごM.9ナガノ台木の発根量評価基準の作成と台木の品質評価
要約 取り木によって繁殖したM.9ナガノ台木は、発根量評価指標により発根指数2.0(秋根が多く、春根も2~3本発出)以上で、かつ台木直径が9mm以上であれば、揚げ接ぎして良質な苗木育成に利用できる。 背景・ねらい...
要約 NMRイメージングを用いた非破壊測定により、可視的なパン構造の評価が可能である。パン生地では発酵に伴う気泡及びグルテン膜形成が時間を追って観察でき、焼成後のパンではグルテンネットワーク...
要約 沿岸域における生物多様性の確保や健全な生態系の保全、水産資源の持続的利用にとって、海域環境を保全し環境と調和した水産基盤整備技術とそのための評価手法の開発が急務となっている。そのため、我が国沿...
要約 従来から定量的な把握が困難であった地域用水機能を対象に、現在でも数多く地域に残る代表的生活機能であるところの洗い場を事例として、水理学と人間工学に基づく定量的評価法を立案した。九州農業試験場・...
要約 豪雨による法面崩壊が原因で生じた棚田の崩壊規模の大きさは、水田面積の規模に依存するとともに、水田面積比率と平均勾配を基軸として複数の属性を加えた水田団地スケールのマクロな立地条件因子によって分...
マイクロサテライトマーカーによるニワトリ遺伝資源の遺伝的特性評価
要約 ニワトリ 遺伝資源の遺伝的特性を明らかにするためのマイクロサテライトマーカーを開発した。同マーカーは日本鶏10品種の類縁関係を明らかにでき、ニワトリ遺伝資源の遺伝的特性評価に有効である。 背景・ね...
要約 鶏胸肉の呈味成分であるイノシン酸、遊離グルタミン酸及び破断応力の経時的変化を主成分分析した得点は、官能検査での評価とほぼ一致することから、理化学的分析によって出荷適期の推定ができる。同時に理化...
要約 〔要約〕食品成分の抗アレルギー性評価に必要なアレルゲン特異的ヒトIgE抗体産生B細胞株を細胞融合法により樹立した。この細胞が産生するIgE抗体はダニ抗原特異的である。 キーワード ヒトIgE抗体産生B細...
要約 カンキツ台木実生の主幹に別の台木の樹皮を皮接ぎすると、相対的に樹勢の弱い台木の樹皮を接いだ部分が太くなる。この現象を利用し、カンキツ台木の樹勢調節能を実生の段階で早期評価することが可能である。...
要約 CVMにおいて過大評価のバイアスを回避しうる3肢選択法を開発するとともに,それにより阿蘇草原の保全価値を評価した。さらに阿蘇草原の保全には,公と私の併用による保全費用負担の方式がより望ましいこ...