7Sグロブリンα;'およびαサブユニット欠失ダイズ判別用DNAマーカー
要約 ダイズの主要アレルゲンタンパク質7Sグロブリンαサブユニットおよび高11S性に関わるα'サブユニットの有無をPCRで判別できるDNAマーカーである。 キーワード ダイズ、アレルゲン、高11S、αおよびα'サブユニッ...
要約 岩手県において、大豆「リュウホウ」は「スズカリ」より倒伏が多く、収量は並~やや少ないものの、豆腐への加工適性に関する評価は高い。県南部では6月上旬播種でやや疎植(7千~1万本/10a)、同中旬播種で...
要約 早熟で耐倒伏性などの栽培特性に優れた大粒の黒大豆「山口1号」を育成した。焙煎茶や納豆などへの商品開発が進められ、特に焙煎茶は加工業者から「風味がよく、味がまろやか」と評価は高い。 キーワード ダ...
赤肉で油加工適性を有する暖地向けばれいしょ新品種候補系統「西海31号」
要約 ばれいしょ「西海31号」は赤肉でアントシアニンを含み、でん粉価が高くポテトチップなどの油加工適性を持つ暖地二期作栽培向けの系統である。 キーワード ジャガイモ、アントシアニン、油加工適性、暖地二期...
要約 国産ナス品種を素材として、葯培養により高知ナスF1系統「ナス高育交2号」を育成した。促成栽培において、「ナス高育交2号」は80~100gの果実を収穫でき、良好な果実品質と多収性を示す。 キーワード ナス...
晩播による大豆「サチユタカ」子実の蛋白質含量及び脂質含量の変動
要約 「サチユタカ」は晩播することにより子実の蛋白質含量が増加し、脂質含量が低下するが、それらの増減程度は他の品種に比べて大きい。両成分の変動には結実期間中の気温が関与しており、特に脂質含量への影響...
タンパク質含量にフィチン、カルシウム含量を加えた豆腐加工適性評価
要約 豆腐破断応力は、低カルシウム含量の大豆ではフィチン含量と高い負の相関を示し、カルシ ウム含量が高くなるとタンパク質含量との相関が高くなる。タンパク質にフィチン、カルシウム2成分の含量を考慮するこ...
要約 カンショ「九州137号」は、蒸切干加工適性が高い初の紫カンショ系統である。既存の青果用や加工用の紫カンショ品種では蒸切干に加工できないが、「九州137号」の蒸切干の色は紫で、中白もほとんどなく肉質や...
要約 水稲「鹿児島22号」は、“晩生の晩”の低アミロース系統である。暖地の普通期栽培用の低アミロース種としては、「柔小町」より耐倒伏性が強く、玄米が白濁しにくい。 キーワード 水稲、鹿児島22号、低アミロー...
大豆「リュウホウ」の連作畑における小粒化低減のための有機物施用効果
要約 「リュウホウ」の子実小粒化は豆腐破断強度を低下させるため、連作により小粒化した場合には、大麦すき込みや堆肥施用の有機物施用を行うことにより、粒大が増加し、豆腐加工適性が向上する。 キーワード ダ...
大豆タンパク質ジスルフィド結合の蛍光色素標識による解析と豆腐加工適性評価
要約 大豆に含まれる各タンパク質のジスルフィド結合を蛍光色素モノブロモバイメイン で標識し定量解析した。グリシニン(11S グロブリン)塩基性サブユニットと豆腐破断応力の相関が示された。 キーワード 大豆タ...
要約 一定水準以上のカルシウム含有量を有する原料ではタンパク質含有率と豆腐の硬さの間に高い正の相関が得られることから、ダイズ子実中のカルシウム含有量は豆腐の硬さに重点をおいた加工適性評価の指標として...
要約 大豆品種「ユキホマレ」は味噌、煮豆、納豆適性が高く、極早生で岩手県南部での小麦収穫後の極晩播栽培に適する。 キーワード 極早生、ダイズ、ユキホマレ 背景・ねらい 早生大豆の県奨励品種「ワセスズナリ...
要約 「きたろまん」は落葉病・茎疫病(レース1)・萎凋病に対して抵抗性で、成熟期は「エリモショウズ」より早い“早の晩”である。開花期頃の低温抵抗性は“やや強”、倒伏抵抗性は“強”で、いずれも「エリモショウ...
早生・白肉でサラダ適性のあるばれいしょ新品種「ゆきつぶら(北育1号)」
要約 ばれいしょ「ゆきつぶら(北育1号)」は、早生・白肉の生食用系統である。ジャガイモシストセンチュウ抵抗性を持つ。収量性は「男爵薯」よりも高い。内部異常が少なく、調理品質に優れておりサラダ等の業務...
要約 「春のかがやき」は、早生、短稈、多収である。製粉性に優れて、めんの色調は黄色みがあり、やや低アミロースで粘弾性にも優れている。埼玉県で奨励品種に採用し、群馬県でも奨励品種に採用予定で有る。 キ...
ラピッドビスコアナライザーによるコムギのアミロース含量タイプの推定法
要約 ラピッドビスコアナライザーによりコムギのアミロース含量タイプの判別を行う手法を開発した。全粒粉を用い、糊化特性値のブレークダウン(BD)とセットバック(SB)とを指標にし、SB/BD比を併用することで、...
加工用の高アントシアニンカンショ新品種候補系統「アケムラサキ(九州148号)」
要約 カンショ「アケムラサキ(九州148号)」は「アヤムラサキ」よりアントシアニン色素含量が高く、いもの外観や線虫抵抗性が優れる。色素原料用として利用できる。 キーワード サツマイモ、アントシアニン、高...
要約 カンショ「九州137号」は、蒸切干加工適性が高い初の紫カンショ系統である。既存の青果用や加工用の紫カンショ品種では蒸切干に加工できないが、「九州137号」の蒸切干の色は紫で、中白もほとんどなく肉質や...
要約 低アミロース米品種「スノーパール」の変異体から選抜した「SP14」は、アミロース含量が原品種より5%程度高い。SP14はアミロース含量が高まる新規の変異体で、その特性は二つの劣性遺伝子に支配されている...