要約 小麦「中国146号」は「シラサギコムギ」と比較して、早生、短稈で倒伏に強い。製めん適性が良好であることから、県中南部地帯向け奨励品種に採用する。 キーワード 小麦、中国146号、早生、倒伏、製めん適性...
要約 県南部から中北部に適する、耐倒伏性が高く、安定多収で、豆腐の加工適性に優れた有望な中生品種「サチユタカ」を奨励品種として採用する。 キーワード 「サチユタカ」、安定多収、豆腐加工適性、大豆奨励品...
要約 京都府の奨励品種である「京都大納言」に府内で収集した在来種を交配し、アズキモザイクウイルス(ABMV)、キュウリモザイクウイルス(CMV)の両方に強い抵抗性を有し、製あん特性に優れる大納言小豆を育成...
要約 「ファイバースノウ」では、高品質多収のための適正播種時期は9月下旬~10月上旬で、また適正苗立数は160~180本/平方メートルである。 キーワード 大麦、ファイバースノウ、播種時期、苗立数、穂数、子実重...
要約 ホクシンにハルユタカをブレンドすると製粉歩留とファリノグラフの吸水率が、Wildcat(超強力小麦)をブレンドするとパンの生地物性が、それぞれ改善される。また、ハルユタカと北海257号のブレンドで製パン...
要約 花粉培養で育成した「DH1」に「改良CR金沢青」を交配したF1品種「CR石川交1号」(仮称)を育成した。この品種は、根色が白の基本色で肩部に鮮やかな緑の補充色を有し、根形は球で、糖度が高く、加...
要約 ホクシンにハルユタカをブレンドすると製粉歩留とファリノグラフの吸水率が、Wildcat(超強力小麦)をブレンドするとパンの生地物性が、それぞれ改善される。また、ハルユタカと北海257号のブレンドで製パン作...
要約 もちの硬化性の(大きな)品種間差はでんぷんのアミロペクチン構造と関連を示し、硬化性の高い系統ではアミロペクチン鎖長の短鎖が少なく、中鎖が多い。鎖長分布の違いは4Mの尿素溶液を用いた糊化特性で判...
高品質あずき優良品種候補系統「十育144号」の選定と栽培特性
要約 あずき「十育144号」は成熟期が早生の晩で、ウイルス病の発生が少なく、種皮色は高温登熟下でも赤味が強く明るく、練りあんなどの加工適性に優れる。また、適正な播種期と栽植密度により品質及び収量が安定...
加工適性の高い低アミロース水稲新品種候補系統「北陸180号」
要約 「北陸180号」は寒冷地南部における熟期が晩生の晩で、やや短稈、偏穂数型、多収の低アミロース系統である。玄米は白濁し、炊飯米は柔らかく、粘りが強い。粘りの弱い米との混米、無菌包装米飯、団子・米菓...
要約 豆腐加工用品種として、高蛋白質、良質多収の中晩生品種「サチユタカ」を奨励品種に採用する。 背景・ねらい 島根県の主力品種「タマホマレ」は、品質・収量の安定性をはじめ諸特性に優れた品種であるが、...
要約 ばれいしょを粉ふきいも、ふかしいもおよびフライドポテトに調理する場合、でん粉価が高いものはほくほく感に富み食味評価が高まる。一方、肉じゃがおよびカレーでは、でん粉価の低いもので煮くずれが少なく...
要約 実需実態調査の結果、北海道もち米には品質の向上と均一化が必要とされている。理化学分析から得られた北海道もち米の理化学特性値を考慮して、暫定的な品質改善目標値を白米白度50以上、蛋白含有率8%以下...
要約 りんご「ひめかみ」は、着色が良く、甘酸適和で蜜入りが多く、食べたときに独特の香気があり食味及び調理加工適性が良い。収穫期は10月中旬で、早生の「つがる」と晩生の「ハックナイン」をつなぐ中生種であ...
要約 大粒大麦の加工適性を決定する白度と搗精時間(硬度)は、出穂後一定期間は日数の経過と共に向上する。横断面の硬質部(ガラス質部)割合が少なく、粒厚が大きく、窒素施肥量が少ないと加工適性は優れる傾向...
加工用高アントシアニンカンショ新品種候補系統「九州132号」
要約 カンショ「九州132号」は、高アントシアニン、多収で、収穫し易く、加工適性も優れる。また、いもを直接圃場に植え付ける直播栽培にも適する。食品加工用として、全国のカンショ作地域に適する。九州農業試...
新野菜「山形みどりな」晩秋どり(10月下旬)の漬け物加工上の特性
要約 新野菜「山形みどりな」の晩秋どり(10月下旬)の漬け物加工は、「山形せいさい」に比較して常温では酸膜酵母が発生し易く酸味が強くなる。 背景・ねらい 「山形みどりな」の消費拡大を図るために「山形せい...
要約 「きぬあずま」は低アミロース系統で、「トヨホコムギ」に比べ製めん適性が高く、めんの粘弾性、滑らかさが優れる。「トヨホコムギ」とほぼ同熟期の中生で、耐倒伏性が強く、安定多収である。平成12年度福島...
要約 パン用小麦「東北205号」の蛋白含量適正化のためには穂揃期追肥が必要であり、追肥は消雪後、減数分裂期及び穂揃期の3回を基本とする。外観品質及び加工品質の低下を防止するために成熟期に達したら早めに収...
要約 小麦「ネバリゴシ」は早生で、収量性、耐倒伏性、耐寒雪性、難穂発芽性に優れる。また、高蛋白、低アミロースで、製めん適性が高いことから、青森県産小麦の安定生産が期待できる。 背景・ねらい 青森県の小...