要約 パーティクルガンで遺伝子導入したユリの成熟花粉は受精能力を持ち、胚を形成する。ハイグロマイシン耐性遺伝子(HPH)を導入した花粉を授粉し、形成した胚はハイグロイシンBで選抜できる。選抜個体か...
エレクトロポレーション法で導入した遺伝子の核への組込まれ様式
要約 エレクトロポレーション法で作出したイネの組換え体について、導入したDNAをPCR法で解析することにより検出部位ごとの出現頻度が算出できる。導入DNAの各部位の出現頻度の分布が選択マーカ遺伝子...
要約 イネの出穂前1から3日の幼穂を包む葉鞘内へ2,4-D100~1,000ppmを注入し、30日後に肥大した子房より未受精杯由来のカルスを採取し、再分化培地へ置床することで、効率よく、白然倍加したホモ個体が獲得でき...
要約 現在、かに・エビ等甲殻類の殻から生産している「キチン・キトサン」を微生物を利用して発酵生産する技術を開発する。 背景・ねらい
キチン・キトサンは将来有望なバイオマス資源であり、現在カニ・エ...
要約 カーネーションを直径1.5cm以上のつぼみ状態で採り、スクロースを3%含む溶液に生け、温度25℃、光環境1klxで12時間日長の条件下で強制開花処理すると、開花促進効果があり品質も低下しない。 背景・ねら...
要約 トルコギキョウは、育苗用土・肥料を寒天でブロック化し、稚苗で定植すると夏秋どり栽培が可能になり、ほとんどロゼット化せずに採花でき、切り花品質も向上する。 背景・ねらい
トルコギキョウの夏秋...
要約 オーニソガラム・シルソイデスは、球根を7月から20℃8週間+15℃6週間乾燥貯蔵し、10月に定植することで、通常よりも1カ月以上の開花促進が可能となり、3番花まで収穫できる。 背景・ねらい
オーニソガ...
要約 ツクネイモの小分割イモから小イモを育成することで、優良種イモの大量増殖ができ、小イモをそのまま植え付け頂芽(定芽)で栽培すると、慣行の50g分割栽培と同等の収量が得られ、秀品率の向上、種イモ量...
要約 ユスラウメ台を用いたもも栽培においてジベレリン(GA)を開花期前後に散布すると、新梢伸長が促進され、葉芽の着生が多くなるなど樹勢強化につながる。 背景・ねらい
ユスラウメ台を用いたもも栽培で...
要約 不知火は減酸しにくく、貯蔵輸送中に鮮度が低下し、樹勢が低下しやすいが、屋根掛け栽培して発芽後15日頃に採収すると、高糖低酸で輸送中の腐敗も少ない新鮮完熟果が生産される。しかも春梢の発育が促進さ...
要約 果径3cm頃から収穫時まで、株元を中心に局部点滴潅水を行うと適度な水ストレスが維持でき、果実の肥大を抑制することなく減酸と増糖を進め、高品質果が生産できる。さらに果皮色が濃くなり、浮皮の発生を...
要約 樹冠下列状の部分マルチは秋雨による糖度低下を防ぎ、全糖と還元糖が増加する。さらに果皮色が濃くなり、浮皮を軽減し、樹勢の低下は認められない。 背景・ねらい
通気性多孔質シートの全面マルチ栽培...
要約 「天草」の加温栽培において1月下旬から5月下旬まで加温を行い、8月下旬から12月上旬まで節水灌水を行うと、糖度12以上の果実が収穫できる。さらに、完全着色期にジベレリンを散布するとクラッキングの発...
温州みかん「愛媛中生」の隔年交互結実栽培による高品質果実生産
要約 愛媛中生の若木は夏枝を結果母枝にし、隔年で結実させると多雨年でも、高品質果実が生産できる。生産年の摘果は8月下旬から9月中旬に行うと正品率が向上する。遊休年の春に強剪定し、夏に春枝の刈り込み剪...
要約 本技術は、DHAを豊富に含むハマチ油及びスケソウダラ油を飼料に2%添加し、夏季は出荷前8週間、冬季は4週間程度、肥育豚に給与するものである。これにより、豚ロース肉及び脂肪中のDHA含量が高い...
「こいごころ」、「ヒノヒカリ」における玄米タンパク含有率の推定指標
要約 本県の奨励品種である「こいごころ」と「ヒノヒカリ」について、出穂20日前の生育量(草丈、茎数、葉色)と施用する穂肥量から、玄米タンパク含有率を推定できる指標を作成した。これにより、目標とする玄...
要約 「あきたこまち」の品質低下要因である未熟粒(乳白粒を含む)割合は、出穂後30日間の最低気温の積算値と相関が高い。未熟粒15%以下の高品質米を生産するには、積算値が707℃以下となるのがよく、8月以降...
要約 裸麦「イチバンボシ」の播種期から出穂期までを、播種期から積算温度400℃までの生育前期と、その後出穂までの生育後期に2分し、生育後期の発育速度を日平均気温と日長から2次元ノンパラメトリック回帰で...
要約 早期栽培における「あきたこまち」の収穫適期は、出穂期以降の積算気温が850~1,000℃であり、その判定は最長稈の青籾率10~25%が目安となる。また、最長稈の青籾率より収穫開始までの日数を推定できる指...
要約 昭和54年から平成10年にかけて、愛媛県下の農耕地は、有機物・土壌改良材の施用割合が減少しており、土壌硬度は高くなる傾向にある。また、柑橘圃場では、酸性化が見られる。 背景・ねらい
昭和34年度...