要約 水田畦畔の被覆植物として、被度安定性や抑草効果等からみて最も優れる草種がノシバ、次いでシバザクラである。両草種とも、定植後の被度拡大や生育の安定性保持のため、適宜の雑草取りを必要とする。 キー...
黒ボク土壌水田でのベントナイト施用による畦畔漏水防止と水温上昇効果
要約 水田畦畔1m当り8kgのベントナイト施用により、畦畔漏水が減少し、日減水深は50%程度に減少する。このことから、灌漑回数が半減し、平均水温で0.4℃の水温上昇が認められる。また、水管理に要する労働時間は...
要約 ジャワ型品種「Pakhe Dhan」に日本稲を戻し交雑した雑種集団を用いて、第6染色体上の約4.2cM間の領域に、「Pakhe Dhan」由来の障害型耐冷性遺伝子が存在することを明らかにした。この遺伝子を導入すると、低...
耐冷・いもち病抵抗性の寒冷地北部向き低アミロース水稲新品種候補「ふ系198号」
要約 「ふ系198号」は寒冷地北部で“早生”に属する。低アミロースで米飯は粘りが強く良食味であり、ブレンド用およびチルド・冷凍米飯用途に適する。いもち病に“極強”で耐冷性は“強”である。「認定品種」として...
要約 ジャガイモヒゲナガアブラムシにより伝搬されるダイズわい化病ウイルスSbDV-YS系統の1次感染時期は、5~6月の2か月にほぼ限定される。 キーワード ダイズわい化病、SbDV-YS、ジャガイモヒゲナガアブラ...
要約 エダマメ栽培におけるダイズわい化病防除では、被覆資材や反射資材を利用すると、殺虫剤使用と同等かそれを上回る防除効果が得られる。 キーワード エダマメ、ダイズわい化病、被覆資材、反射資材、防除効果...
要約 青森県内で栽培されるナガイモ及びツクネイモの加害種はナガイモコガであり、トコロの加害種はヤマノイモコガである。両種は、前翅後縁の白色三角紋等の観察結果と寄生植物によって識別が可能である。 キー...
要約 コバネイナゴ3齢幼虫に対して、航空防除で使用されている薬剤の感受性を局所施用法で調査したところ、中央致死薬量が地域により数倍の違いがみられ、また年次の経過に伴い感受性が上昇している地点もある。...
平年の根雪初日4週間前からのコムギ雪腐褐色小粒菌核病の薬剤防除
要約 コムギ雪腐褐色小粒菌核病の防除では、必ずしも根雪直前に薬剤を散布する必要はなく、平年の根雪初日4週間前からの1回散布でも十分な効果がある。なお、散布後の薬剤が速やかに、かつ十分に茎葉に固着した...
要約 カーネーション夏秋切り栽培においてかん水施肥(養液土耕)は全層施肥に比べ養分吸収効率の向上から土壌負荷を低減できるが、作付前の土壌ECが低い場合には生産性を安定化させるために基肥の施用を必要と...
要約 市販されている有機質肥料の窒素無機化率は50~70%である。総施肥窒素量の半量を有機質肥料で代替えする減化学肥料栽培において、有機質肥料の窒素無機化率を考慮して施用すると、水稲の窒素吸収量は慣行栽...
軟X線照射を利用した10月咲き小ギク品種「青バイオ4号」の育成
要約 10月咲き小ギク品種「芳香」の茎頂培養由来無菌植物体に軟X線照射により突然変異を誘発して小ギク品種「青バイオ4号」を育成した。 キーワード キク、軟X線、組織培養 背景・ねらい 近年、青森県内にお...
軟X線照射を利用した夏秋咲き輪ギク品種「青バイオ1号」の育成
要約 白色夏秋咲き輪ギク品種「精雲」の茎頂培養由来無菌植物体に軟X線照射により突然変異を誘発して、淡黄色の夏秋咲き輪ギク品種を育成した。 キーワード キク、軟X線、組織培養 背景・ねらい 青森県内におい...
要約 「毛豆」の三品種を用いて、トンネルマルチと無被覆栽培の作型の組み合わせによる約3ヶ月間の連続収穫体系である。家族労働力2人、旬労働時間を64時間とすれば、この体系の最適な作型別作付面積の合計は39.4...
要約 近年、青森県県南地方のセイヨウナシ「ゼネラル・レクラーク」の果実や葉に発生している黒色~黒褐色の斑点症状は、Alternaria alternataに起因するセイヨウナシ黒斑病である。 キーワード セイヨウナシ黒斑...
青森県津軽地方におけるリンゴコカクモンハマキの発生回数の減少
要約 青森県津軽地方において、以前は年3回発生していたリンゴコカクモンハマキが、近年は年2回の発生パターンを示すように変化している。 キーワード リンゴ、リンゴコカクモンハマキ、発生回数、発生消長、フ...
背景・ねらい 日本におけるヤマトシジミ(以下シジミ)の主産地である小川原湖、十三湖の現在量、成長、発生状況等を調査することにより、シジミの現況を把握し、それぞれの湖の特徴を生かした資源管理に役立てる...
陸奥湾に生息するマボヤ筋膜体の一般成分および遊離アミノ酸の季節変動
背景・ねらい 青森県のマボヤ養殖の潜在的な生産能力は大きい。そこで、マボヤ筋膜体の原料特性の把握を通じて利用拡大に寄与することを目的として、青森県陸奥湾に生息するマボヤ筋膜体の一般成分および遊離アミ...
背景・ねらい
背景・ねらい