要約 水稲「まっしぐら」は、青森県では「中生の早」に属する粳品種で、「ゆめあかり」・「むつほまれ」より良食味でいもち病抵抗性が強く、「むつほまれ」より障害型耐冷性が強く、「ゆめあかり」より収量性が高い...
要約 「まっしぐら」は、“中生の早”の粳種で、耐冷性が“やや強”、いもち病抵抗性が“強”、食味は「つがるロマン」並の“上中”である。「ゆめあかり」よりいもち病抵抗性が強く、「むつほまれ」より耐冷性が強く、食...
要約 アシグロハモグリバエの寄主植物として、国内初確認となる12科16種を含む18科37種を確認した。被害が激しい植物と、雑草などほ場周辺での増殖場所となる可能性がある植物が明らかになった。 キーワード アシ...
要約 モニリア病やリンゴハダニ等を対象とした春期の病害虫防除において、効果の高い薬剤を組み合わせることで4月中旬の1回目と4月下旬の2回目の薬剤散布を統合して散布回数を1回削減する。これにより、春期...
要約 リンゴわい性台木「青台3」の繁殖は、挿し木より取り木の方が効率的であるが、挿し木繁殖性は挿し木箱を利用し、発根促進剤を処理することで高まる。 キーワード リンゴ、わい性台木、繁殖、青台3 背景・...
要約 雪に長期間埋もれていた下枝は、同一樹の上枝よりも開花が遅延し、果実肥大が劣る傾向にあるが、融雪促進剤を散布して消雪を早めることによって、下枝の開花の遅れが少なくなり、果実肥大への悪影響が軽減さ...
ベンタゾン液剤の除草効果と青森県大豆奨励品種における収量への影響
要約 ベンタゾン液剤の処理適期は雑草が10cm以下のときである。大豆2~3葉期に処理した場合、その減収程度は「おおすず」で数%程度、「オクシロメ」で1~2割程度である。また、イネ科雑草茎葉処理剤との混用では...
要約 地鶏に対するヘラオオバコ乾草の給与は、腹腔内脂肪率を減少させ、むね肉及びもも肉の色相角度を高め、浅胸筋の脂質過酸化度及び肝臓の酸化臭成分(ヘキサナール)の濃度を低減する効果がある。 キーワード ...
要約 ホタテ貝殻は卵用鶏のカルシウム給源として石灰石及びカキ殻と同様に利用可能である。 キーワード 卵用鶏、卵殻質、産卵率、飼料摂取量、ホタテ貝殻、カルシウム 背景・ねらい むつ湾におけるホタテ貝養殖は...
要約 育成率及び生存率がそれぞれ95.0及び95.8%、ヘンデイ産卵率が80.2%、43週齢卵重及び卵黄重がそれぞれ57.3g及び18.5gで、卵黄卵白重比が55.3%の青色卵実用鶏を開発した。 キーワード 卵用鶏、卵重、卵黄重...
要約 黄体ランクExcellent及びGoodの受卵牛に対し、移植当日に人絨毛性性腺刺激ホルモン(hCG)を投与することで受胎率は向上する。黄体ランクFairに対しては、発情後5~6日または、発情後14日目にhCGを投...
背景・ねらい 近年、日本の沿岸に多量の大型クラゲが多数来遊し、入網して漁網を破損し、魚を害して品質を低下させる等、漁業への被害が問題となっています。しかし、大型クラゲは塩クラゲに加工される以外利用は...
背景・ねらい 青森県の主要魚種であるホタテガイを原料として特色ある味噌様の水産発酵調味料(魚醢)を開発し、技術移転普及を計ることにより、水産物の新たな需要を開拓し、水産加工業の振興を図る。
成果の...
背景・ねらい スルメイカは、下北地域における魚種別漁獲量・金額の1位を占める最も重要な魚種であり、地域の食文化・食習慣にも大きな影響を与えている。下北地域では、急激に高齢化が進行しており、高齢者は、...
刺し網漁業操業海域における漁場(海底)水温とヒラメ漁獲状況について
背景・ねらい 多元的資源管理型漁業推進事業(複合的資源管理型漁業促進対策事業)の一環として、刺し網漁業改善調査のなかで、漁場マップ作りを進める一方、2001年から標本船の刺し網漁具に自記式水温・深度計を...
背景・ねらい サンマは重要な漁業対象種であるにもかかわらず、資源解析の基礎となる年齢構成が明確ではなかった。このため、耳石透明帯を観察して、資源の年齢構成と各年級群のサイズの年変動を明らかにした。ま...
背景・ねらい ほたてがい養殖は天然採苗で成り立っているが、年によって大きく変動する。卵形成の過程を明らかにし、早期採苗予測技術を確立する。
成果の内容・特徴
背景・ねらい 青森県日本海沿岸にはホンダワラ類藻場が広がり、沿岸水産資源の維持培養に重要な役割を果たしているが、近年衰退が著しい。このため、藻場を拡大し、磯根資源の生産増大を図る必要がある。そこで、...
背景・ねらい 回遊状況、海況、他地域の漁況などから短期的な各論として一部解析が行われてきたが、年魚であるスルメイカの一漁期を捉え、総論としての解析はなされていなかった。そこで漁獲変動に及ぼす重要な要...
ソリダゴの夏秋出し栽培(露地)における台刈り時期及び電照の効果
要約 ソリダゴの露地栽培では、5月中旬から7月中旬にかけての台刈りによって採花期を8月上旬から9月中旬まで拡大できる。また、台刈り直後から深夜4時間電照を6週間以上行うことによって切り花品質が向上し...