要約 各種農産物のうち、茶、シソ科ハーブ類、ブルーベリー葉、香酸柑橘果皮の80%エタノール抽出物はHL60細胞及び肝がん細胞3種の増殖を抑制する。さらにシソ科ハーブ類の抗酸化成分はがん細胞増殖抑制活性を有す...
堆肥を投入した施設圃場における宮崎型改良陽熱消毒法による大腸菌の消毒効果
要約 施設圃場において宮崎型改良陽熱消毒法を夏場に行うと、摂氏40度以上の地温(15cm)が2週間程度確保でき、大腸菌を接種した堆肥を施用しても土壌中の大腸菌は未検出となる。 キーワード 宮崎型改良陽熱消毒法...
要約 ラナンキュラス「Mホワイト」の吸水した球根を4週間冷蔵後、昼温20、夜温10、12時間日長で栽培した場合、花芽分化、発達は定植3日後に生長点肥厚、9日後にがく片分化期,15日後に花弁分化初期が始まり、18~2...
要約 秋ギク「神馬」の夜温別の再電照開始適期は総苞りん片形成後期を再電照適期とした場合、夜温18℃では消灯13日後、15℃では14日後、13℃では消灯16日後、10℃では消灯17日後が適期である。 キーワード 秋ギク、神...
キーワード カラーピーマン、着果制御、収量、主枝2本仕立て 背景・ねらい カラーピーマンは、近年の消費の多様化・高度化を背景に需要が伸びており、また販売単価も高値基調にあることから、消費者ニーズに対応...
要約 完全甘ガキ「太秋」を雨よけ栽培することで、汚損の発生が減少し、果実の外観が向上する。また、外観の低下を気にせず完熟で収穫できることから、果色が良く、糖度も高くなる。併せて防虫ネットをハウスサイ...
開花時期が7月中旬以降となった施設栽培キンカンの高品質果実生産のための秋期夜温管理法
要約 施設栽培キンカンでは、開花時期が7月中旬以降となった果実は、秋期の夜温が高いほど肥大が良好で、減酸もよく、食味も良好となる。着色、果実肥大および省エネ上から10月中旬からの加温開始は15程度が適し...
要約 飼料イネ「ミナミユタカ」(黄熟期)のホールクロップサイレージ(WCS)の消化率は粗蛋白質53.3%、可溶性無窒素物57.9%及び粗繊維で50.9%で、モーれつ種(糊熟期)に比べて低いものの黒毛和種繁殖牛へ粗飼料と...
要約 宮崎県産黒毛和種肥育牛のロース及び皮下脂肪には脂肪酸の中で旨みと関連の深いオレイン酸が最も多く含まれ、ロース部で49.2%を占める。また、遊離アミノ酸の旨み成分であるグルタミン酸及びアスパラギン酸...
要約 新たに開発した26個のDNAマーカーを用いることにより、葉身由来のDNAを試料として主要な国内登録品種を含む103のサツマイモ品種・系統を相互に識別できる。 キーワード サツマイモ、品種識別、DNAマーカー ...
線虫抵抗性で良食味の食用カンショ新品種候補系統「九州138号」
要約 カンショ「九州138号」は、いもの皮色や外観が優れ、線虫抵抗性を示す。蒸しいもの食味も良好である。 キーワード サツマイモ、食用、良食味、線虫抵抗性 背景・ねらい 徳島県では「高系14号」の選抜系統であ...
良食味でいもの外観が優れる食用カンショ新品種候補系統「べにはるか」
要約 カンショ「べにはるか」は蒸しいもの糖度が高く、食味は良好である。いもの外観が優れ、線虫抵抗性を示す。 キーワード サツマイモ、食用、良食味、糖度、線虫抵抗性 背景・ねらい 食用カンショの主力品種「...
高でん粉で醸造適性が優れる焼酎用カンショ新品種候補系統「ときまさり」
要約 カンショ「ときまさり」は原料当たりの純アルコール収得量が「コガネセンガン」より多く、焼酎は軽快な甘味とコク、いもの香りが強い特徴のある酒質である。サツマイモネコブ線虫抵抗性が優れ、でん粉歩留が...
要約 「九州135号」は「コガネセンガン」に比べ焼酎のコクに関する脂肪酸を多く含み、芋焼酎に特有な香気成分を多く含む。いもの収量はやや低いが、でん粉歩留まりが高い。また、生育期間を長くおくことで上いも...
焼酎原料用カンショ「コガネセンガン」の早掘栽培における多収技術
要約 焼酎原料用カンショ「コガネセンガン」の早掘栽培は疎植にした方が上いも収量が増える。また、ウイルスフリー化した「コガネセンガン」は早期肥大性が強く、早掘栽培に適する。 キーワード サツマイモ、コガ...
要約 早期水稲「コシヒカリ」において、総窒素施用量の60%程度を鶏ふんたい肥、残りの40%程度を緩効性肥料を基肥で施用すると、初年目から化学肥料単用以上の収量を確保でき、玄米タンパク質有率は化学肥料単用と...
小型藻類藻場の生産性の把握と藻場造成技術開発(小型直立海藻群落の生産性の評価)
背景・ねらい 藻場が昔から存在しない海域や、衰退してしまった海域にも見られる小型直立海藻群落も、イセエビ幼稚仔の生息適地となる等、水産上重要な機能を保有していると考えられている。この小型直立海藻群落...
小型藻類藻場の生産性の把握と藻場造成技術開発(イセエビ稚エビの成長に必要な餌料生物量の把握)
背景・ねらい 藻場が昔から存在しない海域や、衰退してしまった海域にも見られる小型直立海藻群落も、イセエビ幼稚仔の生息適地となる等、水産上重要な機能を保有していると考えられているが、その保全の意義を説...
背景・ねらい イワシ類の仔魚であるシラスの漁場形成は、海況や餌生物の分布に大きく左右されると考えられることから、漁場形成時の海況や餌生物の状況について解析し、統計的手法から漁場形成要因及び漁獲量の予...
背景・ねらい 宮崎県では、平成7年度より種苗生産技術開発に取り組み、現在では20万尾オーダーの種苗を生産するに至っている。しかし一方、種苗放流については、一部生態的知見は得られているが、放流魚の移動等...