摘要 アフリカにおける食料と栄養の安全保障促進に資するため、アフリカの食料問題解決のためのイネ、畑作物等の安定生産技術の開発に係る課題については中長期計画において【重要度:高】と位置づけ、研究資源を...
摘要 米の品種識別法に関しては、リアルタイムPCRによる品種の真贋と混入の有無を短時間に検出できる分析系を用いて、品種混合サンプルの品種構成(うるち米の主要30品種)を短時間に検出できるPCRアレイを確立し...
摘要 イネが生産する新奇SLの推定構造を提出した。類似の化合物をトウモロコシから単離した。セイヨウアブラナが分泌する根寄生植物Phelipanche ramosaの種子発芽刺激物質である2-PEITCとSLはそれぞれ独自に作用...
寒冷地の土地資源を活用した自給飼料の省力・省資源・生産利用技術の開発
摘要 寒冷地における省力・省資源自給飼料生産技術に関しては、a)飼料用トウモロコシについて、裏作に緑肥作物としてヘアリーベッチを導入することにより、トウモロコシのアーバスキュラー菌根の形成率が向上し、...
寒冷地の土地資源を活用した自給飼料の省力・省資源・生産利用技術の開発
摘要 寒冷地における省力・省資源自給飼料生産技術に関しては、a)飼料用トウモロコシについて、最適リン酸施肥量の策定に向けて、地上部乾物重とリン濃度の間には有意な相関関係があること、緑肥を導入すればアー...
b.病害虫の侵入・定着・まん延を阻止するための高精度検出・同定法の開発
摘要 侵入・拡大リスクが高く種子伝染性である植物病原細菌の検出技術の開発と動態解明のため、1)トウモロコシ萎凋細菌病菌用の既知のPCRプライマー1種及び血清が、国内における萎凋細菌病菌検出法として利用可...
b.汚染実態の把握に資する分析データの信頼性確保システムの確立及びリスク分析のための情報の収集・解析
摘要 1)ISOガイド34による標準物質生産者の認定を取得し、その品質システムで大豆、とうもろこしの標準物質の作製を進め、大豆については、GMO混入率が低い標準物質を作製した。2)小麦のDON、NIV、および精米...
(1)外来生物及び遺伝子組換え生物の生態系影響評価とリスク管理技術の開発
摘要 外来生物の生育・繁殖特性の解明、及び被害の実態把握を進め、外来植物の出現頻度と植物群落タイプの関係を解析した結果、人為的撹乱の高い植物群落に外来種が侵入しやすいことを明らかにした。またアレチウ...
サトウキビ等栽培環境における施肥窒素等の有効利用技術の開発と土砂・養分の動態解明
摘要 サトウキビの春植え栽培においては、慣行栽培の追加窒素分を肥効調節型肥料で施用すると、窒素施肥量を4割節減しても可製糖量は減収しないことが明らかになった。また、肥料の利用効率が高くなり、未利用分...
南米、アフリカ等の不良土壌における作物の適応機能の解明と栽培技術の開発
摘要 アフリカ稲の低リン酸耐性における遺伝的変異は大きく、特にIG10が低リン酸耐性に優れた品種である。イネにおいて、酸性土壌での生育阻害の主因であるアルミニウム(Al)過剰害は根表面のCaをAlが置換するこ...
摘要 ライゾボックスを用いて、作物のカリウム吸収能力の比較をした。供試土壌には愛知県知多郡南神戸の未耕地土壌(赤黄色土)を用い、ライゾボックスのCC(セントラルコンパートメント)にダイズ、ワタ、トウ...
摘要 栃木県西那須野町、塩原町においてトウモロコシ畑に生える強害雑草であるイチビを食べる昆虫相を調査した。調査はイチビの芽が出る5月下旬からイチビが実をつけ枯死する9月まで実施した。8年の結果と併せ...
アフリカ大陸における主要害虫の発生実態の解明と生物的防除法の開発
摘要 東部アフリカ地域の主食、トウモロコシに最も重大な被害を与えている害虫に侵入種のメイガ類がある。現在、この防除に天敵の利用が期待され、有用天敵種の探索をすすめている。また、移動性バッタ類の1種サ...
摘要 我が国の草地、農耕地には近年多くの外来の強害雑草が侵入し、拡散している。しかし、これら海外からの強害雑草は我が国に侵入してからの日が浅く、防除法は確立されていない。そこで、強害帰化雑草の天敵昆...
摘要 熱帯においても畑作物の線虫害は大きく、その被害回避法として農薬の使用を最小限にとどめて、作付体系、有機物施用などを組み合わせた耕種的防除法の確立が強く求められている。すなわちラッカセイ、ワタ、...
摘要 傷害サツマイモ塊根のフェニルアラニンアンモニアリアーゼ(PAL)に対する抗体と種々の作物および器官のPALとの反応性を調べた。反応性の高いのは傷害を受けたニンジン、キャッサバおよびジャガイモで...
遺伝資源利用による稲の育種(遺伝資源)―日中交雑系統の世代促進方法の検討―
摘要 中国雲南省農業科学院と熱研の共同研究で耐冷・耐病・多収品種の育成が行われている。育種材料の世代促進が行われている海南島を訪問し、世代促進栽培の検討を行った。海南島は北回帰線の南に位置し年平均気...