摘要 野菜・花きの種子は小粒で不整形のものが多く、かつ高価である。北海道では、近年、野菜・花きの生産が増大しているが、1粒ずつ正確に点播する安価な播種装置がないため、播種後の間引きや欠株の処理に多大...
作物残渣等の土壌ストック形成機能の評価と養分フローの動態解明(108)
摘要 未利用資源の有効利用を促進し、施肥窒素の節減を図るため、各種作物残渣を土壌に鋤込んだ際の跡作物による窒素利用率を、代表的土壌群毎に解明する。1)栽培条件としてスイートコーン(ピーターコーン)の...
摘要 オオナルコユリは栽培化が望まれる山菜であるが、種実をそのまま播種しても出芽までに1年半を要するなど、増殖に問題がある。そこで、種実の出芽を促進するため、60日以上の低温(4℃)処理をした後播種...
高温期における花き類の品質向上のための生育調節剤利用技術の開発(202)
摘要 これまで生育調節剤のキクの茎伸長・花色への影響、トルコギキョウの液体培養におけるロゼット化防止や生育への影響等について検討を行ってきた。4年度は、トルコギキョウの抽台率向上を目的として、流体播...
摘要 日射エネルギーの効率的利用技術の開発のため、キンギョソウを対象に光合成の光強度・温度反応及び反射フィルムマルチの効果を調べた。見かけの光合成速度は15℃前後で最大となり、光補償点は3klux前...
摘要 クロタラリア、マリーゴールドは5月下旬から8月上旬の播種(定植)により播種後60~70日でミナミネグサレセンチュウの土壌中密度を乾土20g当り2~3頭にまで低下させ、その後も減少させた。落花生...
さとうきびとの交雑によるスイ-トソルガム高糖性育種素材の開発(65)
摘要 昨年度委託先の沖縄県農試で採取されたさとうきび・ソルガム属間交雑種子を養成育苗後22組合せ105個体を圃場に定植し、播種後8カ月の時点で生育・糖蓄積特性を評価した。作出された後代のうちの10系...
摘要 交配母本の特性を明らかにするため、露地圃場にユリ41種、アリウム33種、フリチラリア11種、その他27種を定植して開花時期や主要形質の調査を行った。開花時期はフリチラリアが5月中旬、ユリが一部...
摘要 省力水稲不耕起栽培技術として、レンゲの空中窒素固定効果に加えて、レンゲ被覆による雑草抑制効果を利用し、除草剤と施肥の省略と作業の省力を図り、また、水稲の不耕起直播栽培における出芽・苗立の安定化...
摘要 クロマツ白紋羽病やキュウリ苗立枯病に対して、サクラ種子汚染菌の一種であるSordaria属菌が生物防除資材として有効であることを明かにし、論文にまとめた。また保存菌の中から新たに生物防除資材の...
孵化促進物質の利用によるダイズシストセンチュウ防除技術の確立(307)
摘要 各種植物の根浸出液、および播種土壌によるダイズシストセンチュウに対する孵化促進効果を調査した。根浸出液の卵に対しての孵化促進効果はだいず、あずき、クロタラリア、あずきで、シストに対する効果はク...
摘要 水稲の省力低コスト安定栽培技術として,折衷直播(乾直)技術の確立を図ることを目的とし,本年度は耕耘と同時に作溝し,散播後入水する作業方法について,その作業性及び収量性を調査した。作溝は条間21...
熱帯乾・雨期地帯における雑草の生態の解明と管理技術の開発(40)
摘要 ブラジル・サンパウロ州ボツカツ市周辺に分布する耕地雑草のさく葉標本の作成、種子の採集と発芽特性の調査を行った。現在までに畑雑草11種、水田産の野生ヒエ9系統について採種直後の発芽性を30℃・明...
摘要 線虫対抗植物のマリーゴールド,ギニアグラス等の9月播きでは昨年以上に生育が不良で,とくに地下部の乾物重は5月播きの1/2から1/3であった。播種後3か月の土壌中におけるミナミネグサレセンチュウ...
摘要 キクの日長反応の遺伝に関する基礎デ-タを得る目的で、14時間日長下で1次選抜を行った、夏秋ギク型スプレ-ギク系統間、並びに夏秋ギク型スプレ-ギク系統×秋ギク型スプレ-ギク系統の中で、14時間日...