12 緑肥等による赤黄色土の土壌改良技術の開発、1)緑肥による土壌改良技術の確立、(1) 緑肥の生育特性、環境適応性の把握(品種比較)
摘要 【目的】緑肥は、広い面積にも導入しやすく、大規模畑作営農における効率的な土壌改良が期待できる。しかし、地域に適した生育特性をもった緑肥や適した土壌環境については不明な点が多い。ここでは、緑肥の...
2 園芸品目における減農薬防除技術の開発、1) レンコンネモグリセンチュウ防除技術の開発、(3) 被害拡大防止対策の確立、① 周辺雑草における寄生状況
摘要 【目的】レンコンネモグリセンチュウによるレンコン黒皮症およびゆず肌症被害が本県レンコン産地の一部で発生している。ここでは、周辺雑草での本種の寄生を調査し、侵入拡大経路を明らかにする。、【成果】...
西南暖地の果菜類における農業に有用な生物多様性の管理技術の確立
摘要 (1)各県の取り組みで、ソルゴー上でヒエノアブラムシを餌とする捕食者群集が維持されること、障壁としてアブラムシ類に対する侵入阻止効果があることが明らかとなった。また、天敵温存植物として、ソバ、...
摘要 1)天敵ショクガタマバエを利用したバンカー法によるアブラムシ防除対策について、生産規模のなす夏秋栽培ハウスで実証試験を行い、バンカー植物としてのソルゴー、代替餌としてのヒエノアブラムシを準備す...
環境に配慮した小規模移動放牧における繁殖和牛の飼養管理技術、「地目,植生,放牧期別の養分摂取量と牧養力の解明」
摘要 目的:中国地方の中山間地域では,耕作放棄地対策の一環として繁殖和牛の小規模移動放牧が拡大してきている。しかし,様々な条件下での牧養力については明らかとなっていないため,県内の放牧地において地目...
摘要 ○生物多様性モニタリング調査:琵琶湖漁業の生産基盤である琵琶湖の生態系を、生物多様性(種多様性・遺伝子多様性)に配慮して総合的に修復するための技術開発研究に取り組んだ。○環境保全型栽培技術効率化...
摘要 目的:水稲および野菜の有機農作物等の生産技術を新たに確立し、「ふくしま型有機農産物」の生振興を図る。結果:(i)地域未利用資源の屑大豆とソバフスマを利用したぼかし肥料作りでは、ソバフスマと米糠を1...
摘要 低標高地帯において、季節生産性や栄養価の異なる牧草・飼料作物の草地を組み合わせて、栄養要求の異なる牛を無畜舎で周年放牧するための省力的草地管理技術を開発する。暖地型牧草バヒアグラス草地の乾物収...
摘要 9年度の研究成果情報「水田に発生するイネ科多年生雑草の葉による検索とシハロホップブチル剤への反応」の内、葉の形質による種の判定の部分を、「現場に持ち運べる」、「視覚で理解できる」資料として「草...
摘要 耐湿性に優れる5草種(リードカナリーグラス、トールフェスク、カラードギニアグラス、青刈りヒエ、オオクサキビ)をコンテナで栽培し、ミルキングパーラーから出る雑排水を模した水溶液を潅水し、その排水...
土壌生態系中におけるアレロパシー物質の動態と植物の生育制御(64)
摘要 植物から土壌生態系に放出されるアレロパシー物質の動態を把握し、これを利用した植物の生育制御を行う。プラントボックス法により、牧草や雑穀など約300種類を探索した結果、エンバク、アマ、ヒエ、アワ...
摘要 植生が耕作放棄棚田水田土壌に及ぼす影響評価の基礎として、放棄後の管理法と侵入する植生を調べた。放棄初年目の夏期にはヒエが全般に卓越するが、排水良好地ではメヒシバやアレチノギクが、排水不良地では...
摘要 "蒜山の現地調査圃場(とうもろこし圃)では、ワルナスビ、ヨウシュヤマゴボウの発生が顕著であった。特にワルナスビは、発生割合が年々増加しており、早急な防除法の確立が望まれていた。一方、イチビ、ヒ...
土壌生態系中におけるアレロパシー物質の動態と植物の生育制御(67)
摘要 アレロパシー活性の高い植物の検索のため、プラントボックス法とサンドイッチ法で各種植物を検定した。被覆植物の中では、コメツブウマゴヤシ、ヤムビーン、クズモドキ等が有望であった。水田畦畔や法面の雑...
水分ストレス耐性の生育ステージ別品種スペクトラムの生理学的解明(108)
摘要 転換畑に導入される可能性のある飼料作物について、その耐湿性の差異の生理学的要因を解析し、草種・品種間の位置づけを明らかにした。主要草種のほぼ全市販品種を対象に、種子の浸漬抵抗力、発芽時の酸素要...
熱帯乾・雨期地帯における雑草の生態の解明と管理技術の開発(40)
摘要 ブラジル・サンパウロ州ボツカツ市周辺に分布する耕地雑草のさく葉標本の作成、種子の採集と発芽特性の調査を行った。現在までに畑雑草11種、水田産の野生ヒエ9系統について採種直後の発芽性を30℃・明...
東南アジアの二期作田の水稲直播栽培における雑草発生相の解明(120)
摘要 東南アジアのかんがい水田では二期作が多く行われているが,近年急速に直播栽培技術の導入が図られている。各国とも直播栽培では雑草害の発生が大きな障害となっている。有効な防除対策を確立するためには,...