気候変動が果樹生産に及ぼす影響の機構解明及び温暖化対応技術の開発
摘要 温暖化影響を評価するマップや晩霜害、発育不良等への対応技術開発に関しては、 a) ビワについては、「長崎21号」の耐寒性(3月までに凍死しなかった果実の比率)は1~2月の最低気温と相関が高く、耐寒性80...
温暖化に対応した亜熱帯性花き・花木の省力・低コスト生産技術確立 、
摘要 1)ハイビスカスカクテルシリーズの品種特性把握 、 カクテルシリーズ(カクテルパープル、カクテルアイボリー、カクテルレッド)は、無施肥で比較的放任栽培ができる品目であり、実の数はパープルが多い...
土中出芽性・耐倒伏性に優れた直播適性品種の育成(育種材料の世代促進)
摘要 本研究では、石垣島の亜熱帯気候を利用して、年2~3世代の稲の世代促進、およびその過程での連続戻し交雑等を行う。2作型、3作型ともに、世代促進が無事進行され、2作2期は、各集団400g程度以上...
沖縄県における種苗知財戦略を核とした重イオンビーム照射による亜熱帯農作物の新品種育成と種苗生産
摘要 重イオンビーム照射により有用形質を持つパパイアとキクの変異体を作出するとともに、DNAマーカー開発を試みる。
摘要 観光農業に適した熱帯・亜熱帯原産の植物を選抜し、省力、低コスト栽培技術を開発する。本年度は、ポインセチアの無加温施設栽培の可能性を検討した。切枝に適する品種は「ジェスターレット」等葉が厚く小...
h.暖地における長距離移動性、新規発生等難防除害虫の発生メカニズムの解明と総合防除技術の開発
摘要 1)平成20年6月に西日本に飛来したヒメトビウンカは、薬剤感受性や保毒虫率が国内土着個体群の特性と明確に異なることから、中国江蘇省を飛来源とした海外移動であることを明らかにした。また、これが契機...
摘要 観光農業に適した熱帯・亜熱帯原産の品目を選抜し、省力、低コスト栽培技術を開発する。本年度は、無加温施設で観賞用トケイソウ、切り花用ポインセチアなどを栽培し、越冬が可能な品目及び品種を見出す。...
h.暖地における長距離移動性、新規発生等難防除害虫の発生メカニズムの解明と総合防除技術の開発
摘要 1)イネウンカ類の東~東南アジア地域個体群を各種20系統以上採集して薬剤感受性と抵抗性品種加害性を検定し、これらの特性は、地域によって明確な差違があることを明らかにした。フタテンチビヨコバイは、...
亜熱帯地域における夏秋期野菜、花きの安定生産システムの開発 3)キク周年生産システム及び品種の開発
摘要 目的:低コスト防風施設(平張施設)の有効利用を図るための周年生産システム及び品種の開発。計画:夏秋ギク品種の開発、3ヶ月短期栽培に適する伸長性秋ギク品種の開発、8月出荷作型の開発、作期短縮技術の...
3)熱帯・亜熱帯における重要病害虫に対する防除管理技術の開発
摘要 1) カンキツグリーニング病の実際の伝搬過程を閉鎖系で再現するために、ガラス室内の罹病樹上に産卵させた卵から羽化したグリーニング病細菌保毒ミカンキジラミ成虫の育成に成功した。2) ミカンキジラミを...
摘要 サトウキビ穂を焙煎処理し、抗酸化活性等を分析し、更には熱水抽出した飲料の嗜好性を評価する。また宮古産ヒマワリおよびツバキ種子より油脂類を抽出して搾油率および脂肪酸組成を分析し、その特性を明らか...
摘要 沖縄における夏秋期のキク生産は、平張施設を利用することで可能性がでてきている。これまで未導入であった夏秋ギクを県外から数多く導入し、耐暑性品種の選抜と人工交配によりオリジリナル品種の開発を行う...
摘要 沖縄における夏秋期のキク生産は、平張施設を利用することで可能性がでてきている。これまで未導入であった夏秋ギク品種を県外から数多く導入し、耐暑性品種の選抜と交雑育種によりオリジナル品種の開発を行...
摘要 低コスト防風施設は11月、12月出荷安定のために整備されてきたが、これまでの摘芯栽培では12月出荷後作が4~5月になる為、市場価格の不安定性などから作付け率が低い状況にある。そこで、市場価格の...
摘要 イチゴ、種なしスイカ、カーネーション、ユースチャリス、バレイショを対象に、亜熱帯気象条件に適応した安定生産技術を確立した。とくにイチゴについては、13年度までに確立した一連の栽培技術体系を現地農...
摘要 沖縄県におけるイチゴ「さちのか」の年内収穫には、短日夜冷処理による花芽分化促進処理が有効であり、また2段階採苗法による県内での良質苗生産が可能である。地温の高い沖縄県ではイチゴの根量は少なくな...
摘要 線虫による作物の被害は5~10%と推定されており、作物生産を低減させる大きな要因の一つとなっている。作物被害防止のため、有害線虫の種類を明らかにし、その発生実態を調査した。作物根辺から土壌を約...
摘要 桜島におけるマツノマダラカミキリの誘引捕獲調査を継続し,新たに拡大した枯損被害林分で捕獲されるマツノマダラカミキリの材線虫保持率が高いことを明らかにした。クロマツ,ヒノキ,クヌギを餌としたマツ...
熱帯・亜熱帯植物に発生するウイルス病の農作物への影響(49)
摘要 亜熱帯植物のウイルス病を分離・同定した。我が国初発や沖縄のみに発生するものもある。7~8年度:オクラからハイビスカス退緑斑ウイルス(HCRSV)とハイビスカス黄斑モザイクウイルス(HYMV)を分離し、抗血清...
亜熱帯沿岸海域における有毒・薬用魚介藻類資源の探索並びに資源評価(78)
摘要 熱帯、亜熱帯域には有毒生物が多数生息し、未知の有毒種や毒成分のある可能性がある。これまで、調査が行われてこなかった二枚貝類を中心にいろいろな海洋生物について、長崎大学と協力して毒性試験を実施し...